Ｒｅ：１９９７．１１．２９

７ケターこうなる

年賀状の準備が気になる時期。
発売中の官製年賀はがきは、差出人の
郵便番号枠が７ケタになっている。

来年２月２日から、郵便番号を７ケタに
改めるためのものだ。そもそも、なぜ７ケタに
なるのか。５桁のはがきに、７けたの番号を書くには
どうすればよいか、郵政省に聞いた。

７桁化の理由は、バーコードを使った配達の仕組み
を導入するものだという。

まず、投函された郵便物を集めた郵便局で
郵便番号と
所在地などを機械を使って読み取り、
住所をあらわすバーコードにして印字

配達する地域の郵便局ごとに区分けする。
バーコードといっても、紫外線で発光するものではないので、
普通は見えない。

この順番に並べる配達作業は、現在人手で行っている。
こういった手作業を機械化し、効率を高めようというのが
７ケタ化の狙いだ。

７ケタになっても、５桁の郵便はがきは使える。
５桁の枠に、７ケタの枠を書く場合、
６,７ケタ目は５桁目の番号の下に書く。
また郵便局では来年１月ごろから配る７ケタのシールを
張る方法もある。

７けたになって一般の人が便利になるのは、
宛名の住所を省略できることくらいだろう。
７ケタの郵便番号を書くと、
都道府県名と市町村名は省略可能だ。
ただし、郵便番号を間違うと、届けられなくなる可能性もある。

できるだけ市町村名から書くことをオススメします。

（朝日新聞　１９９７年１１月２９日付　家庭欄より一部要約）

変更になってから、もう１０年になるんですね。
最初の頃、相手の郵便番号７桁を調べるのが、
面倒で、そのまま５桁だけ書いて出したりも。

よく年末の大掃除をしていると、昔の官製はがきが
出てきて、あ、５桁だったよねって話をしたことも。

思えば、郵便ってものすごい量ですよね。
昔はたぶん１枚１枚手作業でやっていて、
だんだんと進歩するに当たって都道府県、市町村が整備され、
郵便番号が出来、今ではそれが７桁になり
配達をしやすくしているんですよね。


高校生の頃、年末年始郵便局で募集しているアルバイト
やりかったんですよね。
年賀はがきの仕分けや配達、夢でしたが
部活や受験の補習授業などで、出来ませんでした。

町の郵便屋さん、いつもご苦労様です。