沖縄対策本部

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最新記事は日本沖縄政策研究フォーラムを御覧ください。

JSN■9月16日アモイ海域で中台連合海上捜索救難演習実施

2010年09月17日 20時45分17秒 | 中国軍拡

■9月16日アモイ海域で中台連合海上捜索救難演習実施

先日メルマガで紹介した、
●中台艦艇、統一旗を掲げて合同演習を実施
http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/e/200d2b55ae9da29eb749f6892e98f9ef

中台合同演習の最新記事をみつけましたので紹介します。
今回は、記者会見を行ったようです。

●<処ヲ岸海上 合搜救演 9月16日将在厦金海域 行>
(9月16日アモイ海域で中台連合海上捜索救難演習実施)
http://news.sohu.com/20100915/n274948889.shtml

 

 日本を愛する皆様! 是非入会をお願いいたします。

JSN代表 仲村

■シナの侵略から沖縄を守る全国1000人防衛委員会
(ホームページ開設しました。申し込みも可能です。)
http://okinawa-defense1000.jimdo.com/

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【緊急拡散依頼】JSN■梁光烈は軍隊に命令:万全を尽くして軍事闘争の準備をせよ!

2010年09月15日 17時55分37秒 | 中国軍拡

梁光烈は軍隊に命令:万全を尽くして軍事闘争の準備をせよ!

先日の情報分析により、今は梁光烈の動きを知る事が重要だと思い、中国語のサイトを
いろいろ調べておりました。

そこで、人民解放軍の沖縄侵略の方針らしき記事を見つけましたので、鳴霞さんに

信憑性を確認してもらいました。

この記事は、

この記事は、文匯報という香港の共産党新聞社に所属する記者が書いた。
掲載しているChaina.com(中華網)というサイトは、中共本土の最大サイトである。

との事で、鳴霞さんによると、ほぼ公式情報とのことです。

事の真偽を確認する術はありませんが、このような情報が中共で流れているという事
を知る事は、日本人として知っておくべきだと思います。

是非、拡散にご協力をお願いします。

暗い情報を提供しているようで、訳していても本当に心苦しいのですが、

まずは現実を直視する事から日本の再建は始まると信じています。

以下、私が機械訳+@をしました。

(JSN代表 仲村)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

http://club.china.com/data/thread/1011/2717/68/28/7_1.html


【中華フォーラム】 梁光烈は軍隊に命令:万全を尽くして軍事闘争の準備をせよ!

核心の注意

中国の国防部長の梁光烈は、中央政治局の拡大会議の上で満面憤怒して、日本のやつが

このように高慢だと激怒して、軍隊に万全を尽くして軍事闘争準備するように命じました。

一、 香港《文匯報》の北京に居住する記者の報告:
   (注釈:文匯報:香港の共産党新聞 http://wenweipo.com/


9月7日午前、日本の海上保安庁の3隻の巡視船は魚釣島近くの海域で1隻の中国のトロー

ル漁船に船体を衝突させる方法で、強制的に進路を妨害しました。この中国漁船は損傷

を受けました。

日本と中国の船が衝突が日本のメディアで報道された後に中国側を逮捕しました。


1、中国側は、外交部が強烈な抗議を行う一方、政治局では委員会、更に中央軍事委員も

緊急会議を開催しました。

合意事項:魚釣島と琉球群島は中国領土であり、核心的利益である。決して譲歩しませ

ん。会議では以下の事を決定します:処理原則――先に礼を尽くしてもだめなら武力を

行使する。(先礼後兵)


(1)外交上では私たちの原則的立場を明確にするよう努力する事。

(2)日本と東シナ海の共同開発と国境の交渉を停止する事。

(3)軍隊は、万全を尽くして軍事闘争の準備をする事。


2、中国の国防部長の梁光烈、会議の席上で満面激怒してどなりました。
 「日本やろうは傲慢だ、ぶちのめしてやれ。すぐさま、東海艦隊には戦闘準備命令を出せ。
  第二砲兵は、東北及び東シナ海沿岸に集結せよ!」

3.極めつけの秘密:中国は奪回した魚釣島にレーザー基地を建設します。
 --200海里の範囲は射撃場です。--侵入者は必ず殺します!

二、それはそれ、これはこれ(訳が難しいですが。。。)

(1)魚釣島と琉球群島とその他の島々の奪還、これは一つの事
(2)日本との経済協力、これは一つ事
(3)いわゆる、日中友好、これもまた一つの事

これら3件は、関連のない個別の事である。

魚釣島奪回、琉球列島は尊厳ある主権国であり、核心的利益であり侵犯問題を許さない。
必ず打倒せよ!

(仲村注釈:日本から沖縄を奪いとるが、それと関係なく、日中友好、経済協力は継続
する方針とのことです。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~<本文>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梁光烈命令军队:作好军事斗争的准备。。。
/来自中华网社区 club.china.com/
 
            核心提示
 
    中国国防部长梁光烈,在中央政治局扩大会议上满脸愤怒,
  认为小日本如此狂妄,命令军队作好军事斗争的准备。。。
 
   一、 据香港《文汇报》住北京记者述:
 
  
9月7日上午,日本海上保安厅三艘巡逻船在钓鱼岛附近海域冲撞一艘中国拖网渔船,
 并采取了用船体相撞的方式强行拦截这艘中国渔船,致使这艘中国渔船受损。

日媒曝光中日撞船后逮捕中方...
 
1、中国方面除了外交部提出强烈抗议外,政治局上委和军委还召开了应急会议。
   会上意见一致:钓鱼岛以及整个流球群岛均属于中国的固有领土,属中国核心利益,绝不退让。
   会议作出如下决定:处理原则是——先礼后兵。
 
    (1)、努力从外交上阐明我原则立场;
 
    (2)、终止与日的东海共识协商和东海边界谈判;
 
    (3)、军队作好东海战斗准备。


2、中国国防部长梁光烈,在会上满脸愤怒,吼道:“小日本如此狂妄,炮平他。。。”。
    随即命令东海舰队作好充分战斗准备,二炮在东北及东海沿岸集结。。。


3 、还透点秘密:中国准备拿回钓鱼岛作为激光试验基地
    ——200海里范围内为靶场——进者必屠!嘿、嘿!!!
 

二、各干各的——
 
(1)、拿回钓鱼台与流球群岛系列岛屿是一件事;
(2)、与日本经济合作是一件事;
(3)、所谓中日友好又是一件事。
 
三件事风牛马不相及,夺回钓鱼台、流球系列岛屿是主权国格核心利益不容侵犯问题,必须打!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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【緊急拡散依頼】JSN■<梁光烈(国防部長)土曜日に帰国し作戦会議を開き 中央対日最後通牒を出した>

2010年09月14日 17時52分34秒 | 中国軍拡

本日も鳴霞さんより、中共内部の動きに関する貴重な情報をいただきました。

◎9月18日から日本製品の不買運動が予定されている。

◎10月1日に日本大使館に対する抗議デモを予定している。
 そのために、ネットで投げつけるための石やレンガ、卵などの募集が行われている。

両方ともネット確認されたそうです。

今後、反日感情を煽るプロパガンダが広がっていく可能性が出てきました。

そして、最も重大の情報、尖閣諸島に関する中国人民解放軍の本音に関する情報もいただきました。

下記に訳文と原文を記載いたしました。

文中は、度々「私の見解によると」という文言が記載されていますが、鳴霞さんによるとこの記事は、

人民解放軍の内部情報を入手できる立場にいる人が書いたと思われ、かなり信憑性の高い情報とのことです。

その記事によると、12日未明の丹羽宇一郎中国大使への抗議は、実質最後通牒だったとのことです。

その裏事情は次のように趣旨が書かれています。


「11日の夜に、南米から帰国した梁光烈国防部長がその日の夜、緊急作戦会議を開催しました。」

「その会議で、中央政府尖閣諸島を強制的に奪う方針を決定したため、深夜にもかかわらず、

国務大臣に命じて、日本大使へ最後通牒を告げました。」


「現時点では既に、例え日本が人(船長・船員)を釈放しようが、勾留を続けようが中国中央政府が

尖閣諸島を強制的に奪うという方針が変わる事はありません。」


「釈放した場合は、尖閣諸島のみを奪回し、東シナ海の共同開発を停止し、

釈放しない場合は、カイロ宣言を根拠に琉球へ直接出兵し、琉球群島を取り返します。」

 


上記の要約でも鳥肌の立つ内容です。

民主党の新総裁がきまり、日本政府が混沌とした隙に中国共産党が動く可能性が高くなっています。

日本国民は、国内で派閥争いをしている場合ではありません。

挙国一致で尖閣諸島、沖縄を守るために立ち上がる時です。

まずは、中国の沖縄侵略の意図が明確にある事を伝えなければなりません。

そして、日本国民が声を上げて、尖閣諸島防衛のために自衛隊の緊急配備を実行しなければなりません。


訳文は、鳴霞さんのアドバイスをいただきながら私が機械訳をいたしました。

この情報は100%正しいと断定できるワケではありません。

誤報である事を願うばかりですが、誤報である事を願うばかりですが、中国語のネットでは出回っている情報であり、

鳴霞さんが信憑性が高いと判断した情報です。

日本政府が早急に自衛隊を出動できる体制をとるためにも、政治家、防衛庁、マスコミへこの情報を拡散をお願いします。

(JSN代表 仲村)

------------【訳文】------------

<梁光烈(国防部長)土曜日に帰国し作戦会議を開き 中央対日最後通牒を出した>
 http://www.milchina.com/2010/0913/4866.htm

梁光烈国防部長


解放軍のニュースによると梁光烈国防部長は、9月8日ブラジルの国防部長に会見した

時間からすれば、メキシコとコロンビアの訪問の両方で基本的に3日間です。

それは、納得できる事と理解します。


梁光烈国防部長は、9月10日に正しいブラジルの訪問を終わって、

遅くても9月11日には帰国しました。(11日夜に作戦会議)


新華社通信によると、9月12日未明、戴秉国国務委員は、

釣魚島海域で日本が不法に中国の漁船と船員逮捕したことに対して、

緊急に日本の駐中国大使丹羽宇一郎を呼びつけ、中国政府の厳正な立場と重大な関心を表明し、

日本政府が状況判断を誤る事なく、賢明な政治決断をし、即、に中国の漁師や漁船を返すよう

求めました。


私個人の分析では、梁光烈国防部長は帰国後、

即軍事委員会を招集し作戦会議を開催しました。

それから、政治局に審議を通すように申請しました。

中央政府は、強制的に魚釣島を取り戻すことを決定しました。

会議を終了すると、外交を担当する国務委員は、中央政府の委託を受け、日本への最後通牒を出しました。

これは、本人の公開情報に基づいて分析した事です。

手薄な所はどうぞネットの友達から証拠を指摘して頂きます。

しかし、私の関心は今、日本が漁船と漁民を釈放した場合、中国がこの問題を終わらせるかという事にあります。

しかし日本は、楊外務大臣の警告を顧みずに、船長の抑留期間の延長を執行する事を決めました。

だから言います。

日本が今、釈放するかしないかにかかわらず、中国は大きな面子を失いました。

これは、私の個人的な見解ですが、日本が人(船長、船員)を釈放するかどうかにかかわらず中国が、

この機会を利用して魚釣島を奪い返す方針が変わることはありません。

釈放した場合、現在、釣魚島だけを奪回してと東シナ海で共同開発を停止します。

釈放しない場合、カイロ宣言を根拠にして、琉球へ直接出兵して琉球群島を取替します。

この一戦どちらかで強いかわかります。

中途半端はいらない、最後まで徹底して戦え!

 

------------【原文】------------

<梁光烈周六回国开作战会议 中央对日发最后通谍>
http://www.milchina.com/2010/0913/4866.htm

根据解放军消息,梁光烈防长9月8日与巴西国防部长会唔时间上来看,由于对墨西哥、哥伦比亚的访问都基本是三天,那么据此同理分析,梁光烈在9月10日应该结束对巴西的访问,最迟在9月11日回国。

新华社消息,9月12日凌晨,戴秉国国务委员就日方在钓鱼岛海域非法抓扣中国渔船和船员紧急召见日本驻华大使丹羽宇一郎,郑重表明中国政府的重大关切和严正立场,敦促日方不要误判形势,作出明智的政治决断,立即送还中国渔民和渔船。

我个人分析认为,梁光烈回国后军委连应该就召开了作战会议,然后提请政治局审议通过,中央决定强行夺回钓鱼岛。会议开完,分管外交的国务委员戴秉国受中央委托向日本发出最后通谍。

此上是本人根据公开资料进行分析,不足之处请网友们指证。但我现在关注的是,如果日本现在放了人和船,难道中国就不了了之。这可是日本不顾杨外长的警告,执行决定拘留中国船长后来又将拘留期延长十天。所以说,无伦日本现在放不放人,中国现在面子都丢大了。

因此,我个人建议,无论日本放不放人,中国趁这此良机夺回钓鱼岛方针不变日本放人,我们目前只夺回钓鱼岛和在东海停止共同开发;日本不放人,就直接发兵硫球,按开罗宣言收复硫球群岛。

是英雄还是狗熊,就在此一战,请中央外事领导小组成员这次一硬到底,不要中途而泄。


JSN■中国:武装艦で威嚇「拿捕の漁船解放せよ」一触即発の海

2010年07月28日 09時22分58秒 | 中国軍拡

■中国:武装艦で威嚇「拿捕の漁船解放せよ」 一触即発の海

●南シナ海は、完全に中国の海になろうとしている

 「南シナ海」は、東沙諸島・西沙諸島・中沙諸島・南沙諸島の「四つの諸島」が
あります。その「四つの諸島」を中国は制し、「南シナ海」は、今、完全に中国
の海になろうとしている。

東沙諸島は、台湾が領有していますが、ベトナムが領有を主張してきた西沙諸島
は、1970年から1980年代にかけて、ベトナム戦争停戦後、米軍が撤退してから中
国が進出。

フィリピンが領有を主張してきた中沙諸島は、1980年代~1990年代、フィリピン
から米軍基地が撤退後、中国が進出し支配。

そして、インドネシアなどが領有を主張してきた南沙諸島は、2000年~2010年、
つまり現在、完全に中国が支配しようとしている。それを物語る事件が最後に引
用している記事だ。

中国は、「南シナ海は中国の核心的利益」と主張しているが、「核心的利益」と
は、チベットに対しても使ってきた言葉であり、中国が最終的に南シナ海を領有、
支配段階に入ったことを意味している。

今回の毎日新聞の記事は、『インドネシア海軍艦船に対し、中国の白い大型漁業
監視船が、「拿捕した中国漁船を解放しなければ攻撃する」と警告』と書いてい
る。

インドネシア海軍艦船が、拿捕したのは、軍事訓練を受けた海上民兵であろう。
中国は、中沙諸島でも漁民を守ると称して軍艦を出し、力で支配するやり方で領
有化してきたからだ。今回のインドネシアに対しても同じである。

本来日本は、今回のインドネシアの中国に対する姿勢をアジア諸国、アメリカな
どに働きかけ支持しなければならない。なぜなら、南シナ海は、日本のシーレー
ンであり経済を左右する海である。

中国に南シナ海を支配されることは、日本経済が中国に支配されることを意味し
ている。

●このままでは南シナ海で今起こったことが東シナ海・西太平洋で起こる

すでに東シナ海や西太平洋に進出し、軍事訓練を始めている中国。

先日もメルマガで紹介したが、すでに東シナ海は中国漁が、常時20隻が航行する
海域となり、日本漁船も近づけない現状になっている。

中国漁船に乗っているのは、漁民ではなく軍事訓練を受けた海上民兵である。
漁船に警告をすれば、その漁民を守るために中国は軍艦を覇権する。

今、東シナ海へ近づく日本船は、海上保安庁が取り締まり近づけさせない。
日本政府も「中国を執拗に刺激しない」、中国への「事なかれ主義政策」によっ
て中国へ対する抗議すらしない。

(JSN副代表・ささき)

◆中国:武装艦で威嚇「拿捕の漁船解放せよ」 一触即発の海
(毎日 2010/7/27)
http://mainichi.jp/select/world/news/20100727k0000m030122000c.html

青く、穏やかな南シナ海に緊張が走った。6月23日、インドネシア領ナトゥ
ナ諸島のラウト島から北西57カイリ(約105キロ)。現場海域からの立ち退
きを命じるインドネシア海軍艦船に対し、中国の白い大型漁業監視船が、「拿捕
(だほ)した中国漁船を解放しなければ攻撃する」と警告。大口径の機銃が銃口
を向け、インドネシア海軍艦も応戦準備に入った--。

「洋上対決」は前日、同じ海域で10隻以上の中国漁船団が操業したのが発端
だ。インドネシア警備艇がうち1隻を拿捕した。「排他的経済水域(EEZ)内
であり、他国は勝手に操業できない」(当局者)ためだ。だが約30分後、2隻
の白い中国の漁業監視船が現れ、「インドネシアのEEZとは認めていない」と
無線で主張し、解放を要求してきた。

毎日新聞が入手した現場撮影のビデオ映像によると、中国監視船のうち1隻の
船首付近には漢字で「漁政311」の船名がある。軍艦を改造して昨年3月、南
シナ海に投入された中国最大の漁業監視船だ。排水量は4450トン。漁業を統
括する中国農業省の所属で、船体色こそ白だが、どっしりと洋上に浮かぶ姿は正
に軍艦だ。

警備艇はいったん、漁船を放したが翌朝、応援のインドネシア海軍艦船の到着
を待って再び拿捕した。だが中国側は、海軍艦の登場にもひるまなかった。ファ
イバー製の警備艇は被弾すればひとたまりもない。やむなく漁船を解放したとい
う。中国監視船は5月15日にも拿捕漁船を解放させていた。
「武装護衛艦付きの違法操業はこれが初めて」(インドネシア政府当局者)
だった。

同じ南シナ海で、中国は、西沙(英語名パラセル)諸島や南沙(同スプラトリ
ー)諸島でベトナムやフィリピンと領有権を巡って衝突してきた。台湾の海軍関
係者は「ナトゥナの北に豊かな海底油田がある」といい、中国の狙いが水産資源
より地下資源獲得である可能性を示した。

「南シナ海は中国の核心的利益」--。今年4月の米紙ニューヨーク・タイム
ズによると、オバマ米政権のベーダー国家安全保障会議アジア上級部長とスタイ
ンバーグ国務副長官が3月に中国を訪問した際、中国側がそう説明した。「台湾」
と「チベット・新疆ウイグル両自治区」について中国が使ってきた言葉で南シナ
海が語られたのは初めてだった。

この海は、中国にとって安全保障と資源確保をかけた“生命線”なのだ。

6月22日の事件について中国国営の新華社通信は「南沙諸島付近の海域で中
国漁船と乗組員9人が拿捕され、交渉の末に解放された」と報じた。翌日のイン
ドネシア海軍との対峙(たいじ)には触れなかった。

事件の真相について毎日新聞が中国外務省に照会したところ、秦剛副報道局長
は、「中国は南沙諸島及びその付近の海域に議論の余地のない主権を有している。
関係国と友好的な協議と交渉を通じて争いを適切に処理し、南シナ海地区の平和
と安定を願っている」と書面で回答した。

インドネシア駐在の西側外交官は「既成事実を重ね、武力をちらつかせて海域
を押さえるような手法が地域の安定に資するとは思えない」と話した。

大国・中国との経済関係などを優先するインドネシア側は事件を一切公表して
いない。だが、ユドヨノ大統領は今月22日の閣議で、「南シナ海に新たな緊張
がある。ナトゥナ諸島はこの海域に近い」と、いささか唐突に「ナトゥナ」の名
を挙げて懸念を示した。



第二次大戦後、「七つの海」を支配してきたといわれる米国。だが、中国が新
たな海洋国家として台頭してきた。その実態と背景を検証し、日本のあるべき安
全保障を考える。

【ことば】南沙(スプラトリー)諸島 南シナ海の100以上の島と無数の浅
瀬や礁からなる。第二次大戦中は日本が占領した。太平洋からインド洋へ抜ける
要衝であり、水産・石油資源が豊か。中国、ベトナム、フィリピン、マレーシア、
台湾、ブルネイが領有を争っている。


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JSN■政府がEEZ権益保全へ基本計画 離島に港湾整備で中国に対抗

2010年07月17日 20時05分47秒 | 中国軍拡

■政府がEEZ権益保全へ基本計画 離島に港湾整備で中国に対抗

●韓国に実行支配された竹島

北方領土は終戦後、武装放棄した後にソ連が侵攻したという事情もあるが、竹島
の場合は、日本が戦後の平和を謳歌する中で韓国に実行支配された。

戦後日本の「事なかれ主義の政治」が韓国による実行支配を許した。韓国の竹島
に対する強行姿勢に対して日本の政府は、的確な対応も出来ず韓国の実行支配を
許したのである。

島など実行支配し、その国が領有を主張した場合、他国が何の主張もなければ、
領有が認められるのが国際的ルールでもある。竹島は歴史的に見ても日本の領土
であり、国際裁判に訴えれば日本の領土との判決が下されることは間違いがない。

しかし、訴えられている国が、裁判の席に着かなければ、裁判は成立しない。韓
国は裁判の席に着けば自分たちが負けることを分かっているため、日本が国際裁
判に訴えても裁判の席に着くことはない。

こうして韓国による竹島の実行支配は続いていく。実行支配されてしまえば、最
後は戦争をして取り戻す以外になくなるのである。

●戦争をしないためにも領有を主張し先手を打つ必要がある

そう言うと戦争反対の声が聴こえてきそうだが、戦争をしないために、戦争にな
らないための先手を打つ必要があるのである。

それは、自国の領有を宣言し、それにふさわしい手を打つことだ。

今回、前原誠司国土交通相が今年5月の参院国交委員会で、一連の中国の動きを
念頭に「他国がわが国の島を『岩だ』と主張しているが、200カイリ(のEE
Z)をわが国の主権の及ぶ範囲としてしっかりと管理していく。特定離島に港湾
整備をし、実効支配の実を上げたい」(下記の記事参考)と述べたことを高く評
価したいと思う。

●中国に、沖ノ鳥島を『岩だ』と文句をつける資格はない

中国は、沖ノ鳥島を単なる『岩だ』と文句をつけているわけだ。しかし、そうで
あるなら、中国がフィリピンが領有を主張してきた南シナ海海域で満潮時にやっ
と顔を出す「岩」をコンクリートで固め粗末な小屋をつくって人間を住まわせ、
200カイリを主張し、比較的面積のある島は次々に軍事基地化し、領海を拡張
していったことこそ、アジアの各国から責められなくてはならない。

中国は、南シナ海で行ってきたことを、今後、東シナ海、沖ノ鳥島を含む西太平
洋でもやろうとしている。

そんな中国に、日本の沖ノ鳥島を『岩だ』と文句をつける資格はないのである。

それを許せば、東シナ海、西太平洋もドンドン中国は自国の島に組み入れ軍事基
地化が始まる。そうなれば、日本は戦わずして中国に領土をとられ、最後は本当
に戦争をしなければ取り戻せなくなるのだ。

であるからこそ、戦争をしないためにその防波堤をつくっておく必要があるのだ。
前原大臣はそれを理解しているとは思うが、付け加えるなら、実行支配が秒読み
に入った尖閣諸島も領有をしっかり主張し保護、警備の対象にしていただきたい。
それが、沖縄を、日本を守る防波堤になる。

(JSN副代表・ささき)

※下記は新聞記事より引用

■政府がEEZ権益保全へ基本計画 離島に港湾整備で中国に対抗
産経新聞 07月13日12時37分

政府は13日、日本の排他的経済水域(EEZ)の権益を守るため離島保全を
図る「低潮線保全・拠点施設整備法」に基づく基本計画を閣議決定した。同法で
「特定離島」に指定された日本最南端の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)、最東端の
南鳥島(同)に港湾施設を整備して拠点化し、希少金属の資源開発や漁業などの
経済活動を活発化させることで日本の主権を明確化。沖ノ鳥島を「岩にすぎない」
と主張し、日本のEEZを脅かしている中国に対抗する。

同法は先の通常国会で成立し、6月24日に施行された。最も潮が引いたとき
の海岸線で、200カイリ(約370キロ)のEEZを設定する基準になる「低
潮線」について、海底の掘削工事などを規制することにより保全。EEZの基点
となる「特定離島」を国が管理して、港湾整備を行うとしている。

基本計画では「海洋立国を目指すわが国は、長期的で戦略的な視点を持ってE
EZの保全、利用を推進することが必要だ」と指摘。沖ノ鳥島、南鳥島について
(1)サンゴ増殖技術による国土の保全(2)鉱物資源開発の推進(3)地球環
境の観測・研究活動-のための活動拠点と位置付けることを明確にした。

基本計画は、低潮線の周辺水域を保全区域とし、海上保安庁などによる巡視・
監視体制を強化するとしている。政府は来年6月までに保全区域の指定を完了す
るが、北方領土や竹島については、「やむを得ない事情により、低潮線とその周
辺の自然的条件を調査で確認できない」として適用を除外した。

沖ノ鳥島に関し、中国はEEZを設定できない「岩」であると言い張り、周辺
海域での海洋調査を活発化させている。また、中国海軍は4月中旬に沖ノ鳥島の
西方海域で艦艇を航行させ訓練を行った。さらに、今月3日には沖縄本島沖の東
シナ海から太平洋に向け中国艦2隻が航行するのが確認されるなど、東シナ海や
太平洋での日本の権益を無視する動きを強めている。

前原誠司国土交通相は今年5月の参院国交委員会で、一連の中国の動きを念頭
に「他国がわが国の島を『岩だ』と主張しているが、200カイリ(のEEZ)
をわが国の主権の及ぶ範囲としてしっかりと管理していく。特定離島に港湾整備
をし、実効支配の実を上げたい」と述べ、法整備の重要性を強調していた。


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JSN■中国、米韓合同軍事演習に反対、南シナ海・東シナ海で軍事訓練

2010年07月10日 09時35分42秒 | 中国軍拡

※本日は沖縄で、セミナーが開催されます。

<7月10日(土)>~緊急国難セミナー~
「ここまで来た!中国共産党の沖縄侵略」
平成22年7月10日(土)午後5時~
普天満宮社務所
沖縄県宜野湾市普天間1丁目27-10


■中国、米韓合同軍事演習に反対、南シナ海・東シナ海で軍事訓練

【中国 米韓軍事演習に断固反対(NHKニュース 7月8日)】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100708/t10015622681000.html
アメリカと韓国が、哨戒艦の沈没事件を受けて、中国の近海で合同軍事演習を計
画していることについて、中国外務省は8日、この演習に断固反対する立場を示
しました。

●始まった東アジアでの米中の覇権攻防戦

中国は、米韓合同軍事演習に反対を表明の一方で、7日に東シナ海、南シナ海での
軍事訓練を行っている。また先のメルマガでも紹介したように7日には西太平洋へ
も中国軍艦は向かっている。

【米韓合同軍事演習:黄海の演習、中国が反対を正式表明 ミサイル訓練でけん制】
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2010/07/09/20100709ddm007030067000c.html

毎日新聞は相変わらずの中国の立場に立った報道を展開した。
まとめるとこうなる。

米韓合同軍事演習に対して中国は、東シナ海では、超音速対艦ミサイル(空母キ
ラー)発射訓練。

南シナ海では、8日に中国最大の揚陸艦「崑崙山」が艦載ヘリと特殊部隊による
演習を実施。

中国軍事科学学会副秘書長の羅援少将は、5日に香港フェニックステレビの対談
番組で、黄海に入った米空母などは、「動く標的になる。双方の実力を知る好機
となる」との発言を紹介。

中国は、軍事演習と外交攻防によって、黄海、東シナ海、南シナ海での周辺海域
から米軍を締め出すことを目標にしている。

米軍の発言はまったく取り上げず、日本は中国の軍事訓練の危機の中にさらされ
ている現状については何の分析もされていない。中国の立場からの主張を中心に
報道しただけである。

さらに、韓国は、中国の強い反発、北朝鮮に誤ったシグナルを送ることになり、
米韓軍事訓練が中止出来ずに厳しい立場に立たされていると報道。

まるで北朝鮮の哨戒艦攻撃ではなく、米韓軍事訓練が悪く中国はそれを抑止する
ために軍事演習を行うかのように報道だ。

一方で、北朝鮮の立場まで紹介し、「安保理でわずかでも北朝鮮を中傷する決議
がされるなら決死の大戦を辞さない」との警告を載せ、まるで悪いのは、米国と
韓国側であるかのような報道ぶりである。


●日本側の防衛音痴

本来であれば、米中の軍事対決が幕をおろした今、日本の近海に迫る危機に対す
る声明を発表すべきところだ。

しかし、「生活第一」、いや「選挙第一」の菅首相は日本に迫っている危機感す
ら感じていない。「韓国の立場を支持する」と発言したのは嘘だったのか。

(JSN副代表・ささき)

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JSN■中国、6月30日から東シナ海で実弾射撃訓練を実施

2010年07月09日 08時52分43秒 | 中国軍拡

■中国、6月30日から東シナ海で実弾射撃訓練を実施

●菅・胡錦濤会談の裏で中国が行ったことは

中国が6月30日から東シナ海で実弾射撃訓練を実施している。
6月30日と言えば、菅直人首相が胡錦濤と会談、日中関係の発展で合意し「新
内閣は日中関係の発展を重視しているが、これは両国にとって極めて重要であるだ
けでなく、アジアの平和と発展にとっても重要な意義を持つ」との考えを示した日
でもある。

日中親善の交流の裏では、中国が東シナ海での実弾射撃訓練を実施表明していたの
だ。

●点としての報道を分析して分かること

中国のこれまでのやり方には、一つのパターンがある。

つまり中国が日本やアメリカと親善の交流を他国と行う場合、必ず同時期に逆の
メッセージが送られている。

おそらくこうした観点で論じているマスコミは全くないのではないだろうか。

日常、一つの点として報道される事件や、出来事も、その点を集めて分析すると、
立体的にいろんなことが分かってくる。

たとえは、過去にはこんなことがあった。

●親善とは間逆のメッセージを発する中国

福田総理がガス田問題解決のために訪中した際には、東シナ海ガス田上空に中国
軍機を飛ばして威圧。

オバマが訪中の際には、中国の人権問題を口にすると、ウイグル人を処刑。

最近では、鳩山首相が、ワシントンで胡錦濤と会談、親善をアピールしていた時、
同時に中国海軍が東シナ海で軍事訓練、沖縄本島から沖ノ鳥島へ航行。

今回もパターンは同じである。菅直人首相と胡錦濤が会談、日中関係の発展で合意
している裏で、中国は人民解放軍が東シナ海で実弾射撃訓練を開始。

●日本国民の命を守る政治家の資質

こうした中国の親善とは真逆のメッセージに対して明確な抗議を日本は行ったこと
がない。

特に、外交・国防を担当する政府要人、政治家は、こうした中国のやり方を知って
おく必要があるのである。

日本の首相が訪中した場合や外国で日中要人の交流がもたれる場合、日本の首相が
国を離れる際に、事件はよく起こる。

鳩山前首相が、ワシントンで胡錦濤と会談、親善をアピールしていた時に中国海軍
が東シナ海で軍事訓練、沖縄本島から沖ノ鳥島へ航行したときもそうだった。

このことを見抜けない政治家は、外交防衛で中国から舐められる。その間に日本の
国民は中国の軍事力の前に生命の危険にさらされる。

中国は、日本政府の反応を見ているのだこちらがこうしたことに対してしっかり抗
議しなければ、中国はドンドンエスカレートしてくるのだ。

●国民は参議院選挙で賢明な選択を

菅首相も残念ながら、鳩山前首相に輪をかけた外交音痴である。
菅政権、民主党政権が続く限り、中国が裏で日本をせせら笑う姿が目に浮かぶよう
である。

国民は今回の選挙で、消費税の観点以上に、外交国防の観点から賢い選択をしなけれ
ばならない。

(ささき)

以下、ニュース引用

【菅直人首相が中国国家主席と会談、日中関係の発展で合意】
2010/06/28(月) 14:47
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0628&f=politics_0628_002.shtml

中国の胡錦濤国家主席は27日、カナダのトロントで日本の菅直人首相と会談を行
った。中国国際放送局が伝えた。

胡錦濤主席は「民主党と日本の新内閣は日中関係を重視しており、これに対して
中国は称賛の意を表す」とした上で、「中国側は日中関係を重視しており、日本
側と連携し、中国と日本の戦略的互恵関係を引き続き発展させていきたい」と述
べた。

続けて、胡錦濤主席はまた日中関係を発展させるためとし、「1.ハイレベル交流
を強化し、戦略的相互信頼を深めること」「2.経済貿易協力を強化し、互いの利
益を実現すること」「3.国際地域事務での協力を強化し、共同利益を拡大するこ
と」「4.文化交流を拡大し、人びとの日中関係に対する意識を強固にすること」
「5.政治的に敏感な問題を適切に処理すること」の5つの提案を行った。

これに対し、菅直人首相は「新内閣は日中関係の発展を重視しているが、これは両
国にとって極めて重要であるだけでなく、アジアの平和と発展にとっても重要な意
義を持つ」との考えを示した。

 

【中国人民解放軍、30日から東シナ海で実弾射撃訓練を実施へ】
2010/06/28(月) 15:02
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0628&f=politics_0628_003.shtml

中国人民解放軍九一七六五部隊は27日、6月30日から7月5日までの毎日0時から18
時まで、浙江省舟山市から台州市東側までの海域で、実弾射撃訓練を行うと発表
した。中国網日本語版(チャイナネット)が伝えた。

安全を確保するため、訓練期間中、各種の船舶は海軍艦艇の指揮に従わなければ
ならず、その海域に進入することはできないという。


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JSN■講演会:平松茂雄先生「中国 太平洋進出の意味とは?」

2010年07月09日 08時50分57秒 | 中国軍拡

士気の会主催のセミナーのご案内です。

■講演会:平松茂雄先生「中国 太平洋進出の意味とは?」 

東シナ海の制海権は、既に中国海軍の手にわたってしまっています。

このままでは、日本は中国の属国になってしまいます。

そういう中、日本国民必聴の講演会が今週末開催されます。

中国軍事研究の第一人者、平松茂雄先生の講演会です。

現在の中国軍の動きは、数十年前に、平松先生が指摘、警告されていたとおりに
なっています。

現在の危機は、自民党政権が平松先生の警告を防衛政策に取り入れなかった事が
原因です。

今、私たちは厳しい現実を受け入れ、何をするべきかを考える事のできる講演会
だと思います。

近著:『マンガ日本核武装入門』も必読書です。日本の植民地化を避ける最後の
方法について語っています。
http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/e/042e46f3ce06f6d716508867c9870777

さて、平成22年7月10日(土) 18時、ご都合のつく方は是非、文京シビッ
クへ足を運ばれる事をお勧めいたします。

JSN代表 仲村

---<講演会のご案内>-----------------------------------------------
平松茂雄先生「中国 太平洋進出の意味とは?」

今春中国海軍の艦艇10隻が東シナ海から太平洋に向けて、沖ノ鳥島近海で軍事
演習を行った。
著しい軍拡で膨張し続ける中国。中国の政治、安全保障の専門家で、以前から中
国海軍の太平洋進出に警鐘を鳴らし続けていた平松茂雄先生が最新の状況を分析
しつつ、中国海軍の太平洋進出の意味を解き明かします。

平松 茂雄 先生
国際政治学者、法学博士
1936年 静岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。
同大学大学院法学研究科博士課程単位取得後(1986年学位取得)、防衛庁防衛
研究所入所。第1研究部第3研究室長を経て、杏林大学社会科学部(後の総合政策
学部)教授。2005年退官。
著書に『中国、核ミサイルの標的』『中国は日本を奪い尽くす』『中国の安全
保障戦略』『中国の戦争に日本は巻き込まれる』など約40冊(共著含む)。
近著は『日本は中国の属国になる』『マンガ日本核武装入門』。

【日 時】 平成22年7月10日(土) 18時~20時30分(開場:17時
45分)
【会 場】 文京シビック3F 第1・2会議室(文京シビックセンター内)
東京都文京区春日1-16-21  03-3812-7111
交通:東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
【参加費】 1000円 (事前申込の女性・学生500円)
【懇親会】 20時40分~23時  *会場の都合により、先着25名とさせ
て頂きます。
参加費:事前申込3500円 (事前申込の女性・学生3000円)
当日申込4000円 (当日申込の女性・学生3500円)
【申込先】 7月9日までにメールまたはFAXにて(当日受付も可)(懇親会
は7月8日 23時迄)
  会場の定員が90名につき、先着順とさせて頂きます
★当日は混乱が予想される為 事前申込の無い方の入場は講演5分前とさせて頂き
ます★

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JSN■7/3 沖縄本島、東シナ海から太平洋向けて中国駆逐艦が南進

2010年07月08日 09時18分25秒 | 中国軍拡

■各2010年~2020年日本存亡の危機!
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北朝鮮のミサイル発射、朝鮮半島の有事。中国の台湾併合・沖縄属領化。
日本の存亡の危機!その時、日本の選択は…急げ、憲法改正・国防体制構築!
今こそ、日本の未来を守る国民運動の創出を!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本は、中国の東シナ海支配が着々と進んでいることをもっと知るべきだ。

7月3日午後8時30分ごろ、沖縄本島の西南西約170kmを東シナ海から太平洋に向
けて南東進する中国海軍のミサイル駆逐艦1隻及びフリゲート1隻を確認した」と
発表した。編集する 2010年07月08日05:17 日本は、中国の東シナ海支配が着々と
進んでいることをもっと知るべきだ。

日本のマスコミは全く報じず、日本政府も、全くの無策。
軍事的力を誇示した中国の日本の属国化は着々と進んでいる。

「中国海軍「歴戦部隊」が東シナ海で実弾演習」

「沖縄本島の西南西約170kmを東シナ海から太平洋に向けて南東進する中国海軍
のミサイル駆逐艦1隻及びフリゲート1隻を確認」

(ささき)

以下ニュースより


中国海軍「歴戦部隊」が東シナ海で実弾演習…30日から
2010/06/28(月) 17:00
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0628&f=national_0628_079.shtml

中国海軍91756部隊は27日、浙江省舟山市と同省台州市の東側沖合で6月30日
から7月5日まで実弾射撃訓練を行うと発表し、航行禁止海域を指定した。チャイ
ナネットが報じた。

訓練期間中は「北緯29度54分・東経122度36分」、「北緯29度54分・東経123
度30分」、「北緯28度25分・東経123度30」、「北緯28度25分・東経122度14分」、
「北緯28度50分・東経122度14分」の5点を結ぶ海域での航行を厳禁。付近の船舶
は、海軍軍艦の指示に従うよう求めた。

91756部隊は、1960年代まで東シナ海で国民党海軍と戦闘を重ねた「歴戦の部
隊」。1955年の設立以来、大小128回の戦闘に加わったという。

 

中国海軍の宮古海峡通過、日本政府は「わざわざ発表するな」─中国
2010/07/07(水) 11:20


中国政府・国防部の報道担当官は6日、日本の防衛省が4日、中国海軍の艦艇が
宮古海峡を通過したと発表したことで、「国際法に合致する正常な航行」、「日本
政府が、わざわざ発表する必要はない」などとの考えを示した。中国国際放送局が
報じた。

防衛省統合幕僚監部は4日、「7月3日午後8時30分ごろ、沖縄本島の西南西約170
kmを東シナ海から太平洋に向けて南東進する中国海軍のミサイル駆逐艦1隻及びフ
リゲート1隻を確認した」と発表した。沖縄本島と宮古島の間の公海を、太平洋側に
向かっていたという。

中国政府・国防部の報道担当官は、中国海軍艦艇の宮古海峡通過は、国際法に合
致すうる正常な航行であり、中国側は「日本側は、このことでわざわざ情報を発表す
る必要がないと認識している」と述べた。

 


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JSN■日本のEEZ内で中国船が海保測量船を追跡…中国の意図を読む

2010年05月07日 00時29分54秒 | 中国軍拡

■日本のEEZ内で中国船が海保測量船を追跡…中国の意図を読む

●中国調査船がEEZ内に=海保に測量中止要求-奄美沖・外務省が抗議
5月4日14時44分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100504-00000043-jij-soci
(最後に引用あり)

今回は、日本のEEZ内。EEZとは、中国と日本の中間線のこと。

日本は、当然日中中間線を主張している。
領海の境を中間線とすることは国際的にも常識である。

しかし、これまで中国は中国の大陸棚が沖縄諸島のまじかまで迫っていることを
理由に、その沖縄半島の寸前までを中国の領海と主張している。

おそらく中国は、近い将来沖縄諸島の間近で軍事訓練をするだろう。

●沖縄近海で軍事訓練を行うための既成事実つくり

それをやるためには、沖縄諸島の間近の大陸棚までを中国領海である既成事実をつ
くる必要がある。

中国は今回、普通の船で日中中間線を越え、日本側の領海内で日本に対して「中国
の規則が適用される海域」と主張して昭洋に測量の中止を要求したわけだ。

ここで思い出されるのは、4月の西太平洋での中国海軍の動きは、公海上であった
ことだ。

この中国の軍事行動に対して25日に行われた「米軍普天間基地県外国外移設を要求」
している沖縄県民の意見として、「公海上で中国は何にも悪いことはしていない」
という意見が多かった。

しかし中国は何にもしていないように見えながら沖縄を中国領化するための一手を
着実に打っている。

●外堀をどんどん埋められる日本

次の中国の一手は、今回のような日中中間線を越えた海域での行動が頻繁して来る
だろう。どんどん中国船は日中中間線を越えて沖縄諸島近海で行動し始める。

それによって既成事実化し中国は、沖縄諸島近海までを中国の領海だとの主張を強
行にしてくるだろう。

今度は、普通の中国船ではなく軍艦が出始めることだ。
そして沖縄諸島の間近で軍事訓練を行う。中国はその時こう言うだろう。

「中国領海での軍事訓練に日本は口を出すな!」

沖縄県から米軍を追い出した場合、それが起こる時期は、確実に早まる。
中国が沖縄近海で軍事訓練を行うための外堀はドンドン埋められている。

沖縄は日本に帰属しないと言ってることを忘れてはならない。 中国は簡単に沖縄も
手に入れることになる。

●中国の顔色が気になって何にも抗議できない鳩山首相

今回の中国船の行動は、沖縄を取るための外堀を埋める中国の一手であることを見
抜かねばならないのだが、鳩山首相は、自ら中国に東シナ海を「友愛の海」提案し
ておきながら、中国の顔色を気にして抗議すらしていない。

沖縄の県民の将来を守るなら県民に中国の軍事的野心を説き、沖縄に海兵隊がある
ことの重要性を本当は説得しなくてはならないのだ。

(JSN副代表・ささき)

●中国調査船がEEZ内に=海保に測量中止要求-奄美沖・外務省が抗議
5月4日14時44分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100504-00000043-jij-soci

海上保安庁は4日、奄美大島の北西約320キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で3日
午後、中国の国家海洋局の海洋調査船「海監51」(1690トン)が同庁の測量船「昭洋」
(3000トン)に接近し、約3時間45分にわたり追跡してきたと発表した。海監51は「中
国の規則が適用される海域」と主張して昭洋に測量の中止を要求。日本の外務省はEEZ
内の正当な調査として、中国政府に厳重抗議した。
同庁によると、中国船の日本のEEZ内への侵入は年に数回あるが、自国の権益を主張
し測量中止を求めたのは初めて。
接近があったのは、中国との地理的中間線まで約40キロの東シナ海。海監51は、3日
午後2時ごろから昭洋に徐々に接近。午後3時半ごろ、無線で「何をしているのか。この
海域は中国の規則が適用されるので調査を中止しろ」と昭洋に告げた。
昭洋は「日本の大陸棚であり国際的に正当な調査を実施している」と応答したが、海
監51は昭洋を追尾。最接近時は1キロ弱の距離になった。昭洋は調査の継続に支障がある
と判断し、奄美大島方面に引き返した。海監51は午後5時45分ごろ、レーダー上から消え
た。


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JSN■沖縄通過の中国艦艇、その後に沖ノ鳥島近海へ

2010年04月22日 09時44分43秒 | 中国軍拡

下記ニュースで注目すべきは、「航海中には、艦載ヘリの誘導で空母機動艦隊を攻
撃する訓練や対艦ミサイルによる攻撃を電波妨害で防ぐ訓練などのほか、世論戦、
心理戦、法律戦の訓練」も行うという」というところです。

これは、台湾有事の際、米空母攻撃訓練。そしてその際の米国・台湾・日本を封じ
込める際の世論戦、心理戦、法律戦も含まれていると思われます。

世界の首脳がワシントンに集まり母国を留守にしている間を狙った子のタイミング
での軍事訓練。日本の鳩山首相は、まったく中国の海軍への抗議も行わない。中国
は、日本がどう出ているかもみている。それが世論戦、心理戦でもあります。

中国は今回の訓練で、もう少し踏み込んでも日本から抗議は来ないと間違いなく判
断しているでしょう。

中国海軍は、沖の鳥島一周後、この瞬間にも西太平洋で軍事訓練が行われているか
もしれません。

(JSN副代表・ささき)


■沖縄通過の中国艦艇、その後に沖ノ鳥島近海へ
2010.4.20
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100420/plc1004200131001-n1.htm

今月10日に沖縄近海を通過した中国海軍の艦艇がその後、日本最南端の沖ノ鳥
島(東京都小笠原村)近海に入り、同島を基点とする日本の排他的経済水域(EE
Z)内で島を1周するように航行していたことが19日、わかった。複数の日米軍
事関係筋が明らかにした。沖ノ鳥島は島ではなく、EEZの基点とならない「岩」
だと主張している中国側による日本への示威行動とみられ、日本政府は中国艦艇の
航行記録を慎重に調べている。

中国艦艇は、東海艦隊(司令部・浙江省寧波)のソブレメンヌイ級ミサイル駆逐
艦2隻、フリゲート艦3隻、キロ級潜水艦2隻、補給艦1隻など計10隻で編成。
10日に沖縄本島の南西約140キロの公海を東シナ海から太平洋に向けて通過し
た後、11日に沖縄南方海域で洋上補給を行うと、13日ごろに沖ノ鳥島周辺海域
に到達した。

防衛省関係者によると、現在も太平洋上で演習を継続しているという。

8日には東シナ海で艦載ヘリが監視中の海上自衛隊の護衛艦の約90メートルま
で接近している。

中国軍の機関紙「解放軍報」によると、中国海軍は今回の行動を「近来まれにみ
る期間と規模の遠洋訓練」と位置づけている。航海中には、艦載ヘリの誘導で空母
機動艦隊を攻撃する訓練や対艦ミサイルによる攻撃を電波妨害で防ぐ訓練などのほ
か、「世論戦、心理戦、法律戦の訓練」も行うという。

 

中国は過去、国連海洋法条約で必要な日本への通告を行わずに沖ノ鳥島周辺のE
EZ内の海洋調査を進めてきた。今回の行動も独自調査による海流データなどを通
じて、同周辺海域で潜水艦を含む軍事行動が可能になったことを誇示するねらいが
あるとみられる。

また、艦艇が同周辺海域に進出したとされる13日には、米ワシントンで日中首
脳会談が行われていた。鳩山政権の反応を探る意図もありそうだ。

日本政府は、中国艦艇の航行について、11日までの情報は日中首脳会談後の
13日午前に公表したが、その後のことは、中国政府への対応を含めて明らかにし
ていない。

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JSN■沖縄近海航行 中国海軍 新戦略の始まり

2010年04月21日 13時02分42秒 | 中国軍拡

今日は、産経新聞より紹介します。

■沖縄近海航行 中国海軍 新戦略の始まり
産経 2010.4.20
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100420/chn1004201308005-n1.htm


【ワシントン=古森義久】駆逐艦2隻、潜水艦2隻、フリゲート艦3隻など計
10隻の中国艦隊が10日、沖縄近海を南下したことについて、米国のシンクタ
ンク「国際評価戦略センター」のリチャード・フィッシャー主任研究員は、産経
新聞とのインタビューで「中国海軍の新戦略の始まりであり、米軍への挑戦と日
本の反応の探察を目的としている」との見解を明らかにした。

同研究員は、今回の動きが中国人民解放軍海軍としてはこれまで沿岸から最も
遠い距離に出ての最大規模の演習行動だと特徴づけ、「日本は中国海軍のこの種
の拡大行動にこれから定期的に直面する」と述べた。

中国側の戦略的狙いについて同研究員は、中国海軍が(1)遠洋活動能力を高
め、多元的な艦隊、機能の確立を目指す新戦略のスタートとしている(2)訓練
は東アジア、西太平洋での米海軍の覇権への挑戦を目指している(3)今回の艦
隊の動きに日本がどう反応するかを考察することを意図している-という諸点を
あげた。

とくに日本への意味については「中国海軍は今回の訓練航行が象徴する拡大活
動を今後定着させ、日本との領有権紛争を抱える東シナ海での海軍力の増強によ
って、主権の主張に、より強い実効を発揮させることを意図している」と述べ、
中国が沖縄諸島に関しても日本の領有権を明確には認めていない点を指摘した。

また、今回の中国艦隊の保有兵器に関連して(1)キロ級潜水艦が搭載する超音
速のSS-N22サンバーン艦対艦ミサイルが有事の際、日本の自衛隊艦艇への
大きな脅威となる(2)ソブレメンヌイ級駆逐艦が搭載する超音速SS-N27
シズラー艦対艦ミサイルも自衛隊への脅威となるほか、米軍艦艇への接近拒否の
威力を発揮できる-ことを指摘した。


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JSN■中国海軍、東シナ海で大規模軍事訓練の後、沖縄近海を通り抜け沖ノ鳥島へ

2010年04月17日 10時00分57秒 | 中国軍拡

■中国海軍、東シナ海で大規模軍事訓練の後、沖縄近海を通り抜け沖ノ鳥島へ

このニュースは、当会メルマガですぐに流したが、その後の鳩山政権の動きも含
めて書いてみよう。

●中国海軍、10日東シナ海で大規模軍事訓練の後、13日沖縄と中国海軍、東シナ
海で大規模軍事訓練の後、沖縄と宮古島を通り抜け沖ノ鳥島へ。

中国軍は、昨年6月にも沖の鳥島で軍事訓練を行ったが、その訓練規模は増して
いる。今回は潜水艦は2隻とも浮上し、わざと発見されるような航行をしている。
しかも中国ヘリが自衛隊艦船近くまで飛来し挑発した。

日本国の首相は、ワシントンで開かれている核安全保障サミットで国を留守にし
ている最中でもあり、中国国家主席と顔を合わせる、このタイミングの中国の軍
事訓練。果たして中国の意図は?

一言で言うなら、中国は民主党政権がどう出るか、試しを入れているのだ。

では、日本の反応はどうだったか。

●鳩山首相…胡主席に東シナ海ガス田開発の交渉開始を要請

民主党政権発足当初、鳩山首相は胡主席に「東シナ海を友愛の海にしよう」と提
案した。今回のワシントンで開かれている核安全保障サミットでは、東シナ海ガ
ス田開発の交渉開始を要請したという。

時間系列から見て今回の東シナ海での中国軍軍事訓練も鳩山首相の耳には入って
いたはずだ。本来、鳩山首相は話を中国への抗議からから始めなくてはならなな
い。

しかし報道によれば鳩山首相は、胡主席に今回の中国海軍の動きについて何も言
わなかったとみられる。

さらに鳩山首相は、中国で日本人死刑囚4人の死刑執行についても一言も触れる
ことなく、弱に中国製冷凍ギョーザ事件の容疑者逮捕を受け、日中双方の調査官
が相手国の製造現場に立ち入ることを可能とする「日中食品安全推進イニシアチ
ブ」について、「早いタイミングで関係閣僚で署名させたい」と述べた。

首相は、中国に日本の食品の安全にまで口を出させる気のようだ。また東アジア
共同体構想について首相は、「日中両国が中核だ」と積極的に推進する考えをも
表明している。

日本が中国に抗議すべくことは何にも言わず、中国のご機嫌を損ねないよう譲歩
までしている。これが鳩山首相の「友愛」である。

<東シナ海ガス田開発:「交渉開始を」 鳩山首相、胡主席に要請>
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100413dde001030042000c.html

<首相、邦人死刑執行には触れず…日中首脳会談>
(読売新聞 - 04月13日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1174734&media_id=20

●平野官房長官「公海上を通っているので、なぜ通ったと言うべきことではない」

日本では留守を預かる平野官房長官 が、「公海上を通っているので、なぜ通った
と言うべきことではない」と述べ、問題視しない考えを示した。

今回、中国海軍の動きは公海上であったが、今回の日本の反応を見て、公海上であ
れば、西太平洋まで出て行って軍事訓練を行っても日本は何も抗議してこないと判
断したはずだ。

今後は、もっと日本の近海に踏み込めると思っているだろう。
「1歩下がれば、3歩踏み込んでくる」のが中国である。

●今後、中国海軍の日本近海での軍事訓練が活発化する

中国の今回の狙いは、西太平洋でアメリカに変わって覇権を握るための布石である。
民主党が米軍普天間基地の県外、国外移設の道を選択すれば、中国海軍の動きをけ
ん制するものがなくなり、中国の日本属国化は加速する。

それも解らず、今回の中国海軍の動きに何も抗議できない民主党。そんな民主党に
日本の安全は任せるわけにはいかないのである。


以下、ニュースより引用。

<大規模・長時間、中国海軍が軍事訓練を開始>
(読売新聞 - 04月10日 20:08)

【北京=佐伯聡士】中国人民解放軍機関紙「解放軍報」は10日、中国海軍の
「東海艦隊」(司令部・浙江省寧波)が8日までに、東シナ海で、多数の潜水艦
や駆逐艦、フリゲート艦、総合補給艦などが参加した合同訓練を開始したと報じ
た。

具体的な海域や参加兵力は伝えていないが、近年まれに見る規模の大きさ、訓
練時間の長さだという。同紙は「遠洋訓練」としていることから、一定の距離が
ある海域とみられる。

同紙によると、これまでの訓練は、駆逐艦など個別訓練が中心だったが、今回
は潜水艦、水上艦艇、艦載ヘリなど多様な兵器を投入、総合的な攻撃力、防衛力
の向上を図っているという。昼夜連続の対抗訓練で、戦闘機による対艦ミサイル
の発射、艦艇の電磁波妨害、反撃などが実施されたという。

訓練担当幹部は「こうした訓練を常態化、実戦化の方向に着実に発展させたい」
と語り、遠洋作戦能力の強化に努める方針を強調した。


(JSN副代表・ささき)


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JSN■■今日の昼のニュース・・・中国の艦隊 南西諸島を通過

2010年04月13日 18時04分13秒 | 中国軍拡

日本の首相が国外に出ている隙を突いて中国が動いている。普通の国なら緊急の
事態である。民主党政府は危機管理体制は出来ているのか?

以前、メルマガでも書いたように、ここ1年、中国の東シナ海での動きがまった
く報道されず、何らかの動きはある、あっただろう、と書いたが、やはり、3月
にも艦艇6隻が沖縄本島と宮古島の間を通過していたようだ。

下記、NHKニュースを引用しておく。

(JSN副代表・ささき)


■中国の艦隊 南西諸島を通過
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100413/t10013801731000.html
4月13日 12時4分 NHKニュース

中国海軍の潜水艦や駆逐艦など10隻が、艦隊で、沖縄本島と宮古島の間の公海
上を通過したことが確認され、防衛省は、中国海軍が最近、日本の周辺海域で活
動を活発化させているとみて分析を進めています。

防衛省統合幕僚監部によりますと、今月10日午後8時ごろ、中国海軍の潜水艦
とミサイル駆逐艦、それに補給艦など10隻が、沖縄本島の西南西140キロの
公海上を通過しているのを海上自衛隊の護衛艦が確認しました。

10隻は最新鋭の潜水艦2隻を中心に艦隊で行動しており、現在、太平洋上の沖
ノ鳥島の方角に向けて航行を続けているということです。また、このうち、駆逐
艦など4隻は今月7日から9日まで東シナ海で訓練を行っているのも確認され、
この際、艦載ヘリコプターが、周辺で警戒していた海上自衛隊の護衛艦の間近ま
で接近してきたということです。

一連の行動は最近、中国人民解放軍の機関誌で公表された訓練の一環とみられて
います。中国海軍をめぐっては、ことし3月にも艦艇6隻が沖縄本島と宮古島の
間を通過しており、防衛省は、中国海軍が日本の周辺海域で活動を活発化させて
いるとみて分析を進めています。



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JSN■太平洋侵出を狙う中国の「悪の論理」

2010年03月29日 09時35分10秒 | 中国軍拡

今日は、下記のメルマガからご紹介します。
マスコミはほとんど下記のような視点では報道しません。

世界は「悪の論理」で動く。
これを知らなければ、日本の平和は守れません。

日本国憲法の前文にあるように日本が「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼
して、われらの安全と生存を保持」しようとしても、日本の周辺国、特に中国・
北朝鮮は、公正と信義に信頼できる国ではないのです。

(JSN副代表・ささき)


■ Japan On the Globe(642) ■ 国際派日本人養成講座 ■

The Globe Now: 太平洋侵出を狙う中国の「悪の論理」

米中で太平洋を分割管理する構想を
中国はアメリカに提案した。
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■1.太平洋の米中「分割管理」構想

米紙『ワシントン・タイムズ』は米軍関係者の話として、
2007(平成19)5月にアメリカ太平洋軍のキーティング司令
官が中国を訪問した際、会談した中国海軍幹部から、「ハワ
イを基点として米中が太平洋の東西を『分割管理』する構想
を提案された」と報じた。

中国海軍の幹部は「われわれ(中国)が航空母艦を保有し
た場合」として、ハワイ以東をアメリカが、ハワイ以西を中
国が管理することで「合意を図れないか」と打診したそうだ。

アメリカ側は中国の提案を拒絶したとしているが、同紙は
情報機関を含むアメリカ政府の親中派内で、この提案に前向
きな姿勢を示す向きもあったと報道している。

この中国の提案、それに対するアメリカ側での一部の賛同
も、「地政学」と呼ばれる分野の研究に基づけば「さもあり
なん」と理解できる。世界各国の外交・国防戦略は、おおむ
ね地政学の常識に基づいているからだ。

そして我が国の外交・国防の常識が「世界の非常識」にな
りがちなのも、戦後、アメリカに地政学の研究を禁じられ、
忘れ去ってしまったからである。

日本が世界に伍してやっていくためには、地政学を学ぶし
かない、として、イギリスのレディング大学大学院で地政学
を研究している奥山真司氏が最近、刊行したのが『"悪の論
理で"世界は動く!』[1]である。今回は、この本に基づいて、
特に中国の動きを考えてみたい。


■2.ランドパワーの海洋侵出

「地政学」とは、国際政治を世界各国の生存競争の場ととら
え、各国の戦略と行動を地理的要因から考察する学問である。

地政学の生みの親の一人、米国海軍大学学長のアルフレッ
ド・マハンは、「人類の歴史はランドパワー(陸上勢力)と
シーパワー(海上勢力)の闘争の歴史である」という世界観
を提唱した。[a]

ランドパワーはユーラシア大陸の内部から冨を求めて海に
出ようとし、沿岸部でシーパワーとぶつかり合う。ランドパ
ワーとシーパワーの代表例が冷戦時代のソ連とアメリカであ
る。東西ヨーロッパ、アフガニスタン、ベトナム、朝鮮など
ユーラシア大陸の沿岸部で冷戦や熱戦が展開された。

社会主義体制の行き詰まりによってソ連が崩壊すると、次
のランドパワーとして台頭したのが中国である。中国の沿岸
部は急速な経済発展を遂げ、各種資源・エネルギーの輸入と
商品の生産・輸出に、中国経済の生命線となっている。東シ
ナ海と南シナ海を「内海」にできれば、中国にとってこれほ
ど安心なことはない。

しかし、中国の海洋侵出を妨げているのが、九州から沖縄、
台湾、フィリピン、ボルネオ島と続く列島群である。このラ
インは、米国を盟主とするシーパワー陣営の勢力範囲であり、
特に沖縄の米軍と台湾軍は、まさに中国にとって「目の上の
たんこぶ」なのである。

中国海軍はフィリピンから米軍が撤退した途端に、南シナ
海に軍事基地を作った。後ろ盾を失ったフィリピンの抗議な
ど、どこ吹く風である。そして、次に狙っているのが台湾と
尖閣列島、そして沖縄である。[b]


■3.「第一列島線」から「第二列島線」へ

上述の九州から沖縄、台湾、フィリピン、ボルネオに至る
ラインを、中国は自国の勢力範囲の「第一列島線」として捉
え、その内側で海軍を活発に展開している。

2020年には、伊豆諸島、グアム、サイパン、パプアニュー
ギニアと続く「第二列島線」までを勢力圏とし、米海軍に対
抗できる海軍の建設を目論んでいる。その一環として2隻の
中型空母を建造しており、2012年までの実戦配備を目指して
いる。

冒頭の、ハワイを基点に太平洋を米中で分割しようという
中国海軍幹部の提案は、一個人の思いつきなどというもので
はなく、海洋侵出を狙うランドパワー中国の国家意志なので
ある。

第2列島線までが「中国の海」になれば、日本列島はその
中にすっぽり入ってしまう。別に日本を軍事占領する必要は
ない。日本のシーレーンを抑え、中国の意のままになる傀儡
政権を作って、日本の冨と技術を自由に搾取できれば、それ
で良い。

日本の経済力と技術力が自在に使えるようになったら、米
海軍と渡り合える海軍建設も現実となるだろう。


■4.中国の太平洋侵出の鍵は沖縄

太平洋侵出を狙う中国にとって最大の突破口が台湾と沖縄
である。特に沖縄の強力な米軍基地によって、中国海軍は第
一列島線の内側に閉じ込められている。もし米軍を沖縄から
追い出すことができれば、第二列島線への侵出が容易になる。

そもそも中国は沖縄を日本固有の領土とは考えていない。
2005(平成17)年8月1日の中国誌『世界知識』は、「沖縄
が日本の領土になったのは琉球王国に対する侵略の結果であ
り、第二次大戦後のアメリカからの返還も国際法上の根拠を
欠き、『主権の帰属は未確定』だ」とする北京大学教授の論
文を掲載した。一研究者の論文という形でアドバルーンを上
げ、周囲の反応を見る、という中国がよく使う手である。

確かに江戸時代に沖縄は、琉球王国として日本と清国の両
方に服属する形をとっていた。しかし、明治27(1894)年の
日清戦争後の談判で、清国は琉球を日本領として認め、以後、
1世紀以上も沖縄は日本の正式な領土として国際的にも認め
られてきた。

沖縄の帰属に疑義を挟むなら、第2次大戦後に中国が侵略
したチベット[d,e]、ウィグル[f]の方がはるかに「未確定」
のはずだが、こちらは頬被りして、自国に都合の良い所だけ
主張するのは、中国外交の通例である。

いずれにせよ地政学的に見れば、第二列島線への拡張のた
めに、台湾と沖縄を勢力圏に収めなければならない、という
のが、中国にとって必然的な戦略なのである。


■5.沖縄を「独立」させ、傀儡政権を作る

しかし、チベットやウイグルのように軍事占領して自国領
に組み入れるというのは、前時代的なアプローチであり、民
族独立意識の高まった現代においては、国際社会からの反発
や住民の抵抗などでリスクが大きい。

それよりも、中国にとって現実的なアプローチは、沖縄を
日本から独立させて傀儡政権を樹立するというシナリオであ
る、と奥山氏は推論している。[1,p130]

__________
仮に中国が本気で独立を画策するとしたら、第一弾として、
沖縄の企業や土地などに投資をしてくるだろう。次に、中国
系の資本を進出させ、経済を握る。すると、中国人がたくさ
ん定住するようになり、二世が生まれると彼らは日本国籍を
取得できる。当然、投票もできるし、立候補もできる。

そこで、華人系の議員を擁立して議会を掌握し、経済と政
治を握ってゆくゆくは独立を図るという寸法である。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

■6.沖縄の「自立・独立」

このシナリオに見事に合致したビジョンを公表しているの
が民主党である。同党が平成17(2005)年8月に改訂した
「沖縄ビジョン」では、次のような提言をしている。
[1,p141, 2]

・沖縄において「自立・独立」型経済を作り上げる
・「一国二制度」を取り入れ、「東アジア」の拠点の一つとなる
・在沖縄米軍基地の大幅縮小
・東アジアと全県自由貿易地域(フリー・トレード・ゾーン)構想
・地域通貨の発行
・アジア地域における人的交流の促進

「独立」とは「日本からの独立」という意味ではない、とわ
ざわざ断っているが、一国二制度、フリー・トレード・ゾー
ン、地域通貨とくれば、「経済的独立」そのものである。

これに民主党政権が主張している在日外国人の地方参政権、
米軍基地の県外移転が実現すれば、「政治的独立」もぐっと
近づく。こういう背景から見れば、民主党が「在日中国人も
含めた外国人の地方参政権」という一般国民には不可解な政
策を強引に進めようとしている理由もよく分かる。

民主党が、中国に洗脳されたお人好しなのか、中国の意図
を知ったうえで協力している確信犯なのか、は不明であるが、
その政策が、中国の太平洋侵出の戦略と見事に符合している
のは事実である。

このような民主党がある限り、万一、中国が沖縄に傀儡政
権を作ることになっても、その人材には事欠かないだろう。


■7.アメリカも第二列島線への後退

一方、シーパワー・アメリカは、強大化しつつある中国の
太平洋侵出に、どう対処しようとしているのか。

アメリカが世界ダントツのスーパーパワーであった時代は
過ぎ、勢力圏を縮小しながら自国の権益を守る、という戦略
に移行しつつある。いまだ軍事力こそ強いが、それを支える
経済力において、長年の財政と貿易の双子の赤字で、日本や
中国に大量の国債を買って貰って、やっと国が保てるという
依存体質になってしまっている。

すでにフィリピンのスービック基地は撤退し、韓国軍の有
事統制下指揮権も2012年に韓国政府に返還する。沖縄の米軍
基地も段階的に縮小し、極東の軍隊はグアムに集約するとい
う構想を立てている[1,p150]。すなわち、アメリカ側も第二
列島線への後退を考えているのである。

中国は、こうしたアメリカの後退姿勢を読んでいるからこ
そ、冒頭に紹介した太平洋の米中分割構想を臆面もなく提案
してくるのである。


■8.日本のとりうる選択肢は3つ

中国が太平洋に向かって勢力を伸ばそうとし、アメリカが
後退しつつある、という現実の中で、我が国はどうすべきな
のか。奥山氏は地政学的に見て、日本のとりうる選択肢は以
下の3つしかない、と指摘する。[1,p193]

第一は「アメリカとの同盟関係を継続する」という選択で
ある。後退しつつあるアメリカの軍事力を補うには、今以上
の自主防衛努力が必要である。また、アメリカの経済的弱体
化を支えるために、すでに200兆円も買ったアメリカ国債
を今後も買い続けなければならない。

これでは日本の経済力も衰退していくだろうから、落ちぶ
れた老友同士で支え合っていくという構図になる。しかし、
アメリカの方が借金を踏み倒して、去っていくという可能性
は捨てきれない。

第二は「中国の属国になる」という選択肢である。「いま
でさえ日本はアメリカの子分なのであり、純粋な独立国では
ない。親分がアメリカから中国に変わるだけで、今とたいし
て変わらない」という楽観的な見方がある。

しかし、独裁国家中国は、政府批判をしただけで投獄する
ような国である。その属国となれば、今の民主党内の小沢独
裁のような状況が日本全体を覆うだろう。また脱税・賄賂は
日常茶飯事という国柄でもあるから、その属国になれば、鳩
山政権のような巨額脱税や違法献金、国費の使い込みなどが
国全体に広まるだろう。

その上に、今の中国の反日歴史教育を当然、属国にも要求
してくるだろうから、今後の日本人はすべて前科者として洗
脳されていくことになる。中国の属国となって幸せになるの
は、傀儡政権と与党党員という特権階級だけだろう。


■9.第三の選択肢「日本独立」

奥山氏の指摘する第三の選択は「日本独立」である。アメ
リカや中国に従う子分ではなく、国際社会の中で主体的に動
く国になることである。

「独立」といっても「孤立」ではない。地政学的に見れば、
ユーラシア沿岸部の国々と同盟関係を結んでランドパワーに
対抗するという手がある。日本と同じく中国の脅威にさらさ
れている台湾、東南アジア、オーストラリア、さらにインド
などとの広範な同盟関係を結ぶ。

もう一つは、「敵の中に味方を作る」戦略である。チベッ
ト、ウイグルなどの独立運動を手助けしつつ、北京に対抗す
る上海や広東省を味方につける。中国がソ連の分裂崩壊の道
を辿らない、という保証はない。

中国の経済成長が著しいとは言え、その国民総生産の総額
はいまだ日本と同程度の規模で、それで日本の10倍以上の
人口を養わなければならない。しかも国内に独立運動、地域
間対立、階級対立を抱えている。人権と自由を求める声も強
い。

そんな中国に脅かされていると言っても、幕末に西洋列強
が押し寄せる中で見事に国家の独立を貫いた明治日本に比べ
れば、平成日本ははるかに恵まれた立場にあると言える。

足りないのは、国際社会の中で独り立ちしてやっていこう
という国民の意志と、地政学的な戦略眼だろう。
(文責:伊勢雅臣)


■リンク■

a. JOG(314) ランドパワーとシーパワー
日本の生きる道は、シーパワー(海洋国家)諸国との「環太平洋連合」にある

http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h15/jog314.html

b. JOG(152) 今日の南沙は明日の尖閣
米軍がフィリッピンから引き揚げた途端に、中国は南沙諸島の軍事基地化を加
速した。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog152.html

c. JOG(481) 中国、太平洋侵出の野望 ~ 西太平洋を「中国の海」に
日本を「中国の海」に浮かぶ孤島列島にするのか。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h19/jog481.html

d. JOG(123) チベット・ホロコースト50年(上)~アデの悲しみ~
平穏な生活を送っていたチベット国民に、突如、中共軍が侵略を始めた
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog123.html

e. JOG(124) チベット・ホロコースト50年(下)~ダライ・ラマ法王の祈り~
アデは27年間、収容所に入れられ、故郷の文化も自然も収奪された
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog124.html

f. JOG(523) シルクロードに降り注ぐ「死の灰」
中国に植民地支配されたウイグル人の土地に、核実験の死の灰が降り注ぐ。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h19/jog523.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
→アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 奥山信司『“悪の論理”で世界は動く! 地政学・日本属国化を狙う中国、捨
てる米国』★★★、 フォレスト出版、H22
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894519178/japanontheg01-22%22
2. 『民主党沖縄ビジョン【改訂】』
http://www.dpj.or.jp/okinawavision/

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