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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№2 謹賀新年!これが80年ビバップだ《(和蘭)フェルディナンド・ポフェル(ts)》

♪~♪ 新年けましておめでとうございます。
  本年も、ご訪問ありがとうございます。
  ジャズブログ《らずだらじゃず》よろしくお願いします。♪~♪

  ジャズサックス「フェルディナンド・ポフェル」のレコード紹介です。
 
80年代ランダ、これがビバップだ!
「しゃかりき」にならず、折り目しく!
「すいすい」るんるん、何がい訳でもなく!
 
一句
 “るんるんと これがビバップだ 和に”

②『ビバッピン』(83)
《Beboppin'/Ferdinand Povel》
フェルディナンド・ポフェル(ts)、
ヴィム・オファーガウフ(g)、
フランス・エルセン(p)、ヴィクター・カイハツ(b)、ルウト・プロンク(ds)。
 
《Ferdinand Povel Blog紹介》

《オランダジャズ Blog紹介》

タイトルが「Beboppin'」である。
「これが、バップだ」といいたいのか。
演奏は、ほんまにビバップど真ん中。

オランダ部隊による83年の演奏。
80年代和蘭、今更「つめろ」ビバップか。
何とも信じ難い、摩訶不思議感覚だ。

皆様揃って「しゃかりき」にならない。
テナーは穏やかに、太く・どっしり。
慌てず・折り目しくビバップ、行け・進め。
71年の①、殴り掛かる音とは人のようだ。

ギターだって、素なシングルトーンで。
確実にしっかり弦を弾いていく。
流れるフレーズは「すいすい」リズミカルに。

ドラムだって、余計なことを「バタバタ」としない。
シンバルレガートが、確実に々と刻まれていく。

物足りないのはピアノ。
バッキングが「やぁあ~」と、だるい。
アタックが弱いから、リズムにのらない。
ソロだって「だらぁあ~」と、だらしない。

推しは、エルセン(p)のオリジナル・タイトル曲。
特に、何がい訳ではないのだが。
上述のとおりのプレイなんですが・・。
 
 一句
 “るんるんと これがビバップだ 和に”

これが、オランダ80年代のビバップです。
が、売りというか・・・。
 
♪~♪  「しゃかりき」にならない、「るんん」な和蘭ビバップです。


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