卒業です。
ガガガSPじゃありません。
尾崎豊でもありません。
俺は夜の校舎で窓ガラスを割るようなロックな人間じゃありません。
ついに自動車学校を卒業できました!
まさに感無量!
大学合格よりも嬉しいかも。
今ならなんでもできそうな気がする。今なら俺、踊れる。
そんな有頂天な状態で自分なりに自動車学校生活を振り返ってみようかな、と思います。
かれこれ5か月くらいはグダグダと通っていたと思います。
途中教科書が変わったのですが、最終的に旧式教科書を持っていたのは自分が最後なんじゃないかと思います。
それもこれも全部自分の意思が弱かったからなんだと思います。
子どもの頃から親にせかされながら習い事に嫌々行っていたタイプなので、一人暮らしになるとサボりだすのは宿命的なものだったのでしょう。
そんな自分が昨年末から免許を取らないと!と頑張った(自分なりに)。
だからこの約1ヵ月間は結構充実していたと思うます。
自分で、自分のために公的資格をとったのは初めてだったので(正確に言えばまだ「免許」は取れてないけど)。
だから「なんでもできそうな」気がするんだと、俺なり考えているわけです。
さて自動車学校は俺にとって結構衝撃的な体験をさせてくれました。
それは自分が社会の一員だと言われたことです。
基本的に車社会では大人も子供もありません。
初心者や高齢者は保護の対象となりますが、基本的に免許を持っている以上「大人」として扱われます。
運転手は車を運転する(楽をする)権利と引き換えに安全運転する義務や事故を起こした際の責任を負わなければなりません。
ですから運転手の卵を育成する自動車学校は生徒にも大人としての自覚を要求してくるわけです。
出来の悪い生徒だった俺がその例外になるはずもなく、教官は俺に再三責任と自覚について語りかけます。
それが俺には衝撃的でした。
多分短い人生の中で一番大人扱いされた出来事だと思ったからです。
ああ、もうヘラヘラしているだけじゃダメなんだな。
ハンドルを握るときは俺も良識ってものを持たなくちゃいけないんだな。
自動車学校は俺にそんな体験をさせてくれました。
ありがとう、自動車学校。
そして
おめでとう!!