子供の頃、憧れのスポーツ選手や芸能人になってみたいということは、誰でもが持つ気持ちではないだろうか。
その人を理想のモデルとして、どのような生活、人生を歩んで来たのだろう?
僕らが知ることができるのは、テレビや新聞などのマスメディアによる情報のみであって、直接的なつながりはそう多くない。
これは今年、日本ハムファイターズから読売ジャイアンツに移籍した小笠原選手の今までを綴った本である。
小笠原選手はこの本の中でこのようなことを言っている。
一つ、確信を持って言えるのは、あの時キャッチャーとして監督に指名されてい なければ、僕の野球人生はその後、ノンプロからプロ野球へと続くことはなかっ たのだろうということだ。
不思議なものだ。いやなことでも受け入れたから今がある。すべては現在に至るまでの糧だった・・・・。
今まで、どんな人にでも自分で選択を迫られる場面があり、また色んな人と出会うことによって自分の道を歩んできている。
僕も今までの道のりが本当に正しい 選択をしてきたのかはわからない。
でもその時々によって自分にできる範囲の努力、頑張りを続けてきたのだから、今の自分がいる。
どんなに充実した1年も、どれほど落ち込んでいた1年であっても、一段一段積み上げてきた自分が今ここにいる。
またそんな自分を支えてくれる多くの仲間がいることも忘れてはいけないように思う。
「やるからにはきちんとやり抜く、それが僕のポリシー・沈んで浮いて、結局指名はなく、また沈んで・捨てる神あれば拾う神あり。」
これらは本の中で、出てくるミニテーマで僕が印象に残っているものである。
前に高校の先輩に、努力すれば必ず結果はついてくるものではない。でも結果を残した人に努力していない人はいない、と言われたことがあった。
小笠原選手にも、様々な挫折と苦悩があり、人知れず自分に厳しく努力を行っている。
人は僕を「ブレイク」したというが、ただツイていただけと謙虚で常に頑張り続ける姿勢に好感が持てた。
ただ本を読んでスゴイなと思うだけでなく、自分も小笠原選手のいいところを見習って、自分なりに頑張り続けなければいけないと、この本で励ましてもらいました。
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