ダイハツ工業の不正とは、車両の安全性を確認する試験で、法規に違反した方法で認証申請をしていたことです。¹
具体的には、側面衝突試験で、前席ドア内張り部品の内部に不正な加工を行ったり、必要な試験を実施しなかったりしていました。
この不正は、国内外で販売する全車種に及び、累計で約10万台に影響がありました。
ダイハツ工業は、不正の発覚後、出荷を一時停止し、審査機関や認証当局に報告・相談しました。
また、独立した第三者委員会を設置し、不正の真因分析や再発防止策を取りまとめるとともに、社内風土の改善に取り組むと発表しました。
この不正は、ダイハツ工業だけでなく、親会社のトヨタ自動車にも大きなダメージを与えました。
トヨタ自動車の豊田章男会長は、ダイハツ工業の不正について、深くお詫びし、グループ全体で法令順守や健全な企業風土の醸成に努めると述べました。
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