自燈明・法燈明の考察

人口爆発

 この年齢になり何かと考える事が多くなりました。このブログは日蓮をきっかけにと書いていますが、他の人はいざ知らず、私にとって仏教との出会いは様々な事について考えるきっかけを与えてくれたのです。それが仏教以外の事であったとしても、です。

 そう言えば、世界人口とは現在どれ程のものになったのか、少し調べてみると、現在のところ76億人だと言います。私が生まれた頃はまだ1970年代でしたが、確か45億人から50億人だったと記憶しているので、半世紀程の間に30億人以上、人類が増えているという状態なんですね。

 以前に現代の人類の食生活を続けるなら、地球上にある農耕地や真水の量、また牧草地を合わせて勘案すると、地球上で生きていける人類の数は、約80億人と言われていました。これは確か世界食糧計画(WFP)の公式発表にあったと記憶しています。そうすると近々世界のあちらこちらに飢饉も起きそうな気がしますし、現にアフリカ等では起きています。

 今のまま人口増加が推移すると、2100年に、人口は112億人と言われてますので、世界規模で20億人以上は余剰人口となり、餓死等が予想される事なのでしょう。そんな事を考えると、人類の未来にはとてもグロテスクな事が待ち構えている様に思えてならないのです。

 でもこういう大事な事って、マスコミではどこも取り上げませんよね。何でですかね?

 アメリカのジョージア州エルバート郡には「ジョージア・ガイドストーン」という、誰が作ったのか不明なモニュメントがあります。一説にはフリーメイソンが作ったのではないかというものですが、そこには10のガイドラインが記述されており、その内の一つは以下の文言でした。

「大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する」

 確かに世界人口が5億人以下であれば、地球環境への負荷は格段にかるくなり、それこそ環境に優しく地球の生態系についても、今とは格段に違う軽いものとなるでしょう。

 少し不安なのが、これだけ人類の人口増加が激しくなったのは、ここ100年程度の間です。よくあるのは、急激に増加したものというのは、急激に減少するというのが良くある形です。人類の人口爆発ですが、この人口が急激に減少する様な出来事も、この先ありえるのかもしれません。

 願わくば、私の生きている時代の中で、そんな出来事が起きない事。祈る様な気持ちでいるのです。


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