ピアノとともに

定年後の再開ピアノ。新たに学ぶ1曲1曲が大事なものになりました。

暗譜の試み

2025-01-10 | ピアノ
10代後半以降、暗譜をしたことがありません。
私には暗譜のハードルは高く、半ば、あきらめていました。

それが昨年末くらいから、やっぱり暗譜したいと思い始めて
このところ日々の練習の最後に5分ほどトライしています。
今のレッスン曲である間奏曲を楽譜なしで頭から弾けるところまで弾くだけですが。
わずかづつ弾ける範囲が長くなっています。


そもそものきっかけは
練習中の間奏曲118-2に、左手の低いミ(E)の音があったことです。

 
 
数えないと何の音かもわかりません。
本当にいいかげんな私は初回レッスンで3度上の「ソ#」を弾いて、先生を驚かせました。
「あら、ミじゃない?」と、楽譜に「ミ」と書き込まれました。
それはともかくとして
改めて「ミ」を弾いた直後、楽譜の場所を見失って次の音も間違えました。

つまり、レッスン時のグランドピアノは、楽譜位置がうちのアップライトよりかなり上で
超低音側の鍵盤をさっと見た直後、楽譜の戻るべき場所を一瞬見失うのです。

間奏曲118-2では、この「ミ」をはじめとして、低音に飛ぶ音が頻出するので
そのたび、左下の鍵盤を横目でちらっと見ては、楽譜の場所を見失いかけます。
慣れたアップライトでも時々、起こります。
昔はこんなことなかったので
反射神経が鈍くなっているのに加えて、たぶん眼が悪くなったせい。

これまでは、前後の音やフレーズを覚えて対処していましたが
断片的に覚えるくらいだったら全曲暗譜したい、と思った次第です。


暗譜したいのは、これからも弾き続けたい曲。
レッスンの仕上げ段階では、ある程度指が覚えてくれるので
そのタイミングに合わせてもうひと踏ん張りして、暗譜まで持っていきたいと思いました。

10代で弾いて、いまだに暗譜で弾ける曲が(最大1ページ強、途中までですが)いくつかあります。
子供の時は、まわりも私も自然に暗譜していたので
同じように頭と体に覚えこませることができるのかは疑問ですが
弾き続けたい曲を、一時的ではなくずっと暗譜で弾けるようになるのが理想。

果たして私、間奏曲118-2を暗譜できるのでしょうか?


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