ノリの夢日記 家族のカタチ― ｖｏｌ．１

先週末、恐れていたのか、ワクワクしていたのかは
わかりませんが、両親が新潟に来ました。

大学に合格して、部屋を決めに新潟に来て以来
２年半ぶりに新潟に来ました。

昼食を取り終えると、早速、ノリの部屋が
見たいこともあって、新潟駅を散策することなく、
家に来ました。

ちょうど、両親が来た日は
パリーグのクライマックスシリーズの始まった日でした。

家に着くなり、ちょうどオリックス対日本ハムが始まったことで
父と見ていました。

ノリの家の冷蔵庫を開けてみるなり、何もないことがわかった母は

「ちょっと買い物に行ってこようかな。」と。

ノリの家から近くのスーパーのウオロクに買い物に出かけていきました。

父と２人での野球観戦。

ノリの家なのに、なぜか父とテレビを見ていると、

実家の家と何ら変わらない気がしてきました。

１時間くらいすると、母が買い物から帰ってきて、

「これで、ちょっとは冷蔵庫らしくなったかな、と。」

岩手からの遠出、そして買い物・・・

父とノリにリンゴを剥いて、一休みしているうちに

母はノリのベッドで寝ていた。

野球も、オリックス打線が日本ハムのダルビッシュ投手を
打ち崩すことができないまま、７回まで進んだ。

父も野球を見ているうちに、ちょっとだけ寝息をたてながら
休んでいた。

両親２人が、新潟まで出かけること
きっと疲れもあった。ノリがどんな生活をしているか
不安と期待もあっただろう。

２人の寝ている姿を見ながら、そんなことを思っていた。

夕飯を食べる前だった。

母が進路の話をしたいと切り出した。

１番話をしなければならないこと
でも、１番避けたかったことでもある。

両親の考えは、

「何も海外に出て、活動する必要はないのではないか。
　日本でも、自分にあった場所、地域貢献できることがあるのではないか」

ペシャワール会で亡くなった伊藤さんの話もした。
両親として、発展途上国に行かせること、
様々な不安を言ってもらった。
今の時点では、協力隊に行かせることは認めれないとも・・・

「転ばぬ先の杖」という諺があるように、

ノリの未来を心配していることは十分に伝わってきた。

でも、

今、協力隊に行ってみたい、その意志だけはぶれないことを伝えた。
新卒ブランドをけって、２年間、海外に行く。

日本に帰ってきてからの職種は問わないと。

話は分かれたままで、結論には至らなかった。

家族のカタチ―ｖｏｌ．２に続く