だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 「ASHANTI.」への献身《アルヴィン・クイーン(ds)》

アフリカ・ガーナ「シャンティ族への献身」
ライオン、アフリカ象の大群!暴走!鳴!
ドラム??西洋楽器を忘れ、族リズムを叩き出す!
一句
      “ アシャンティへの 想いをリズムで き出せ ”
②『アシャンティ』(81)
《Ashanti./Alvin Queen》
YouTubeリンク》
《 https://youtu.be/0DRQIMu8W00?list=RD0DRQIMu8W00 》
アルヴィン・クイーン(ds)、ビリー・サクストン(ts)、
ジェイムス・スポールディング(as,fl)、ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp,flh)、
ジョン・ヒックス(p)、レイ・ドラモンド(b)。

『ASHANTI』、ガーナ共和国・アシャンティ州。
アシャンティの連合王国で栄えた地域。
ジャケット裏面に「このアルバムをアシャンティ族に捧げる」と掲載。
テーマ曲はアフリカ民族的メロディーに溢れている。
ドラムソロは近代西洋楽器であることを忘れる程の族リズムを叩き出す。

一句      “ アシャンティへの 想いをリズムで き出せ ”

リズム陣は、サクストンのリーダ作『Beneath The Surface』と同じ。
これにダスコ(tp)とスポ-ルディング(as)を加えた作品ともいえる。
サクストンはここでも変わらない、を剥き出し・吠える・悶える。
スポールディングは、とてもアルトとは思えない程、太く・ゴツイ音。

広大な大地をライオン、アフリカ象が群れを成し、暴れまくるように・・。
ドラム、サックス、ピアノ・・が荒々しく音をかます。
その轟音の中で際立つのが「々しい」ダスコのトランペット。
ダスコの音は他の連中に負けず、力強く・勢いのある音。
だが、ユーゴ・ケドニアの血は強さの中に清々しい哀愁感を込める。
 
「アシャンティ族への献身」このコンセプトを如何なく表現した力作である。

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