ほんとにファンだってば

映画とか地元ランチとか猫とか

クローズゼロ Ⅱ

2009-04-20 06:43:44 | 映画(映画館)
ドラマがHDDに溜まり放題だったんですが、
庭の草むしりもしなくちゃなんですが

行ってきました、クローズゼロⅡ(現実逃避にはもってこい)

鳳仙学園との休戦協定を知らずに
ケンカを売っちゃった源治。
街のあちこちで鈴蘭のメンバーが鳳仙にやられてしまう。

全面戦争か?
しかし源治につく人間は少なく、鈴蘭はまとまりがない・・・

どっちかといえばⅠのほうが飽きずにわくわくしました。
Ⅱは前半ちょっとだれましたね~
というのも、メンバーそれぞれに見せ場が必要だったせいかもしれません。
みんな人気者ですものね(笑)
上地くんなんてⅠでは空気だったのに
瀕死状態でも心が折れてない
でも全治3ヶ月で退場。忙しいから?(笑)

源治も多摩雄もよかったのは当然なんですが、

なにより双子ちゃん
すごいセリフ多い
最初、出てるの?って心配したんですが(爆)

頭割れたらセメダインっていいのそれ
一休さんたち、母上によろしく~っていいのそれ

パンフ読んだら一休さんとか双子のアドリブらしい(爆笑)

おそろいの刺繍入りジャージを着てるのも
おぼっちゃんの彼ららしいアイデアです。
衣装代が一番かかったそうで

源治に手土産にジャージをニコニコ渡すんだけど、
戸惑いながら受け取る源治が素になってて可愛いかったです。

いい映画に出れてよかったね

鷲尾役の波岡さんもかなりツボでした。
30歳超えてますが
しかし、刃物はダメだし、放火はもっとダメですよね
逮捕もされずに鈴蘭に戻ってるけど、憎めないっすなぁ
最後に春馬に美しいハイキックをくらっておりました。
美味しいわ~(波岡さんがね

能面顔で冷酷っていうまさに少女漫画でも出てきそうな
漆原も好きですが、できたらもうちょっと美形だともっとよかったな(失礼)
木原敏江さんが描くような綺麗な顔だったらなー




この映画にはまともな大人が出てきません。
警察も教師もいません。
体育館燃えてても消防車も来ません。
っつーか、校舎に燃え移るでしょ?逃げないの君たち

ただ、冒頭のシーンで鈴蘭の先輩が少年院から出てきます。
迎えに行った母親は、おそらく出所の手続きのためだけに来て、
自分だけタクシーに乗って走り去ります。
この時振り返る母親役の根岸季衣さんの表情に鳥肌が立ちました。
この人、息子を捨てたんですよ。
けして責められません。きっと苦労させられたんでしょう。


セリフもないこのシーン、根岸さん圧倒的な存在感でした。


ケンカばかりのファンタジー映画ですけど、
オトナ(岸谷さんやエンケンさん)出てくると嬉しくなっちゃう

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

容疑者Xの献身

2009-04-20 06:00:01 | 映画(DVD)
ただただもう、
堤真一の「死んだ目」にやられました。

友人として対峙する福山の迫力負けですわ。


「やまとなでしこ」でも天才的な数学者を演じましたが
あちらは純朴、純粋で可愛いらしかった。

ですがこの石神、
顔が堤真一だから少し好意的に見れるけど
暗くてちょっと気持ち悪い人(先生)です。

過失だったのだから。
死んだ方がいい男だったんだから。
それでも殺人は殺人。
今までの生活がなくなってしまう。

石神になにを言われようと自首することもできたはず。
でもそんなに人って強くない。
隠せるなら隠したい。

石神を素直に受け入れる娘と、警戒する母親。
男性と食事をしただけで、男性に送られる脅迫状。
ここで石神に恐怖を感じる母親。

母娘を大切に思い、自分だけが罪を背負った。
自分の頭脳で彼女たちを守りきった。
でも、結局はすべて無駄に終わった・・・

ラストのみっともないまでの石神の慟哭が
見てる側にやりきれない余韻を残してくれました。。
彼はまた死んだように生きていくのでしょうか。
再びあの母娘に会うことはないのでしょうね。



これも原作購入。

たぶん、映画より面白いはず(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする