どんなことでも

この人 blog を書くのだろうか?

高平良萬歳

2005-05-12 11:53:37 | ノンジャンル
なんとなくちょっと変な気がしたので...
ここから聞けるのかな?

字下げして書いてあるのは、上の行の読み方です(書きかけ)
  高平良萬歳
  たかでーらまんさい

 ●道行口説(くどぅち) 12:03~15:17

親の仇を 討たんてやり
 うやぬかたちゆ うたんてり
萬歳姿に うちやつれ
 まんざいすぃがたに うちやつぃり
棒と杖とに 太刀仕込で
 ぼうとぅちいとぅに たちしくでぃ

編笠深く 顔かくち
 あみがさふかく かをぅかくち
忍び忍びに 立ち出て
 しぬびしぬびてぃ たちいんぢてぃ
村々里々 越えくれば
 むらむらさとぅざとぅ くゐくりば

平良や 忍ぶ敵の門
 へらや しぬぶてぃちぬむん
兄弟尻目に 見過ごして
 ちょーでしりみに みしぐしてぃ
後ろの道に 巡り来て
 うしろのみちに みぐりきてぃ

行く末 吉の御神に
 ゐくすえ よしぬうんかみに
祈る心は 我が敵に
 いぬるくくるは わがてつぃに
急ぎ引合わせ 賜れてやり
 いすぎひちゃわし たぼりてい

登て社壇に 願立て
 ぬぶてぃしゃだんに ぐわんたてぃてぃ
真南に向かいて 眺むれば
 まふぇにむかいてぃ ながむりば
四方の景色の 面白や
 よもぬけしちぬ うむしるや

慶伊と慶良間の 渡中には
 ちいとぅきらまぬ とぅなかには
海士の釣舟 浮きつれて
 あまぬつぃりぶに うつぃつぃれてぃ
沖の鴎と 見紛うや
 うちぬかむみとぅ みまごうや
それから 下り下り来て エイ
 すれから くだゐくだゐちてぃ エイ
御寺御門に 立寄やり
 うてぃらぐむんに たちゆやゐ
休む姿や 他所知らぬ
 やすぃむすぃがたや ゆすしらん


 ●萬歳かふす節(まんざいこうすぶし) 15:37~17:24

萬歳かうすや やんざいかうすや
 まんざゐこうすぃや やんざゐこうすぃや
二月御穂立て 穂祭や
 にぐぁつぃうふだてぃ ふまつぃりや
天より下りの なんの日取りや 良い日取り
 てぃんゆりくだりぬ なんぬふぃどぅりや ゆゐふぃどぅり
米や重さい 石や軽さい
 めーやうんぶさゐ いしやがつさゐ
天より下りの 布織上手の 綾織り男の
 てぃんゆりくだりぬ ぬぬうゐじょうづぃぬ あやうゐをぅとぅくぬ
錦の金欄 唐苧の金欄
 にしちぬちんらん からをぅぬちんらん
男の長者の 荷馬の長者の
 をぅとぅくぬちょうじゃぬ にんまぬちょうじゃぬ
荷負よわりて やんざよわれて
 にうゐゆわりてぃ やんざゆわりてぃ
やんざやんざと 馬乗て通れば
 やんざやんざとぅ うぃまぬてぃとぅりば
一段と ほめられた
 いちだんとふみらりた
今日も明日も 御祝事よ
 きゆんあちゃん うゆうぇぐとぅ


 ●うふんしやり節(うふんしゃりぶし)

隣の耳切れ華切れ ごね引き猫が
目はげ首白鼠に荒頸食れて あべらじをらばじ
飛のがじ 思入や里一人だうやえ
里が物云い 美らしや
何にたてるがやえ
譜代のぢやげなーやー


 ●さいんする節