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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 「あ~れぇえ~」アーヴィン節登場《ブッカー・アーヴィン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ブッカー・アーヴィン」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
ゆっくり・のったり曲でも、発的に吹上げ!
「あ~れぇえ~」と、音がフラット!
だらしない音、まるで「おちゃらけ」?!
一句
 “ だらしない 音が下がりし あ~れぇえ~と ”
②『クッキン』(60.11)
《Cookin'/Booker Ervin》
ブッカー・アーヴィン(ts)、リチャード・ウィリアムス(tp)、
ホレス・パーラン(p)、ダニー・リッチ・モンド(ds)、ジョージ・タッカー(b)。

タイトル『Cookin'』で閃くのは、100%イルスのレコード。
可愛そうなア-ヴィン、何でんこんなタイトルを。

メンバで注目したいのはH.パーランのピアノ。
パーランとの協演は主役・脇役で多くの作品がある。
共にミンガス・グループに在籍した人変人同士だからか。

パーランは小児麻痺により右手が自由なため、当り前の音が少ない。
ブチ切れコードの叩きつけが多く、迫力がある。
このブロックコードとアーヴィン節が良く合うから面白い。

この2作目ではアーヴィンが少しお披露目されている。
一揆に駆け昇るフレーズのケツの音、この音がフラットする。
妙竹林なこの手癖が少し聴ける。

特に、面白いのはスローテンポなA#3。
ゆっくり・のったりの流れで、突発的に吹き上げた音がフラット。
「あ~れぇえ~」こんな曲でも音を下げると、違和感だらけ。

「トゲトゲ」の痛々しい音のケツの処理が「だらしない」。
もう、「おちゃらけ」としか思えないのだが。
この癖が許せない方が多いのか? 国内では低評価。
 一句
 “ だらしない 音が下がりし あ~れぇえ~と ”
 
♪~♪ スローな曲でもフラットする面白さ「アーヴィン」を堪能して下さい

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