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Re.1999.1.8

2009-01-08 14:06:37 | 旧メンバーブログ
消費者心理 温めるイベント政策を

鈴木敏文・イトーヨーカ堂社長

昨年の歳末商戦は不調でした。
個人消費に回復の兆しは見えますか

「大変厳しい状況は変わっていない。
 金融機関の貸し渋りや「貸しはがし」(融資の回収)
 は続き、金融システム不安が消費者の心に重くのしかかっている。
 消費税分還元セールには反応があったが、
 大型予算案が出ても、国民の多くは明るさを感じず、
 先行きに不安は解消されていないと思います。」

―----消費税分還元5%引きセールはなぜ、消費者を動かしたのでしょうか

「消費者のうち、3-4割の人は収入が減って生活が厳しくなっているが、
 残りの6-7割の可処分所得はそう変わっていない。
 買いたい気持ちはあるが、心理的に暗雲に閉ざされていた。
 そこにセールがイベント的な効果をもたらし、抑圧されていた消費意欲が
 解き放されたのです。」

---生活防衛意識から安売りに殺到しただけではないのか

「還元セールで売れたのは、ふだんより1ランク上の商品でした。
 コートは、5,6万円の高価格帯が出たし、
 肉も100グラムあたり200-300円高いものがよく売れた。

 不景気だからといって、質を落として安い商品は売れない。
 今回のセールを単なるディスカウントと考えるのは、間違いです。」

---消費税5%に対する国民の抵抗感が強いということですか

「消費税が3%で導入されたときは、3ヶ月で消費は回復した。
 高齢化社会に向けた直間比率是正や間接税の重要性を理解している国民は
 多い。しかし、消費税率の2%引き上げは、経済が下り坂に
 向かっている時だけに、厳しく感じたということです。心理面で
 タイミングが悪すぎた。」

(朝日新聞 1999年1月8日付け 経済面より)

年始というと、大型ショッピングセンターから、
小さな小売店まで、福袋を用意して、
初売りに備えている。

昨年あたりから、生活用品を詰めた福袋を
リーズナブルな値段で提供し、好評を博していると聞く。

クリスマス商戦が終わったと思いきや、
今度は初売りや冬物セールと消費意欲を高めようと
様々な努力が見られる。


小学生だったころはお年玉をもらい、
このお金で、何を買おうかと夢を膨らませたが、
大学生となった今、お年玉をもらうことはもうほとんどない。

お年玉をもらっていた小学生に
戻れば、何を買うだろう?

前と変わらずやっぱりゲームソフトを買う自分がいる気がする。


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