シルバー画日記

人生「第3期 喪失の時代」をFBに過ごそうと思っています。

研修会

2012-11-18 18:52:43 | Weblog

昨日は雨、今日は晴天に恵まれました。

県内の要約筆記者49名を対象に、某全国紙の高松支局長にお越し頂き
「新聞記者の気をつけていること」と題して講演をお願いしました。

午後は、「今後の要約筆記について」と「要約の必要性」を勉強しました。

私は、要約筆記の難しさはリアルタイムに処理することにあると思っています。
話し言葉と書き言葉のスピード差をリアルタイムで処理するため
話し言葉の要約が必要なことは当たり前のことです。

しかし、一方で発する話し言葉の本当に言いたいことは2割に満たないと
いうことも、自分が話し手の立場になるとよく分かる気がします。
なので、話し手の言いたいことを捕らえれば十分書けることになります。


記者の話の中で「大事なこと、一番に伝えたいことは最初に書く」と
お話しされましたが、そこにも記事全体の要約文が表現されています。

現役時代に経験した特許の文章も内容を明確にするために、細かな表現である意味、長々と
詳細が記述されますが、最初に要約文があり特許の内容が分かるように
構成されています。

まずは、話し手の本当に言いたいことを聞き取り、表出し、余裕があれば補足、例文、ニュアンスを
付け加えればと思います。

要約の必要性は、話の内容の鮮明化にあると思っていますが
どんな話がされても内容が理解できる聴力と能力を育てるには
日々の努力の必要性を改めて思い起こしました。


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