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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№5 今ここに誕生、最高傑作《ソニー・ロリンズ(ts)》

♪~♪ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。♪~♪ 

大らかな曲調に、ローチの「小」が彩りを。
のアドリブ構成力、ロリンズ・今ここに。
この1枚聴いたら、他には要らぬ・・・と。
 
一句
 “傑作や 彩る相棒 小テク”

⑤『サクソフォン・コロッサス』(56)
《Saxophone Colossus/Sonny Rollins》
ソニー・ロリンズ(ts)、トミー・フラナガン(p)、
ダグ・ワトキンス(b)、マックス・ローチ(ds)
 
《Sonny Rollins Blog紹介》

《Max Roach(ds) Blog紹介》

何年振りか、このレコードを目にするのは。
安らぎのジャズの故に還ったような。
ほっとする安心感で、聴かせてくれる。

針を下すや、ゆったりとドラムソロが響く。
これがロリンズの最高作、だとアピールしてくるようだ。

太く・明るく・大らかに、テナーが轟く。
「St.Thomas」のメロディーが青空を駆ける。
そして、羽ばたき宙を舞う。

「やっぱりいい曲だ、いい演奏だ」。
と、聴く度にかな心地にさせてくれる。

特に「いいねぇ~」と思うのは、ローチのドラム。
単純・単発で叩かれるドラムではある。
リプソのリズムが焦ることもなく、リズミカルに刻まれていく。

大らかなテナーの曲調に、彩を創り込むのは。
ローチの「小」を効かせたテク。
工夫を凝らした繊細な小技にハッとさせられる。

ドラムソロは「スネア」ONで、新たな展開に。
ゆったりテナーは、一揆に盛上げフェイズに。
激テナー&発掛け捲りのドラムで、湧きに沸く。

鮮やかな色の創込みを、ドラムが牽引する。
即興のスリルが「ひしひし」と伝わってくる。
あえて、ローチ&ロリンズの凄さを思い知った。
 
 一句
 “傑作や 彩る相棒 小テク”
 
所有のロリンズ約30枚で、ベストワンの1枚。
こんなプレイは、何度練習したら出来るのか。
と、つい・・・素人なりに思ったりもする。
まさに、究のアドリブ構成力と言いたい。
 
♪~♪  何度聴いても、やっぱ「素らしい」としか言いようがありません。


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