(続)№7 馬鹿陽気！大衆路線真っしぐら《キャノンボール・アダレー(as)》

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鬼のマイルスG脱退後、初アルバム！

開放感からか、極度の「陽気」プレイに！

大衆路線真っしぐら、路線は「Mercy～」へ！

 

一句

　“馬鹿陽気　のるほど遠のく　趣味のジャズ”

⑦『イン・サン・フランシスコ』(59)
《The Cannonball Adderley Quintet In San Francisco》
キャノンボール・アダレー(as)、

ナット・アダレー(cor)、ボビー・ティモンズ(p)、

サム・ジョーンズ(b)、ルイ・ヘイズ(ds)。
 

《Cannonball Adderley Blog紹介》

⑤『Things Are Getting Better』№5 情けない！染まるキャラ《キャノンボール・アダレー(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑥『In Chicago』(59)№6 鬼の居ぬ間に！傑作が《キャノンボール・アダレー(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

シスコの「ジャズワークショップ」でのライブ。
当⑦はキャノンボールの名盤、とされる。

私は、そうは思いたくないのです。

当⑦以降のキャノンボールが嫌いだから。

やたらと、馬鹿騒ぎな程に明るい。
 

太く・大きく、陽気に明るく開放的に。
というのが、彼の良さではあるが。
当⑦以降、とにかく底抜け過ぎの明る過ぎ。

客受けを狙ったパフォーマンス、とも思えるが。
この陽気さが、今後の音創りの本質を成していく。

58・59年、マイルスグループに在籍した。
当⑦は、グループ脱退後のプレイ。
鬼のカリスマ・マイルスから解き放たれ。

開放感から、極度の「陽気」プレイに陥ったか。

 

又、相棒のラッパ・弟分ナットとのコンビ。

今後の定番スタイルとなっていく。

オリジナル「Spontaneous Combustion」。
この曲で、今後の目指す方向性が観えてくる。
まさしく、大衆路線真っしぐらの音創り。

曲も・アドリブも、丸ごと底抜けに明るい。
この路線が全米ヒットとなる「Mercy Mercy　～」に続くのだが。
私にとっては、どうも不得手なもんで。
 

　一句

　“馬鹿陽気　のるほど遠のく　趣味のジャズ”

 

♪～♪ 　オリジナルの曲でアドリブも、丸ごと底抜けに明るいです。