徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

冬山合宿の行動食

2008-12-24 20:01:23 | 登山・ハイキング
冬山合宿を目前に控え、行動食の準備に取り掛かる。
行動食:火を使わないで登山行動中の小休止時にエネルギー補給できるもの
通常テント内での生活では、朝、晩の食事は団体食として区別

さて、登山は想像以上にエネルギーを消費する運動である。国際山岳連盟の調べによると、60Kgの体重の人が空荷で8時間歩いたときに2880kCalのエネルギーを消費するという。(6kcal/1時間/体重1Kg)という計算式だ。
20Kgの荷物を背負ったときには4320kcalにもなる。(9kcal/1時間/体重1Kg)という計算式。人間の基礎代謝は、成人男子なら1日1500Kcalで、一般的な会社員で1日2500kcalを消費するという。この場合、1日1000Kcalの運動をしていることになる。
登山では通常の生活荷必要な運動に加えて約200Kcal/1時間、雪山ではさらに荷物が増えるので、約350Kcal/1時間を消費する計算になる。ご飯1杯が約250kcalなので、1時間あたりご飯1杯ずつのエネルギーを消費していることになる。

登山は有酸素運動であり、主に炭水化物と脂肪を燃焼させてエネルギーに変える。体に貯蔵されている炭水化物は1500~2000Kcalだが、これを使い切ると脂肪も燃焼しなくなり、タンパク質である筋肉が燃料として使われてしまう。登山中にむくんだり、小便が黄色くなったりするのはこれが原因である。
体内の脂肪を効果的に燃焼させるには酸素を多く吸収し、心拍数を毎分130以下に抑えるとよい。 しかし、脂肪類の食品は食べてもすぐにはエネルギーにはならないので
登山の食料としては向かない。そこで、食べてすぐに燃料となりやすい炭水化物、米やパンとチョコレートなどの糖分が必要となってくる。このチョコレートや砂糖などの糖質は単糖類と呼ばれる。単糖類はすぐにエネルギーとなりやすいが、食後しばらくすると、1度上がった血糖値が急に下がるなど不安定になりやすい。これを防ぐためには米やパン等の多糖類と一緒に食べるとよい・・・以上うんちくは 山渓『雪山登山』から。


8日分の行動食の買出しは
1、食パン2斤(1斤8枚)、
2、ジャム類3(イチゴ、ブルーベリー、ピーナツバター、他に練乳。これらをそれぞれパン1枚に塗って閉じる)
3、ベビーチーズ8個
4、小ぶりあんドーナッツ10個
5、せんべい2種
6、バタークッキー1箱
7、カシュ-ナッツ、アーモンド1袋
8、フルーツグラノーラ1袋
9、バナナチップ一袋
10、板チョコレート2枚
11、カーボショッツ1個(予備食)
12、コンデンスミルク練乳 1本、
13、飴一袋

食パンは1日分2枚とし、ジャム類を塗りラップで包む。ピーナツバターが1番カロリーが高くビタミンeも含んでいる。しかしこれだけではあきるので・・


5~10までの菓子補助食は、ziprock(小)の袋に8日分分配


1日分の行動食をzip(中)の袋に入れ、袋に日付をマーキング


前半(12/27~12/30)、後半(12/31~1/3)に分け,zip(大)の袋に入れる


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