自燈明・法燈明の考察

再考―エノクの預言について(5)

 明日から仕事に復帰です。
 例年であれば、家族でどこぞへ出かけていくのですが、今年は新コロナウィルスのパンデミックもあり、「STAY HOME」で、私はネット映画ばかり見て家の中で過ごしていました。

 さて、仕事に復帰する前ですが、エノクの預言について続けていきます。エノクの預言について触れるのは、今回を最後にします。

◆気候変動について
 先の記事でも紹介しましたが、エノクの預言では現在世界で起きているテロ事件、また軍事的な緊張の高まり、また今回のパンデミックについても述べていました。それと共に気候変動についても以下の様に述べています。

すでに言及したが、凄まじい自然災害もアメリカ全土を襲うであろう。
大規模な森林火災や巨大なハリケーンが国中で荒れ狂い、戦争行為のありとあらゆる恐ろしい結果と並んで、何千という死者、そして破壊と破滅をもたらすであろう。
アメリカのマンモス都市は完全に破壊され、大火災が数多くの災厄を引き起こし、実に悲惨な状況をもたらすであろう。
そのときは巨大な地震や火山の噴火も起きるが、これらもまた多くの苦しみや死や悲惨、そして途方もない破壊と破滅をもたらすであろう。
なぜならば、全自然と惑星自体が地球人の狂気に対して反抗するからである。
しかし竜巻や地震や噴火はアメリカだけでなく、ヨーロッパやそれ以外の世界でも猛威を振るうであろう。
が、こうした出来事の発端はすでに今日の時代に、さらには過去数十年間にあり、それらが将来はるかに激しくなるにすぎないのである。
そしてその罪は今日も、将来も大部分は地球の人間にある。
人間は、すべての環境すなわち自然、大気、水域、そして惑星の資源を破壊している。
それによって地球内部で重量が変位する。
これはたとえば巨大な貯水ダムや、石油や天然ガスなどを採掘した結果生じる空洞によって起こる。
それにより、地球内部で不自然なずれが生じ、それが地殻構造に対する不自然な影響、ひいては地震や火山の噴火を招く。
それはさらに大規模な気候変動を引き起こし、その結果途方もない破壊力をもった巨大な竜巻が発生し、最後には世界中でその破壊力を発揮するであろう。
これらすべての結果、激しい洪水や異常な量の降雪がますます増えるであろう 。
降雪は南の国々でも起こるようになり、最後には赤道地帯にまで達するであろう。
それというのも、人間の狂気により、地中と地上で核爆弾を爆発させた結果、地球は気づかないうちにきりもみ状態におちいり始めたからである。
そしてこれが原因となって、この惑星はゆっくりと、しかし確実に太陽の回りで異常な横揺れ軌道を取るであろう。
その第1段階はすでに始まっているが、それによって気候変動が生じ、新しい氷河期の到来を招く。

 今の世界で「地球温暖化」はとても大きな話題です。最近感じる事なのですが、この日本でも「春」という季節が短くなってきているのではないでしょうか。
 4月の始めには、暖房機が必要な日もありましたが、5月になってから気温が上昇し、エアコンで冷房が必要な感じの日もありました。今まで日本の季節には「春」というのが明確にありましたが、どうも最近では「春」がとても短くなってしまったのではないかと思うのです。

 また昨年に首都圏を襲った台風は、今までに経験した事の無いような被害を首都圏にもたらしました。

 こういった異常気象の原因は、いま国際社会で認知されているのは炭酸ガスによる地球温暖化です。でも果たして炭酸ガスだけで、この温暖化が説明できるのか、私自身、納得できないところもありました。

 今回紹介したエノクの預言では、この気候変動の原因として以下の事を述べています。

 ・地球内部で重量が変位
 ・人間の狂気により、地中と地上で核爆弾を爆発させた結果、地球は気づかないうちにきりもみ状態におちいり始めた

 恐らく炭酸ガスによる温室効果という事も、気候変動の要因の一つである事は間違いないでしょう。しかしそれのみで、昨今起きている気候変動の全てを語る事はできないではないか、私はこの預言の部分を読んだ時、そんな事を考えてしまったのです。

 今の文明では19世紀にヨーロッパで起きた産業革命以降、地球にある様々な資源を浪費してきました。また資源を得るために、短期間の間で地球に様々な「痛手」を与えてきたのも事実です。

 私はこのエノクの預言で、この部分を呼んだ時、もしかしたらこう言った過去から人類が行ってきた事も、要因としてあって、炭酸ガスによる問題と合わせて複合的な要因から、今の気候変動が起きているのでは無いかと思いました。

 もしそうであれば、近年話題になった炭酸ガス排出規制を求めた「京都議定書」という対策だけで、この気候変動が収まるものでは無い事になります。

◆シベリアの冷凍マンモスについて
 シベリアで冷凍マンモスが発見されたのは、1799年からであり、今までに100体を超えるものが発見されていると言われます。マンモスとは温暖な気候の場所に生息していたと言われており、そこから考えるとシベリアは過去に温暖な気候の場所であったと考えられます。しかしそれが何等かの理由で、そのシベリアは極寒地域になり、そこで生息していたマンモスは死に絶え、永久凍土の地下で良質に保存をされていたのでしょう。

 しかしこの冷凍マンモスには不気味な事もあります。それはマンモスの消化器の中から食物である植物が未消化のまま残っていたという事です。これはつまり食事して後、マンモスが死ぬまでとても短い時間であったという事を示すものです。

 端的に言えば、急速に冷凍保存されたという事であり、気候の変動と言っても、とても短い時間(消化されるまでの時間)にあったという事です。

 従来、気候変動というのは年単位で推移したと考えられていましたが、このマンモスの冷凍遺体は、それとは異なり、急激な気候変動があった可能性を示唆するものなのです。

 実際にマンモスを襲った気候変動が如何なるものであったのか、それを示す明確なエビデンスはありません。ただしこのマンモスの冷凍死体が示す事は、とても不気味な事である事には間違いないのです。

 今、現代文明はパンデミックの襲来に逢っています。この後、世界にどの様な変化が起きるのか。果たして私達はこれからどの様な経験をする事になるのか、とても気がかりでなりません。



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