Iwaoのタルムード 事実は小説より奇なり

日々の体験の中に真実を学ぶ すべてノンフィクションです

 

Treeadの原点 愚直の現場第一主義 実話 水島支配人の現場一直線 第一話

2023-05-18 19:49:16 | 経営
桜庭支配人の現場改革

~経験も無い、実力もない、地元での人脈も無い状況の中で
 SCMのサクセスメカニズムはこのように現実化された
 



<登場人物>

水島支配人~ このシリーズの主人公。

株式会社アジア開発 入社2年目の新人にして現場の支配人の辞令を受けた。
35歳 結婚式場の責任者の経験はまったく無く、営業の経験も無い。ないない尽くしで自信もないまま 指導を受けて独り立ち上がる。
河野俊一~ 隣町の結婚式場の支配人。同じアジア開発の社員で、やはり支配人として人材派遣された。桜庭より1年早く入社して現場に配属されいた。30歳。
後藤部長~ハートロード結婚式場の営業部長。営業部10年目。現場のたたき上げで
     規則を守ることに厳しい。現場の鬼と呼ばれている。32歳
石原とよ~ バンケットマネージャー。ハートロード結婚式場の創立メンバーで、地元の顧客には顔きき役。親分肌で面倒見もよく、影のボスといわれている。52歳。
白石庄平~地元の生命保険のトレーナーで引退後も後輩の面倒を見ながら研修会に参加している中で桜庭と出会う。72歳。

大林友子~ハートロード結婚式場の専務婦人。フロント予約課課長。
内田悟~ハートロード結婚式場営業部課長代理。
柏崎理恵~ハートロード営業課長で最古株社員。営業の実力ナンバーワン。
小森友和~ハートロード結婚式場営業部主任。






第一章  新しい舞台~逃げ出すか戦うか

・スタートは無い無い尽くしの環境と不足な自分の能力・経験


ひなびた単線の線路を1時間電車に乗ってやっと着いた無人駅で降車した水島の目に入ってきたのはあたり一面に広がったタバコ畑だった。

静岡県の片田舎に有るハートロード結婚式場の支配人として赴任することとなった水島は、まず人口が数千人しかいないだろう、この寂れた片田舎町に降り立ってはげしい心の葛藤を覚えていた。

「俺はもしかしたら とんでもないところに来てしまったのかも知れない。」

 駅前から続く細い県道を歩いてゆくと すでに営業をやめ、つぶれたらしいガソリンスタンドが目に入ってきた。地図を片手に目的の結婚式場を探してゆくが、だんだん胸騒ぎがしてきた。道路の右手に牧野祭典という看板が目に入ってきた。葬儀屋だった。
「まさか、、、、」水島の直感は的中した。






道端の葬儀屋の角を右に曲がると、目ざすハートロード結婚式場が現れた。
「まさか 葬儀屋のすぐ隣だなんて。」
葬儀屋の建物の陰に隠れて 道路を通る車からはハートロード結婚式場が見えるか見えないかだった。
しかも ハートロード結婚式場の周囲は住宅で囲まれるような街のつくりになっていて、宴会等で騒いだらすぐに近所からクレームが来る、そんな密集した構造になっていた。しかも入り口に葬儀屋である。

「俺は此処に何をしに来たんだろう。」
そんな、感嘆を通り超えた絶望に近い心の叫びが桜庭の中で沸きあがっていた。

 今日来るとは現場には連絡を入れず、そっと内情視察に来た桜庭が 大きな駐車場でため息をついていると、そこに大型バスが入ってきた。

隣町に有る太平洋パレスの河野支配人が運転していた。河野と水島は以前から面識があった。
「水島支配人じゃないですか、今日から赴任されたんですか?」
「いや 明後日からなんだが、その前に敵状視察しようと思ってね」




水島にとっては敵状視察という表現しか思い浮かばない状態になっていた。
いったい、此処で何が待ち構えているのか、どうして自分のような経験もなく実力もない初心者がいきなりこのような難しい環境に放り込まれようとしているのか。
まったく未来は不透明だった。
「ところで河野支配人 どうして大型バスを持ってきたんですか?」
「実は昨日 此処の社長から電話があって ハートロード式場のバスがほとんどすべてエンジントラブルで修理に出したので、大型でいいから貸してくれないか、というんだ。」

どうやら 此処のバスは2台とも耐用年数を越えているらしく、いつ走らなくなるか分からない危機的な状況であるようだった。

 向こうを見ると、結婚式場のガラス張りの壁の通して、中で掃除している社員たちの様子がなんとなく感じ取れた。明らかに相当年配と見えるご婦人らしき社員、たぶん此処のベテラン社員なのだろう、仲間にあれこれ指示をして そのうち階段を走るようにあがっていった。

「ああ、あの人は此処のバンケットの親方的存在で、もう15年以上此処で勤めているベテラン社員ですよ。」
ベテランで高齢の女性社員ばかりの現場の責任者として、いったい自分に何が出来るのか。
水島の心では、不安が衝撃となり、さらに次々と勝手な妄想が浮かび上がっては消えて行った。

 この式場の環境をみれば見るほど、さらに施設を知れば知るほど、水島の心がどんどんなえていくのが分かった。

普段は前向きでポジティブな人間であると自負をしていた水島だったが、この日の精神状態は最悪だった。

 水島は アジア開発に入社してまだ2年ほどの駆け出し社員で、以前はマスコミ関係に勤めていてサービス業、特にブライダル関係の仕事は初心者同然だった。
2年ほど結婚式場や旅館の現場のお手伝いに人材派遣で経験を積みはしたが、それはまだ現場をかじった程度で、支配人をまかされて現場を切り盛りできるような能力からは程遠かった。


 こうして、水島は赴任の当日を迎える前に、現場を視察することによって返って完全に心が折れてしまった。そして いつの間にか ダメな部分 出来ない理由 難しい環境を数える作業に没頭していった。もちろん ますます苦しさの洞窟に深く入っていくだけだった。



5つの物差し  企業経営の成功方程式1

2023-05-18 13:42:57 | 経営
5つの物差しについて




顧客創造の原則は、顧客の需要のレベルをどのステージでどれくらいの要重度なのかを判断し、企業側がそのステージの要求レベルを超えて応えられるかどうかにかかっている。

  重要なコンセプト~5つの物差し

  五つの物差し   右側にはこの指針の出所である仏法用語を参考までに示してあります


1;原因を内に求めるか外に求めるか     内外相対 依正不二  
2:相手中心か自分中心か。         大小相対 自行化他                                                           
3:部分観か全体観か            権実相対
4:未来中心か現在中心か          本迹相対
5:本質(原因)優先主義か、 
  方法論(結果)優先主義か        種脱相対


            

Treead株式会社 真実なビジネス構築のために

2023-04-17 17:33:31 | 経営
真実なビジネス構築のために



スキーム構築に魂を連結しよう
一つのスキーム構築に 骨組みを作り 肉付けをして インテリアを飾り
一つ一つ魂を入れて接着するとき 最終的に崩れることのない傑作建築が出来る

〔いかなる成果もあげられない人の方がよく働いている。
成果の上がらない人は、
第一に、ひとつの仕事に必要な時間を過小評価する。
第二に、彼らは急ごうとする。
第三に、彼らは同時にいくつかのことをしようとする。
✓ ピーター・ドラッガー




これからやろうとするビジネスに対して
それが自分の魂の一部分になるほど自分の生命のリズムと
一致させる投入と創造の準備が必要

あれこれ おいしそうな話に目移りして食いついているうちに
人生は流れて行ってしまいます



成功するかしないかの分岐点は
そのビジネスアイテムではなくて
私自身の構想に向ってゆく確信であることを
肝に銘じたい

あたしい挑戦  訪問買取業 

2023-04-15 19:28:34 | 経営
Treead株式会社について


起業動機

・ビジネスを通して、人生を豊かにするための学びある組織をつくりたい。
・創造した未来を実現していく時に感じる達成感・充実感を仲間と共に味わいたい。

ロゴの由来
・幹は、太くて力強い組織になる意味を込めている。
・周りの葉は、スタッフ全員が長所を開花し発揮できている意味を込めている。

描く未来
・出会ったすべてのお客様とスタッフを通じて、1人の人間としての深いかかわりと理解を継続する作業の中で、相手との関係性を本来的な状況に復活させる。



MISSION

「もったいない」心を、必要としている誰かと
地球のための懸け橋となる。

現在、私たちの暮らしは、物が溢れています。多くの消費者が使わなくなった不用品を手放さずに自宅にしまい込んでいる、つまり「退蔵」していることが明らかになっています。
物を大事にするあまり捨てたくないという気持ちが、最後にはゴミにしてしまっているとすれば、その気持ちを活かしきれていないと言えるかもしれません。粗大ゴミだけでも、日本全体で1年間に約100万トン以上が廃棄されてしまっています。

物を循環させるリユース事業は、地域社会にとってなくてはならない存在になってきています。

また、消費財に執着することから離れさせる新しい考え方が賞賛され始めています。必要最低限の生活こそ心と頭がスッキリするスタイルです。
必要なものを必要なタイミングで使うことで、商品価値がより一層輝くのではないでしょうか。 私たちは、リユース事業を日本の文化に浸透すべく挑み続けます。

VISION

社会に感動を与える人財を育てる。

近年、目まぐるしい発展を遂げる世界情勢の中で変わらない普遍的な価値は、「お客様のニーズに答えるコト」 だと考えます。
私たちの最大の強みは、お客様に興味・関心を持ち、お客様の懐に入リ込んで寄り添えることです。

また、お客様に寄り添うことで地域にある多くの問題・課題が見えてきます。 地域と良い関係性を構築し、問題・課題解決をしていくことが地域社会を飛躍的に豊かにすると考えます。
私たちは、 「人のために動ける人財」を輩出していくことで、より良い社会創りに貢献していきます。




01

お客様の喜ぶ「サービス」を提供する。
Treeadは『社会に感動を与える人財を育てる』という企業理念を掲げ、お客様に身近で頼れる存在になることを目指しています。結果が良くても悪くても、自分にベクトルを向け「もう少しできたことがあったのではないか?」と問いかける努力をし続けることで、お客様からの「ありがとう!」で満ち溢れる会社をつくります。

02

プロフェッショナルとして頂点を目指す。

ビジネスと、スポーツは非常に似ています。全力で自分の限界に挑戦していく中で、スキルや精神力を向上させます。大切なことは、プロとして「やり抜く」こと。つまり様々な手段を凝らして、何が何でも物事を達成するという強い決意を持つことです。目標を達成できなかった時に、「ここまでやったからもう諦めよう」と自分に言い訳するのではなく、達成できるまで「どうすれば達成できるか」を考え、そしてまた挑戦する。そこに、ビジネスの面白さがあるのではないでしょうか。

03

一丸でコトを成す。

素晴らしいチームはチーム全員が同じ目標に向かっています。周りと積極的にコミュニケーションを図り、お互いにサポートできる関係が出来ています。
個人よりチームワークを優先する理由は、“個の総和でなし得ないことをチームで成す”ことで、達成感・充実感が何倍も大きくなります。チームメンバー全員が積極的にプロジェクトに取り組み、チームで「コト」を進めていく面白さを感じていきたいです。

04

学びを共有し、深め合う。

理論教育でなく、ビジネスという現場教育が、一番の学びや経験値を積めると考えます。現場でスキルを磨き、経験・自信・勇気を高めます。”実績”という戦いに勝ち続けていくことで自分・他者の理解が深まると考えます。また、社内外の情報を共有することで、より大きな目的・目標を最短距離で実現していくことができると確信します。言われたから考え、動くのではなく、自ら学び行動する文化をつくっていきます。自分や周りの人を豊かにするための学びある組織を目指します。

05

チャレンジする人を応援する。

現代は誰もが「なりたい自分になれる」環境が整っています。しかし、自分を取り巻く様々なプレッシャーを言い訳にして、一歩踏み出せないでいる人がしばしば見られます。だからこそ大切にしたいことは、自分自身の中にある「恐怖・不安・苦痛」から開放され意欲的・創造的になることだと考えます。

Treeadが描くチャレンジする人とは、
「主体的に動く人」「まず行動してみる人」であり、そのようなチャレンジする人を応援したいと考えます。



Treead株式会社
東京都八王子市大和田町2-5-24
tel:042-506-2017
fax:042-506-2018

SCM 原則3   3ステージ分析

2022-06-23 13:44:10 | 経営
原則3  3ステージ分析





    ビジネスステージ ライフステージ  マインドステージという
   3つのステージに分けて人間の生活空間を分類。
   それぞれの分野においてマネッジメントがある。
    ビジネスマネッジメント
    ライフマネッジメント
    マインドマネッジメント







   この中で一番重要なのがマインドマネッジメントである