情報通信白書というものを見る機会があった。
この中で、
災害に強い消防防災ネットワークの整備 という項があり、以下のように書かれている。
「
大規模災害時には、地方公共団体が把握した災害の規模や被害の概況を国が迅速かつ的確に把握し、緊急消防援助隊の出動その他の災害応急対策を迅速に講じることが重要である。このため、災害時においても通信を確実に確保し、情報の収集及び伝達を迅速かつ確実に行うべく、国、都道府県、市町村等においては、加入電話、携帯電話等の公衆網及び専用線等を使用するほか、災害に強くふくそうのおそれのない自営網である消防防災通信ネットワークを整備している(図表3-4-5-1)。
」
ここに掲載されている図や、実際に県の総合防災訓練などを見る限り、かなりの天変地異でも情報伝達のネットワークが早期に確保されそうだと思う。

それでは、わがアマチュア無線家の出番はほとんど無くなるかというと、そうではないと思う。
この図では、被災者に最も近い部分がほとんどというか全く描かれていない。
現場に近いところの情報伝達は、いったいどうやって行なうのだろう。
混乱した現場では、携帯電話が使えないか、使いにくいというのは能登半島地震などで学んだはずである。
この部分に、アマチュア無線をはじめとした無線が役立つのではないだろうか。
でも、アマチュア無線の現状は?と平常時において周りを見渡してみると・・、
・アマチュア無線家の減少および高齢化
・日ごろからの無線運用時間の減少
・ハム同士の孤立化・クラブの減少
と、「いざ」というときにおそらくハムのネットワークもうまく機能しないだろう。と想像される。
一体、どうすればよいだろう。。
加えて、被災現場で、無線だけをしているわけにはいかないし、その場面も少ないとなれば、それ以外の技術、特に電気技術も習得しておく必要があると思う。
・電気一般の配線や修繕
・コンピュータなどのネットワーク構築
など、昨今のアマチュア無線とも密接に関連している技術はもちろん、テント間の連絡などにもしかしたら、無線LANなども必要になるかもしれない。
それも、ドタバタしている最中では、あるもので間に合わせる応用力が必要である。
そういう意識を持ってアマチュア無線を楽しむだけでも、かなり奥深いと思う。
趣味の王様 というのはこういうところから来ているんだろうな、と思う。
買ってきた無線機とアンテナで、ただご近所と交信しているだけのアマチュア無線だときっと有事の際には、何にも役に立たないだろうなぁ。などという気もする。
私の所属するクラブでは、こういうことはないと思っているのだが・・。HW?
訓練ではもちろんのこと、日ごろの生活においても我々アマチュア無線家が楽しく運用し、その有用性をもっとPRしていかなければいけないだろう。
目的意識を持って、アマチュア無線を運用したいと思う今日この頃・・。
この中で、
災害に強い消防防災ネットワークの整備 という項があり、以下のように書かれている。
「
大規模災害時には、地方公共団体が把握した災害の規模や被害の概況を国が迅速かつ的確に把握し、緊急消防援助隊の出動その他の災害応急対策を迅速に講じることが重要である。このため、災害時においても通信を確実に確保し、情報の収集及び伝達を迅速かつ確実に行うべく、国、都道府県、市町村等においては、加入電話、携帯電話等の公衆網及び専用線等を使用するほか、災害に強くふくそうのおそれのない自営網である消防防災通信ネットワークを整備している(図表3-4-5-1)。
」
ここに掲載されている図や、実際に県の総合防災訓練などを見る限り、かなりの天変地異でも情報伝達のネットワークが早期に確保されそうだと思う。

それでは、わがアマチュア無線家の出番はほとんど無くなるかというと、そうではないと思う。
この図では、被災者に最も近い部分がほとんどというか全く描かれていない。
現場に近いところの情報伝達は、いったいどうやって行なうのだろう。
混乱した現場では、携帯電話が使えないか、使いにくいというのは能登半島地震などで学んだはずである。
この部分に、アマチュア無線をはじめとした無線が役立つのではないだろうか。
でも、アマチュア無線の現状は?と平常時において周りを見渡してみると・・、
・アマチュア無線家の減少および高齢化
・日ごろからの無線運用時間の減少
・ハム同士の孤立化・クラブの減少
と、「いざ」というときにおそらくハムのネットワークもうまく機能しないだろう。と想像される。
一体、どうすればよいだろう。。
加えて、被災現場で、無線だけをしているわけにはいかないし、その場面も少ないとなれば、それ以外の技術、特に電気技術も習得しておく必要があると思う。
・電気一般の配線や修繕
・コンピュータなどのネットワーク構築
など、昨今のアマチュア無線とも密接に関連している技術はもちろん、テント間の連絡などにもしかしたら、無線LANなども必要になるかもしれない。
それも、ドタバタしている最中では、あるもので間に合わせる応用力が必要である。
そういう意識を持ってアマチュア無線を楽しむだけでも、かなり奥深いと思う。
趣味の王様 というのはこういうところから来ているんだろうな、と思う。
買ってきた無線機とアンテナで、ただご近所と交信しているだけのアマチュア無線だときっと有事の際には、何にも役に立たないだろうなぁ。などという気もする。
私の所属するクラブでは、こういうことはないと思っているのだが・・。HW?
訓練ではもちろんのこと、日ごろの生活においても我々アマチュア無線家が楽しく運用し、その有用性をもっとPRしていかなければいけないだろう。
目的意識を持って、アマチュア無線を運用したいと思う今日この頃・・。