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ノリの夢日記 家族のカタチ―Vol.2

2008-10-16 14:10:41 | 旧メンバーブログ
家族のカタチ―vol.1より

「夕飯、どうする?」母に尋ねられた。

でも、何かかがノリの中で切れていた。
「こんな進路の話した後じゃ、食欲もないよ。
 不機嫌なまま、夕飯なんか食べにはいけないよ。」


本当は、両親を連れて行きたかった、「せんたく船」
ノリの家のすぐ近くにある洋食屋さん。

夫婦で切り盛りをする店に連れて行きたかった。

でも、進路の話をした後で、不機嫌なまま店には行けなかった。
そのままでは、不機嫌な顔をしたまま、夕飯を食べることになってしまい、

そんな顔をして食べられた食事は決して良いものではないだろう。

つまんない意地・・・でも、張らずにはいられなかった。

両親もノリの家に泊まっていった・・・翌朝、起きると
普段の家と変わらず、母は早起きをして、
味噌汁と豚汁を作っていた。

朝食を食べ終えると、両親2人揃って、散歩に出て行った。
2日目・・・天気は快晴だった。

散歩から帰ってくると、

「今日は1時の新幹線で、岩手に戻ると。新潟駅まで送ってもらっても
 また、すぐに戻ってくるだけだろうから、家にいなさい。
 私たちは、ちょっと新潟駅を散策してから帰るね、と」

10時ちょっと過ぎには、ノリの家を出て岩手に戻っていった。
簡単な挨拶だけしか出来なかった。


家に残ったのは、土鍋で作られた豚汁に、
まるで、風邪を引いた子どもが喜びそうに、
冷蔵庫の中には、プリンやヨーグルトなどがたくさん入っていた。

いつもはそこにいないのに、
両親がいるだけで、いつもと変わらない家族のカタチがそこにはあった。

きっと家族のカタチは家を通して、
作られていくのではない・・・・・・

そこに、両親がいることで家族のカタチが出来上がるのだと。

やってあげたいことはあったはずなのに、
気がつけば、何も両親にはしてあげられなかった。

どこにもぶつけることのできない想いをメールで友人にぶつけると
こんなことを言ってくれた。

「いくら伝えても、伝わらないこともあるけど、それはその時
 どうするか考えればよくて、今は伝える時期なのかなぁって。

 親にわかってもらうのが全てじゃないし、わかってもらえなくても
 いいって考える人もいるけど、でもやっぱり自分を生んでくれた
 親だし、話し合うのは大切かなって。」

また、白石一文さんが書いた「一瞬の光」で
このような文章を見つけたので、抜粋させていただく

「人を大切にすることも大事だけれど、大切にされることが
 とっても大事なんだからね。大切にされるってことは、
 自分を大切にするってことなんだからね。」


大切にされることは、自分を大切にすること

この文章を読んで、改めて両親から大切にされていることに気づき、
また自分を大切にしなければならないと強く想う。

家族のカタチ、みなさんなら、どこで見つけますか?










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