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Re.1998.8.7

2008-08-07 11:42:22 | 旧メンバーブログ
「卒業=就職」 もう古い

希望する会社以外なら、就職先を急がない。
社会に出るのが多少遅れても、資格をとってキャリアを積みたい。

過去最低に落ち込んだ新卒学生の就職率の
背後には、最近の学生たちの就職観が見え隠れする。

一方で、不況下に就職を急ぐ、学生も少なくなく、
学生の志向は多様化している。


今春、早稲田大学を卒業した学生は、
現在、会計士の専門学校に通う。
来年、難関の試験に挑戦するつもりだ。

不況下、会社がつぶれても、つぶれない自分になりたい。」
と思い、就職を急ぐのを避けた。

立教大学の女子学生は、小説家を目指すことにした。
「昨年は就職活動をしたが、魅力を感じる企業がなく、
 やりたいことをやろと決めた。」

まずは働きながら、海外をめぐろうと考えている。

早稲田大学の杉浦就職課長は、今回の就職率について、

「景気が悪化し、企業の採用が減少した中での数字だが、
 大学卒業後、即就職というパターンが崩れているのは
 確かだ。大学院やキャリアアップのための専門学校進学
 ボランティア活動など、学生の進路選択は多様化した。
 就職上位校と呼ばれるほど、就職率が低いといわれるが、
 そうした傾向の表れだと思う。」

(朝日新聞 1998年 8月7日付け 社会面より抜粋)

今から、10年ほど前、就職氷河期だった。
その頃から、満足のいく会社に入れないことが
多くなり、自分らしい生き方を模索しはじめた。

それから、5年ほど時が過ぎると、
ニートという言葉が生まれた。

いつの時代も、
就職氷河期、フリーター、ニートなどといった
就職に関連した新しい言葉ができる。

新しい生き方をいつの時代も若者は求めているように感じる。

その一方で、
枠にはまった生き方をしていくものもいる。

昨日、TBSの「明石や、さんチャンネル」で
芸人のふかわりょうがこのようなことを言っていた。

「大学にいく必要はない。」

18歳の半分が大学に進学している今、
何も考えずに、進路を選んでいるものも少なくないだろう。

ふかわ自身は慶応大学を卒業している。
大学に行ったから、大学の意味がわかったとも考えられる。

多くの会社では、大学卒を基本としている。

大学卒という肩書きは社会で、どんな意味を成しているんだろうか。

今では、第2新卒といわれる市場もある。

「卒業=就職」は10年前古ければ、
今は
「就職=3年のち転職=自己のキャリアアップ」

一生涯をかけて、会社を成長させるものから、
一生涯をかけて、自己のキャリアアップを目指すものに変わってきている
ように感じる。






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