徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

高雄 高山寺

2011-11-14 01:47:26 | 京都散歩
前の週に神護寺に行ったときは清滝経由ハイキングで行ったが、今回は丸太町通り JR花園駅近くから国道162号線を北上するルート。
R162入ってから5km程で高雄三山のエリアだが、片側1車線の狭い国道、のぼりが続き、山間部の渓谷沿いで工事中2箇所で対面片側通行。そう渋滞はなかったが。鉄道はないので車orバスで来るしかないが、山間部で駐車場のキャパシティは少ない。紅葉のピーク時はバスで来るのにも相当時間がかかりそう。自転車はかんけいないが・・上の方、路側帯ほとんどない所がある。
高山寺は一番奥。ピークまで登って1度下りる。狭い国道を歩って移動する人も多い。 高山寺の入り口は小さめ。古い山寺。

奈良時代に創建され鎌倉時代に明恵上人が再興した古刹。高雄三山で唯一 ユネスコ世界遺産に登録されている。
拝観料400円を払い、歩いてゆくと右手に、入り母屋造り?葺きの国宝・石水院がある。

ここでは有名なのは
カエルやウサギが擬人化して描かれた「鳥獣戯画」だ。
ただし複写で原画は東京国立博物館にあるとのこと。
600円の拝観料金がかかるのでパス。


山の中にあるお寺だけに
特徴は山道を歩くことだ、京都の街のお寺にあるとはちょっと
異なった雰囲気がある。華やかさはなく、幽玄の世界





紅葉はまだ青葉が目立つ
晴れていて照り紅葉

開山堂



この寺の僧侶の墓だったか



金堂 室町時代の国宝 山の中にひっそりと建っているのだ。

杉の巨木が立ち並び、なにやら神々しい聖域の様相



その後 長い参道を下って高山寺を後にする 


苔むした石段が歴史の重みを感じさせる



高山寺〔こうざんじ〕
宝亀五年(774)光仁天皇の勅願によって開創され、鎌倉時代の建永元年(1206)明恵上人が中興開山された。境内の石水院(国宝)は同上人が後鳥羽院より学問所として賜ったものである。高山寺は古くから文化財の宝庫といわれ、鎌倉時代を中心として有名な鳥獣人物戲画を始めとして国宝、重要文化財は一万点余にもおよぶ

国宝 石水院(五所堂) 冥報記紙本墨画、鳥獣人物戯画 絹本著色仏眼仏母像 紙本著色明恵上人像 紙本著色華厳宗祖師絵伝など
重文 如法経塔、宝篋印塔 鳥獣人物戯画 乾漆薬師如来坐像 木造白光神立像 木造善妙神立像 木造明恵上人坐像など

最も有名な鳥獣人物戯画4巻、白塗りの白光神立像と善妙神立像などの重文も殆ど東京や京都の博物館に委託されておりここでの拝観はできません。
JR京都駅から
JRバス周山または栂ノ尾行きで60分
栂ノ尾バス停下車

JRバス停栂ノ尾       
↓ 徒歩5分
高山寺       
↓ 徒歩10分
西明寺         
↓ 徒歩20分
硯石亭        
↓ 徒歩2分
神護寺          
↓ 徒歩20分
JRバス停山城高雄          
JR京都駅までJRバス京都駅行きで50分

高山寺を後にし、途中、土産物店の並ぶわき道から西明寺に。紅葉(紅葉)の寺、と立看板あり。茶店の先に
清滝川に架かる朱塗りの橋、指月橋。ここから西明寺入り口。拝観料払う場所が正面に見える。今回パス



青もみじも日に照らされて美しい



山々の紅葉もこれから深まっていく

部分的には赤い色の出ている木も増えてきた


先週から比べると、色つきが少し進んだ程度
神護寺への参道への人手は前より多かった




茶色くなって落ちている葉も多かった。




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