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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№21 安物と、思わずに・・《ソニー・ロリンズ(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。~♪
 
映画「ルフィー」を、アレンジした1枚。
敬遠しがちの物の臭い、ぷんぷんするが。
Doxy風返しメロディー、つい「ほっ」と。
 
一句
 “ひょっとして 聴いてく アルフィーか”


21『アルフィー』(66)
《Original Music From The Score "Alfie"/Sonny Rollins》
ソニー・ロリンズ(ts)、J.J.ジョンソン(tb)、
ケニー・バレル(g)、フランキー・ダンロップ(ds)、
ウォルター・ブッカー(b)、ロジャー・ケラウェイ(p)、他。

《Sonny Rollins Blog紹介》

《Kenny Burrell(g) Blog紹介》

何ともかしいテーマが流れる。
若き頃に、何度も回したレコードである。

「Doxy」を思わせる曲は「Alfie's Theme」。
「ほっ」とさせる返しのメロディーが流れる。
癒される「のほん」の感覚である。
出来る方って、作曲でも編曲でも立派なもんだ。

愉快に・コミカルに、るんるん・・と。
一貫したロリンズの個性は、だだれだ。
やっぱロリンズって、親近感が湧くなぁ~と。
勝手に思い込んでしまう。

イギリス映画「アルフィー」。
作編曲の全てを、ロリンズが実施。
曲をビッグコンボにレンジしたのが当⑳。

というと、つい物の臭いがするアルバム。
ジャズ愛好家の皆様は敬遠しがちのようで。
でも、勿体無いのです。
「Alfie's Theme」なんて、いかにもロリンズらしいのプレイです。

今回のギターは、J.ホールからバレルに交替。
バレルのギターソロが々しい。
まさに男臭さのロリンズを打ち消すように。
新たなロリンズが観れるようで面白い。
 
 一句
 “ひょっとして 聴いてく アルフィーか”

ロリンズのアドリブは、一環して変わらない。
天烈・途切れっ放しは『Bridge』以降と同じ。
映画には使っていない演奏だが。
このままでは、とても映画には使えないでしょう。
 
♪~  「Doxy」のような繰返しフレーズ、「んわか」感が何ともいいです。


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