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おもてなしの心

2009-10-15 18:17:33 | 旧メンバーブログ
木曜日担当のノリです

1週間前は、台風18号で大騒ぎでしたが、

新潟は昨日、今日と雲がふわふわした青空が広がっています。

夏では、太陽の日差しも部屋には入ってこなかったのに、
秋になり、次第に日差しが部屋にも入ってくるようになりました。

窓際に色んな本を積んでいると、日差しを浴びて
まるで、本が日光浴している感じにもなりますね。

本の日焼けが嫌なので、さっさと避難をさせまずが。

大学の図書館から、ふと窓の向こうを見ると、
木々の葉も、少しずつではありますが、紅葉してきました

実家の隣の公園では、イチョウの木があったため、
黄色い葉を見るほうが、秋だなぁと感じほうかもしれません。

食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、
○○な秋と呼ばれますが、みなさんは、どんな秋をお過ごしでしょうか?

内定式は、東京で行われたのですが、
日帰りはせず、1泊して翌日の夜、高校の友だちと一緒に、

幼なじみが働いている天ぷら屋にご飯を食べに行きました。

幼なじみが働いているのは、東京駅からすぐ近くの某デパートにある
老舗と呼ばれる天ぷら屋です。

事前にご飯を食べに行くことを伝えておくと、
彼は、座席を予約していてくれました。

窓際の席を用意してくれていて、お店が12階であるため、
そこから、東京駅周辺の夜景が、とても綺麗に見えました

顔を合わせたのが、成人式以来であった友人が、
そんな粋な計らいをしてくれたことに、料理だけでなく、
素敵なものをおすそ分けしてもらったような気持ちになりました。

友人は、小学、中学、高校の時から変わっておらず、
いつ見ても、真面目に取り組む姿勢、素直さがまっすぐ伝わる人です。

私たちに、少し顔を出してから、向かいに座っている
30代前後の夫婦と、その両親とできた4人に真摯に対応しておりました。

まだまだ、見習い、修行の身ではあるのだけれど、
彼の持っている温かさが伝わっているかのように、
向かいの4人は、にこやかに彼の説明を聞いておりました。


自分からガンガン主張はせず、いぶし銀のように
コツコツ物事をこなしていく、そんな彼の良さが接客にも
現れている、そんな気がしました。

以前に、帝国ホテル「感動のサービス」という本を
読んだことがあります。

その中で、気になったものを2つほどご紹介をします。

■お客様のニーズに合わない社内ルールは撤廃する

帝国ホテルにビール2000円飲み放題を導入したとき、
フレンチレストランを鉄板焼きに変えたときも、

「帝国ホテルは大衆化した。」と周りから言われたそうです。
しかし大衆化したかしないかは、第3者の評価です。それよりも
大切なのは、自分たちのサービスが
今のお客様のニーズに応えているかというもの。

■ホテルマンに求められるのは、専門的な知識よりも常識的な判断

ごく一般的な常識を持っていれば、ホテル業務の8割から9割は
こなすことが出来る。専門性を持つのは必要ですが、専門性は
知識の詰め込みではないということ


サービスやおもてなしと言ってしまうと、相手を喜ばせるもの、
特別なことをして喜ばせるものと、勘違いしてしまいそうですが、

本当は、そうではないのかもしれません。

JOYJOBに入り、企業取材やセミナーで社会人と接したころは、
もう何がなんだか、わからず接していた感じがします。

だんだんと社会人と話すことも慣れ、今では、ほんの少しですが、
社会人の人にも、企業取材やセミナーが終わった後は、
JOYJOBと関われて良かったなと思ってもらえるように接するよう
心がけています。

はじめは、自分のことしか考えられなかったのに、
今では、少しだけ、相手の気持ちにも寄り添うことが出来るようになった気が
します。

そんなことが、おもてなしやサービスにもつながってくるのではないかと。

ちょっとした振る舞い、心遣いで、
おもてなしの秋を感じてみては、いかがでしょうか?








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