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JSN■これから本番!普天間基地移設問題

2010年05月24日 13時43分16秒 | 反米工作

■これから本番!普天間基地移設問題

普天間基地の移設先は迷走し続けた結果、結局、当初の日米合意に沿った方針に
向かい収束する。

ここ数日の報道をご覧になった方で、そのように思われる方も思われるかもしれ
ません。

確かに、鳩山総理は、いままでの発した言葉を撤回し、ほぼ日米合意の現行案と
いう結論をだしました。

そして、仲井真知事は、5月23日の鳩山総理との会談で、県内移設を否定しません
でした。しかし、「極めて遺憾、極めて厳しい」との言葉を発しました。

私の普天間基地移設問題の現状認識は、かなり厳しく、深刻であり次のようなも
のだと考えています。

・ 鳩山首相が迷走している間に、沖縄が共産党の安保闘争勢力にのっとられた。
・ 鳩山首相の5月25日の沖縄訪問で日本政府と沖縄県の対立構図が明確になった。
・ これから、「日本政府」VS「沖縄県」の安保闘争が始まる。


むしろ、普天間基地闘争はこれから本番を迎えるのであり、これから沖縄県ぐるみ
の日本政府に対する「基地反対」の闘争が始まるものと思われます。

今後、普天間基地移設問題をきっかけに日米同盟が破綻することのないように、
活動していくためには、知事の「極めて厳しい」という言葉の背景にある現実を
知ることが必要だと思います。

JSNでは、昨年の末から

「普天間基地移設問題は、沖縄県民感情を利用した日米安保破棄闘争である。」
と危機を訴えてきました。

現実は、そのとおり動いてきました。
彼らが沖縄での活動で構築してきたのは、「仲井真知事包囲網」です。

普天間基地県内移設を反故にするために、移設容認派の仲井真知事を反対派で取
り囲み、「反対」と言わせるように追い込んでいったのです。

今年にはいってからの動きを確認してみましょう!

<仲井真知事包囲網構築の動き>

1月24日:名護市長選で移設受入反対派の統一候補の稲嶺氏が当選

2月24日:沖縄県議会本会議で県内移設に反対、国外・県外移設を求める意見書を
全会一致で可決

3月16日:那覇市議会が全会一致で鳩山政権に公約の順守と普天間飛行場の県内移
設の断念を求める意見書』を決議
http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/e/4c15b5496215b86075b42ec611e647bc

3月18日:米軍普天間飛行場移設問題をめぐる県民大会の開催に向けた県議会の各
派代表者会議が18日、県議会内で行われ、4月25日午後3時から読谷村運動公
園で開催することを決めた。

3月30日:沖縄県の長期構想「沖縄21世紀ビジョン」県議会の決議を尊重し、答
申で「整理・縮小」にとどめていた文言を「基地のない平和で豊かな沖縄」と修正
し、“基地のない沖縄”を県民が望む将来の姿として明記した。

4月13日:自民党県連(新垣哲司会長)の執行部は12日、県庁で仲井真弘多知事
と会談し、4・25県民大会への参加を要請。仲井真知事即答を避ける。

4月23日:4・25県民大会への参加の明言を避けてきた知事が参加するとの結論
を伝える。

4月25日:仲井真知事、県民大会であいさつ、県内移設反対の明言はせず。(シン
ボルカラーの黄色を身につけずに登壇)

以上です。

名護市長選での反対派の統一候補、稲嶺氏の勝利が出発点となり、沖縄県議会、
那覇市議会の全会一致で県内移設反対の意見書の決議につながり、県議会の全会一
致が沖縄県の長期構想「沖縄21世紀ビジョン」への「基地のない平和で豊かな島」
という文言をいれ修正させたのです。

そして、これらの事実が、仲井真知事が普天間基地反対集会への参加を拒否でき
ない圧力となったわけです。

結局仲井真知事は、県民大会に参加されましたが、シンボルカラーの黄色を身に
つけず、県内移設反対も明言しませんでした。
苦渋の参加だと思いますが、反対集会の開催の趣旨に反する発言をされたわけで
す。
報道だけを見るとわかりませんが、実際は一人で、基地反対運動の勢力と戦って
おられるわけです。

この流れを見ると、裏に大きな意図をもった力を感じざるをえません。

確認できている事実としては、選挙運動や10万人集会には、日本共産党系の安保
破棄中央実行委員会とその全国組織が全面的に応援しています。

沖縄県議会、那覇市議会ともに県内移設の反対の意見書は、共産党の議員が作成、
提出しています。

これらの事実を踏まえると、沖縄の政界は、共産党の統一戦線にのっとられたと
いうことです。

オセロゲームでいうと全ての重要ポイントをおさえられ、仲井真知事ひとりだけ
が残り、それ以外は全て黒にひっくり返され最後の仲井真知事も灰色になって、
いつひっくり返されてもおかしくないところまできているということです。

間接情報によると、県民大会の共同代表である保守政治家、翁長那覇市長は、中
国へ招待旅行された事もあるようです。

沖縄で今、起こっている事は、中国による間接侵略の最終決戦であると私は推測
しています。

そして、この間接侵略に負けると、自衛隊が出動する前に、日本は沖縄から中国
の属国になってしまうという、強い危機間を持っています。

次回は、

「私たちは、全力をあげて、仲井真知事を応援しなければならない。」
「仲井真知事が日米同盟、日本の運命を握っている」

という事を説明したいと思います。

(JSN代表・仲村)

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