第1回日本ベジタリアンアワード授賞式が、2月7日(日)フラリエ(名古屋市中区大須)で開催されました。
NPO法人日本ベジタリアン協会主催
日本ベジタリアン学会後援
㈱フードジャーナル社
キラジェンヌ株式会社協賛
わが国でベジタリアニズムの啓発や菜食振興に関わる活動に尽力されている、個人および企業・団体、
77件のノミネーター(賞候補)が選定され、審査委員会は下記のように受賞者を決定しました。
大 賞 鶴田 静さん
菜食文化研究家。わが国でのべジタリアニズム啓発のパイオニアで、『ベジタリアンの文化史』(中公文庫)、
『宮澤賢治の菜食思想』(晶文社)など多数の著作があり、ベジタリアン協会や学会主催のイベントで
基調講演を行っている。
日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会員。
ヴィーガン賞 大谷ゆみこさん
未来食つぶつぶ創始者。雑穀が主役の日本の伝統の食の技を駆使したヴィーガン・ベジタリアン食スタイルを開発し「未来食つぶつぶ」として提案している。『ごはんの力』(Kindle版)など著書多数。女性初の日本ベジタリアン学会認定マイスター、日本ベジタリアン学会理事。
料理家賞 中島デコさん
料理研究家。マクロビオティック料理の第一人者で多くの公演・著書を通じてマクロビオティック
普及活動に貢献している。
現在は千葉県で玄米菜食を中心の自然と繋がった生き方を実践できる「ブラウンズフィールド」を
運営している。
医学賞 土田 満さん
愛知みずほ大学大学院教授、医学博士。医学・栄養学研究・講演・出版等を通じてベジタリアニズムの
啓発に尽力している。
わが国の菜食に大きな影響を与えた『Vege-dining ベジ・ダイニング』(モーリスCo.)の日本語
解説を行う。
日本ベジタリアン学会功労賞受賞、日本ベジタリアン学会理事。
ミートフリーマンデー賞 小野篤人さん
(株)染野屋代表取締役社長。“Soybeans save the Wowld”を掲げ、ミートフリー・マンデー活動を
展開している。
ベジタリアン協会主催イベントや日本豆腐サミットなどで菜食による環境保全や飢餓救済などを
講演している。
注目のベンチャートップ8人に選出(『ベンチャー通信』)。日本ベジタリアン協会評議員。
アニマルライツ賞 岡田千尋さん
アニマルライツセンターで調査、広報、戦略などを担い、2003年から代表理事。
これまでに日本の毛皮消費量を半減させ、フォアグラ消費量を32%減少させた。
畜産や毛皮、環境問題の講演や、ビーガン推進サイトHachidoryの運営も行っている。
ジャーナリスト賞 淡路和子さん
ジャーナリスト。『MUSICLIFE』ポールマッカートニー2015年来日公演完全レポート号を共同編集し、
「ベジタリアンの音楽」の章を取材執筆。ミートフリーマンデーの啓発をメディアを通じて行っている。
市民活動賞 望月祐佳さん
野菜食育団体MeanlinkGroup総代表。
“ベジタリアン食を切り口に、食について考えるきっかけを作る”という理念を掲げた学生&社会人による
Meanlinkは設立して今年で7年目を迎える。
個人としても企業やNPOを通し、幅広く飲食を絡めた心身の健康提案をしている。
企業賞 不二製油株式会社
わが国最大の製油および大豆タンパクメーカー。世界に先駆けて生クリームなど乳製品に代わる、
ヴィーガン対応の豆乳クリームを開発し、「ものつくり日本大賞・経済産業大臣賞』を受賞した。
学術研究だけでなくベジタリアン市民活動を支援している。
企業賞 株式会社かるなぁ
長年にわたり、ベジタリアンやビーガン食材を販売するとともに、全国的に菜食の講演や料理教室を開催し、
ベジタリアニズムの啓発に努めている。
市民イベントのサポート、日本ベジタリアン協会の支援、日本ベジタリアン学会等で学術活動も行っている。
企業賞 株式会社中一素食店
『医食同源 台湾式菜食レシピ』(河出書房)を出版するなど、台湾素食の第一人者、全国に中一素食店・健福などの
台湾ベジタリアン・レストランを展開し、菜食普及。長年にわたり、わが国のベジタリアン活動を支援している。
日本ベジタリアン協会評議員。
企業賞 CHOICE
京都のビーガンカフェ。
生産方法や産地にこだわった食材・調味料を使い、調理方法にもこだわったビーガン、グルテンフリーの
メニューを提供している。
美容と健康を選択できる場所として、多くの女性から支持されている。
中でもビーガンチーズはイベントで即完売となる大人気商品。