✳️【ハイム・ソロモンの活躍】
独立戦争を金融・財政の面から支えた“愛国者”としては、ハイム・ソロモンが有名です。(中略)
フィラデルフィアでは仲介業を再開するとともに、独立戦争の資金調達のために尽力しました。なかでも、1781年8月、アメリカ側の資金が枯渇したことを知ったソロモンは、ジョージ・ワシントンの求めに応じて、みずからの資産から戦費の2万ドルを捻出して大陸会議(北アメリカ13州各植民地代表による会議)に貸し付けています。この資金を得たワシントン率いる米仏連合軍は、同年9~10月のヨークタウンの戦いでチャールズ・コーンウォリス率いる兵力約7000の英国軍を包囲、降伏させ、独立戦争を事実上、終結させました。
その後も、建国まもないアメリカ財政が常に破綻の危機にさらされる中、ソロモンは、公債の販売や為替手形の取引による利益などを含め、1784年までに総額65万ドル以上もの資金を調達しています。
ちなみに、ソロモンは大陸会議や連邦政府のみならず、個人相手にも金利・手数料を破格の安値で資金を融通しました。のちに大統領になったジェームズ・マディソンなどは、ソロモンからの融資に助けられた1人です。
結局、ソロモンは1785年に亡くなったため、彼が貸し付けた資金はほとんどが回収できないままに終わりましたが、アメリカ独立の最大の“スポンサー”の1人として、彼の名はアメリカ史の教科書に特筆大書されています。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
✔️【真相〈ハイム・ソロモンはロスチャイルドのエージェントである〉】
アレクサンダー・ハミルトン同様、ハイム・ソロモンもロスチャイルドのエージェントです。
ヴィルヘルム9世の金融顧問の地位を得て勢いづくマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは、1776年にアメリカ独立戦争に介入。
そしてイギリスにヴィルヘルム9世の軍隊を傭兵として売り込み、軍隊使用の代金の運用を任されることになります。
一方、アメリカ側にはハイム・ソロモンを送り込みます。
テックス・マーズ〈コーデックス・マジカ〉によると、ソロモンはロスチャイルドに数百万ドルもの資金を渡され、そのカネでアメリカ中の政治家を買収したそうです。
【ロスチャイルドの常套手段】
イギリスには傭兵を提供し、アメリカにはソロモンを送り込む──明治維新のときは薩長をイギリス・ロスチャイルドにバックアップさせ、幕府をフランス・ロスチャイルドにバックアップさせました。
このように、両陣営をバックアップして戦争ビジネスで儲けるということを、ロスチャイルドは得意としているんです。
【まとめ】
●ソロモンの正体はロスチャイルドのエージェントである。