壮さん、あゆちゃん、トップ就任おめでとうーー!
その一言が言いたくて。
そして、原作(藤沢周平作『蝉しぐれ』)が大好きで、
今NHKでドラマ版再放送とかしているもので火がついちゃって。
更に、名古屋在住のマイミクさんに7年ぶりにお会いできることになって。
スケジュール的には相当厳しかったんですが、高速バスに乗って名古屋まで遠征してきました!
中日劇場は、初めて。
ビルの9階にある、レトロな懐かしい感じの劇場。
うん、確かに、時代劇が似合う。
チケットは、人づての人づてに取っていただいた会員席。
ヅカファン人生で最前(驚)…「こんなとこ座っていいの!?」と、びびりつつ。
【若き日の唄は忘れじ―藤沢周平作「蝉しぐれ」より―】
繰り返して言いますが、原作が大好きです。
一番好きなのは原作小説(王道青春もの!)、
内野聖陽主演のドラマも溺愛。(ここでかつて熱く語りました。)
市川染五郎主演の映画も見に行きましたよー。
でもそのドラマよりも映画よりも他の舞台版より先に、この宝塚版があるんですね。
あ、初演は見られてませんよ。
文庫本一冊のボリュームがありますので、映画のボリュームに収めようとすると
どうしてもあちこち削らざるを得ない。
ドラマは7回かけてじっくり再現できますが、それでも再構成が必要。
ましてや、1時間半の宝塚の舞台では。
大きな変更としては、矢田淑江-布施鶴之助の姉弟のエピソードがまるっと省略、
それに対して、主人公・文四郎の実姉・留伊とその夫・武部春樹というオリキャラが登場し、
山根清次郎が犬飼兵馬とコンビでの悪役になってることかな。
後は、細かい話ですが、里村たちが擁立しようとするお世継ぎが志摩守のままですね。
(原作だと、正室の子である志摩守は文四郎の父たちが処分されたときに廃嫡され、
おふねの子が代わって跡取りになる)
留伊の造形は、文四郎に鶴之助の役割(「姉のため」という)を重ねるためかなと思いますが、
もしかすると他の藤沢作品からの流用かもしれません。
あ、でも、淑江さんは名前だけちょっと出てきて嬉しかった。
しかし、結局、文四郎たちの父がなぜ切腹させられたのかわからなかった上に、
文四郎が牧家の実子でないということも匂わせてはあるものの
(留伊が牧の両親を「おじさま、おばさま」と呼ぶ)しっかり説明がないので
結構その辺がわかりにくいかもしれません。
やまかがしの毒のエピソードとか、祭の夜とか、
父の遺骸を運ぶシーンとか、秘剣村雨の伝授とか、
欅御殿からの脱出とか、織部さまの屋敷の外でのやり取りとか、
原作やドラマで見せ場だったところが、かなり淡々と流れていく分、
ラストの再会シーンの存在感がかなり大きくなっていて、
(正直、おふくが泣いてしまうのは個人的にはNGなのですが)
こういう描き方もアリだなと思いました。
文四郎は文四郎で、おふくはおふくで、それぞれの人生を生き切って、
それを「幸せ」だったと肯定しながらも、
「思い残すことばかりです」と言わずにいられない、その苦味。
宝塚ゆえにか、最後まで2人の関係がプラトニックなままで終わるのも、
(原作も映画もドラマも直接描写は無いけどさ。
最後の最後に一度だけ結ばれたんだろうな、というのは匂わせていた)
切なくてまた良い。
しみじみと、泣けました。
えりたんの文四郎は、うっちーや染五郎丈とはまた全然雰囲気が違って、
そのストイックさよりも陽性の光が際立つ。
おふくとも早い段階で思いを確かめているしね。
せつとの結婚が(確か原作通りかな)早い段階で出てくるので、
その後も、ふくへの思いを貫くのにちょっと「おいおい」な感じはあるのですが、
それを許してしまうのがえりたんの光かな。
立ち姿がすっきりと美しく、殺陣がカッコいい。
最初の群舞から最高!
「和物の雪組」最高!!
おふくのあゆちゃんは、かわいくて上手い。
少女時代とラストシーンとの演じ分けもいいなあ。
逸平のちぎ君、与之助のコマ君、期待通り。「ふんけい! ふんけい!」がかわいいなあ。
2人とも幸せになってくれたのがまた嬉しい。
与之助の結婚式場面もとっても良かったです。
オリキャラの萩@あんりちゃんもかわいかった~
そして、おふね@ヒメが怖すぎる…
牧助左衛門夫妻や石栗先生といったベテラン勢や、
織部さま@がおり君たちの安定ぶりも凄い。
いいもの見ました~。
【Shining Rhythm! ―新たなる誕生―】
ショーになると、この席のありがたみが倍増して…!
とにかくみんな近い!!
ジェンヌさん目の前!!
えーと、初っ端にえりたんから目線もらって(勘違いの可能性大)
後は終始、口をぽかーんと開けて見ていた気がしますw
去年の3月に大劇場で見たショーですが、やっぱりいい作品だったな~と改めて。
「クール・リズム」と「光と影」が最高。
最後にトップ羽背負って登場したえりたん見たら泣いてしまいました。
本当におめでとう。
やっぱりあちこちでケイミミを思い出して切なくなることも多かったですが、
それでもやっぱり、宝塚が好きで、雪組も好きです。
終演後、マイミクさんとお茶して、ヅカトークもいっぱいさせてもらいました^^
本当にありがとうございました!
その一言が言いたくて。
そして、原作(藤沢周平作『蝉しぐれ』)が大好きで、
今NHKでドラマ版再放送とかしているもので火がついちゃって。
更に、名古屋在住のマイミクさんに7年ぶりにお会いできることになって。
スケジュール的には相当厳しかったんですが、高速バスに乗って名古屋まで遠征してきました!
中日劇場は、初めて。
ビルの9階にある、レトロな懐かしい感じの劇場。
うん、確かに、時代劇が似合う。
チケットは、人づての人づてに取っていただいた会員席。
ヅカファン人生で最前(驚)…「こんなとこ座っていいの!?」と、びびりつつ。
【若き日の唄は忘れじ―藤沢周平作「蝉しぐれ」より―】
繰り返して言いますが、原作が大好きです。
一番好きなのは原作小説(王道青春もの!)、
内野聖陽主演のドラマも溺愛。(ここでかつて熱く語りました。)
市川染五郎主演の映画も見に行きましたよー。
でもそのドラマよりも映画よりも他の舞台版より先に、この宝塚版があるんですね。
あ、初演は見られてませんよ。
文庫本一冊のボリュームがありますので、映画のボリュームに収めようとすると
どうしてもあちこち削らざるを得ない。
ドラマは7回かけてじっくり再現できますが、それでも再構成が必要。
ましてや、1時間半の宝塚の舞台では。
大きな変更としては、矢田淑江-布施鶴之助の姉弟のエピソードがまるっと省略、
それに対して、主人公・文四郎の実姉・留伊とその夫・武部春樹というオリキャラが登場し、
山根清次郎が犬飼兵馬とコンビでの悪役になってることかな。
後は、細かい話ですが、里村たちが擁立しようとするお世継ぎが志摩守のままですね。
(原作だと、正室の子である志摩守は文四郎の父たちが処分されたときに廃嫡され、
おふねの子が代わって跡取りになる)
留伊の造形は、文四郎に鶴之助の役割(「姉のため」という)を重ねるためかなと思いますが、
もしかすると他の藤沢作品からの流用かもしれません。
あ、でも、淑江さんは名前だけちょっと出てきて嬉しかった。
しかし、結局、文四郎たちの父がなぜ切腹させられたのかわからなかった上に、
文四郎が牧家の実子でないということも匂わせてはあるものの
(留伊が牧の両親を「おじさま、おばさま」と呼ぶ)しっかり説明がないので
結構その辺がわかりにくいかもしれません。
やまかがしの毒のエピソードとか、祭の夜とか、
父の遺骸を運ぶシーンとか、秘剣村雨の伝授とか、
欅御殿からの脱出とか、織部さまの屋敷の外でのやり取りとか、
原作やドラマで見せ場だったところが、かなり淡々と流れていく分、
ラストの再会シーンの存在感がかなり大きくなっていて、
(正直、おふくが泣いてしまうのは個人的にはNGなのですが)
こういう描き方もアリだなと思いました。
文四郎は文四郎で、おふくはおふくで、それぞれの人生を生き切って、
それを「幸せ」だったと肯定しながらも、
「思い残すことばかりです」と言わずにいられない、その苦味。
宝塚ゆえにか、最後まで2人の関係がプラトニックなままで終わるのも、
(原作も映画もドラマも直接描写は無いけどさ。
最後の最後に一度だけ結ばれたんだろうな、というのは匂わせていた)
切なくてまた良い。
しみじみと、泣けました。
えりたんの文四郎は、うっちーや染五郎丈とはまた全然雰囲気が違って、
そのストイックさよりも陽性の光が際立つ。
おふくとも早い段階で思いを確かめているしね。
せつとの結婚が(確か原作通りかな)早い段階で出てくるので、
その後も、ふくへの思いを貫くのにちょっと「おいおい」な感じはあるのですが、
それを許してしまうのがえりたんの光かな。
立ち姿がすっきりと美しく、殺陣がカッコいい。
最初の群舞から最高!
「和物の雪組」最高!!
おふくのあゆちゃんは、かわいくて上手い。
少女時代とラストシーンとの演じ分けもいいなあ。
逸平のちぎ君、与之助のコマ君、期待通り。「ふんけい! ふんけい!」がかわいいなあ。
2人とも幸せになってくれたのがまた嬉しい。
与之助の結婚式場面もとっても良かったです。
オリキャラの萩@あんりちゃんもかわいかった~
そして、おふね@ヒメが怖すぎる…
牧助左衛門夫妻や石栗先生といったベテラン勢や、
織部さま@がおり君たちの安定ぶりも凄い。
いいもの見ました~。
【Shining Rhythm! ―新たなる誕生―】
ショーになると、この席のありがたみが倍増して…!
とにかくみんな近い!!
ジェンヌさん目の前!!
えーと、初っ端にえりたんから目線もらって(勘違いの可能性大)
後は終始、口をぽかーんと開けて見ていた気がしますw
去年の3月に大劇場で見たショーですが、やっぱりいい作品だったな~と改めて。
「クール・リズム」と「光と影」が最高。
最後にトップ羽背負って登場したえりたん見たら泣いてしまいました。
本当におめでとう。
やっぱりあちこちでケイミミを思い出して切なくなることも多かったですが、
それでもやっぱり、宝塚が好きで、雪組も好きです。
終演後、マイミクさんとお茶して、ヅカトークもいっぱいさせてもらいました^^
本当にありがとうございました!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます