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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 叩くだけなら、騒音シンバル《ルイ・ヘイズ(ds)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
    ジャズドラム「ルイ・ヘイズ」のレコード紹介です。♪~♪

70年代、「ワシャア~ン」の騒音シンバル!
60年代、「ン・ゴン」腰の強いシンバル・レガート!
王道ドラム! 緊張感&刻むリズムの60年代!!
一句
   “ シンバルや 叩くだけなら 音に ”
③『ルイ・ヘイズ』(60)
《Louis Hayes》
ルイ・ヘイズ(ds)、ナット・アダレイ(tp)、ユセフ・ラティーフ(ts)、
バリー・ハリス(p)、サム・ジョーンズ(b)。
《Louis Hayes Blog紹介》

ヘイズ、初リーダ作。①から14年遡ったハード・バップ・真ん中の演奏。
①、②の70年代より、60年録音の③がよっぽどドラムらしい。
①、②は「ガシャ~ン・ワシャ~ン」シンバル叩きっ放し。
シンバル・レガートが少ない。
 
反対に③は60年らしく、シンバルレガートが止まない。
強く腰のある音が「ンゴン・グングン」とレガートを打ち続ける。
ベースの音と重なり、刻むリズムがイグイと背中を押す。

B.ハリスを除くメンバとヘイズは当時C.アダレイ(as)グループのメンバ。
息の合ったプレイは々とした安定感がある。
4バースのドラムは荒っぽいマックス・ローチ(ds)を思わせる。
キレ良くシッと決めてくる連打は、①②にはない凄味がある。

10年以上の間隔があるドラミングは、同じ人物のプレイとは思えない。
70年代の新たなドラム技法が良い訳ではない。
張感の高さでは当③(60年代)のドラムが優れている。
  一句
     “ シンバルや 叩くだけなら 音に ”

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