№2 厳かな重厚音“青きケリー”《ウィントン・ケリー(p)》

♪～♪ ご訪問ありがとうございます。
　ジャズピアノ「ウィントン・ケリー」のレコード紹介です。♪～♪
 

ベースソロ、フルートのゴルソン・ハーモニに！
厳かで・重厚な響き、ジャズ喫茶の花形曲！

そんな良き想い出を彷彿とさせる・・

一句

　“　想い出す　青きケリーの　ジャズ喫茶　”

②『ケリー・ブルー』(59)
《Kelly Blue/Wynton Kelly》
ウィントン・ケリー(p)、ナット・アダレー(cor)、

ボビー・ジャスパー(fl)、ベニー・ゴルソン(ts)、

ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)。
《Wynton Kelly Blog紹介》

①『Wynton Kelly』(58)　№1　コーン！弾むピンポン玉《ウィントン・ケリー(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

ベースソロからフルートのゴルソン・ハーモニ。

こんな粋で厳かな重厚音が響く１曲目。

 

淡々と進む分かり易いメロディーが堪らない。
引っ張りだこでジャズ喫茶に流れたのを想い出す。

A#3｢Green Dolphin Street｣。
ケリーは少し速めの曲が肌に合う。
「ポン・ポ～ン」弾むピンポン玉が転がる音。

こんなテンポが心地良いスピード感だ。

　一句

　“　想い出す　青きケリーの　ジャズ喫茶　”

当②はセクステット＆トリオの２セッション。
トリオは当時のマイルスグループのリズム陣。

①『Wynton Kelly』はフィリージョーのドラム。
「ジョリジョリ・バタバタ」の忙しいドラムだった。

当②のコブは音数少なくツボを押さえたドラム。
マイルスが起用したリズム陣の粋な音創りが聴ける。

B#2｢Keep It Moving｣、ゴルソン・ハーモニーが映える。
３ホーンの重厚音の隙間にピアノが顔を出し、そしてアドリヴへ。
ゴルソンハーモニーに同居したケリーとのバランスは御見事。

 

♪～♪ 　ゴルソンハーモニーに同居した粋なケリーのピアノをお楽しみ下さい。