2月17日に、三重県伊勢市にあります織戸カイロプラクティックで、本協会垣本代表の講演が行われ、30名募集のところ40名の方が参加されました。
講演は、垣本代表のWHO国際ガン研究機関での研修から得られた知見などに基づいてガンの発症や免疫治療などについて、そのメカニズムの解説が行われ、また、菜食のライフスタイルでも十分栄養が摂れる事を示した、最新の米国・食料科学アカデミーの公式見解が紹介されました。
講演に参加いただいた方々はメモを取られたり、質問されるなど熱心さが伝わってきました。
発ガンのメカニズムには、イニシエーション、プロモーション、プログレッションの3段階があり、プログレッションに入ると、ガンは元の健全な細胞には戻らないとお話しがあり、WHOが発表した、加工肉に発ガン性があるというニュースを交えて、ガン予防に菜食を取り入れる事の有効性についてお話しいただきました。
ガン治療法は、①手術(外科療法)、②化学療法(抗がん剤)、③放射線療法,④免疫療法があり、本庶教授のノーベル賞受賞で免疫療法が注目を浴びていますが、米国立ガン研究所が公表するガン予防食品が紹介され、野菜や果物などの植物性食品に含まれるカロテンやポリフェノールなどのガン予防効果などを説明されました。
年10回に渡り「健康教室」を開かれ地域医療への貢献されている織戸啓院長への敬意と共に、お忙しい中ご参加ただいた方々に感謝申し上げます。
(報告:橋本晃一)
NPO法人日本ベジタリアン協会
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