満員御礼の百周年宝塚、2回見ることができました。
…当初は1回しか見る予定がなかったのですが、ダメ元で申し込んでいたカード会社貸切で、
SS席当たっちゃいまして。
勿論、ヅカファン人生で初でございます。
1回目は1階A席センター、コスパ考えるとこの席で十分楽しめたのですが、
その2日後に、センターではないとはいえかなり前で見られてしまったので、
いろいろ記憶が上書きされてしまって、実はあんまり書くことがないのです(爆)
「間近で見た柚希礼音がカッコ良すぎた」「間近で見た夢咲ねねちゃんの脚が(自粛)」
「間近で見た紅ゆずるが良かった」「真風涼帆に目線もらえて(多分勘違い)舞い上がった」
「間近で見た轟悠が」「間近で見た…」(以下略)
万事、この調子にしかなりません(笑)
まあ、主には作品感想を。
【The Lost Glory ―美しき幻影―】
シェイクスピアの悲劇「オセロー」を1929年のアメリカを舞台に翻案した愛憎劇。
……だと思って見ると肩透かしを食らいます(爆)
1929年のニューヨークを舞台にした群像劇。
「オセロー」にインスパイアされた男女の関係が一応の中心。
……と言ったほうが正確だと思う。
そう思って見ると、結構好きなんです、この作品。
もともと景子先生の舞台の美しさに信頼は置いているし。
昔感じたような、「全編同じテンションで進むのでしんどい」感も減ってきたと思う。
「ジャズ・エイジ・イン・ニューヨーク」の群衆シーンがとても好きで、
「ヒロインのねねちゃんはフラッパーガール、真風氏はロストジェネレーションの代表格」てな
キャラ付けも、こだわりが感じられて好き。(プログラムの解説がちょっと大野先生っぽかった)
まあ、群衆シーンはセットの展開も、外部振付家の振付も素敵ですが、
歌声でそのシーンを牽引する、礼真琴君の存在あって、という気もしますが。
それも含めて見飽きない、魅力的な舞台だと思います。
肝心の「オセロー」モチーフのほうは結構不満があるのですが
(もうちょっとがっつりシェイクスピアしようよ~ 救いの無い悲劇でいいよ~)
「悪!」な柚希礼音がカッコ良すぎるので…
だからこそああいうラストになっちゃったんだろうけど…
満足感はあるんですよね…うーんジレンマ。
轟さんの「背中で語る哀愁」もさすがだし。
そしてねねちゃんの美しさ!! これが無いと成立しない話ですからね~。
「美貌の妻」の特別感も凄いし、ラストの「女神」感も圧倒的なのですが、
本領発揮、は、妄想の中でのタンゴシーンですよね。
もう語り尽くされたことであっても、それでも語らずにいられない、
ねね様の脚!!
じ…っくり堪能させていただきました。
ちえねねは、今回お芝居でほとんど絡みが無いのですが、だからこそ
タンゴのシーンで組んで踊り始めた瞬間の「真打ち登場!!」感がハンパ無い。
そりゃあ、景子先生も、さいご、れおん君をねねちゃんの腕の中で息絶えさせるわけですよ!!
(ストーリー上、そこは轟さんの腕の中じゃないといかんやろ、というツッコミ多数。
何でも、脚本上は轟さんの腕の中、だったのが、稽古中に変更になったとか)
真風くんのカーティスとか、いりす君のライアン会長がカッコ良かったです。
ベニー氏は…いいのか? それで…
衣装が全部素敵なのも景子先生作品の特長。
とまれ、眼福でした。
【パッショネイト宝塚!!】
稲葉先生のショーは、いつも大好きなのですが。
今回は「宝塚伝統の黒塗りラテンショー」ということで、
ところどころ「ノバ・ボサ・ノバ」を思い出したり、
ブラジルが舞台ということで「Rio de Bravo!!」を思い出したり…
あんまり「ザッツ・稲葉ショー」という感じでは無かったですね。
これはこれで好きだけど。
オープニングの華やかさ、ここでねねちゃんに極楽鳥させる辺り、
うん、考えることは皆同じだよね、という(笑)
「クルーズ」場面は、ベニー氏の見せ場。ティアドロップのサングラスが似合ってる。
そして「ピンクイルカ」役のいりす君のかわいさ。かわいいんだよね、あれ…。
貸切公演では、ベニー氏が噛み噛みで…それを強引に収束させるMC力に脱帽。
ちえねねポールダンスは、この2人にしかできないであろう、
アダルト、かつ、めっちゃ難しそうなダンスに釘付け。
真風中心の若手5人の場面も新鮮で(やっぱり麻央くんは大和悠河に見える)カッコ良く。
中詰は華やかで暑苦しくて(ほめてます)大好き!
極楽鳥な若者たちのオカマっぷりが素敵。
銀橋に5人並んでの(ここがサイトー作品っぽいと思ったの)「キサスキサスキサス」が、
果てしなく昭和の香りで、でもそれを5組一のスタイリッシュコンビがやる面白さ。
そして今回の目玉、カポイエラの大群舞。
息を止めて見つめてしまう。圧巻。
全体を通して、礼真琴くん大活躍、どいちゃんのダンスも堪能、
若手男役たちも歌える娘役さんたちも、ねねちゃんの美しさもどれも凄いのですが、
柚希礼音に尽きる。
と言えてしまえるのが今の星組、もっと言えば今の宝塚なんだろうなあ、としみじみ思うわけです。
まさに至宝。
さて、次は花エリザ、と言いたいんですが…チケットが無いのよね~(泣)
…当初は1回しか見る予定がなかったのですが、ダメ元で申し込んでいたカード会社貸切で、
SS席当たっちゃいまして。
勿論、ヅカファン人生で初でございます。
1回目は1階A席センター、コスパ考えるとこの席で十分楽しめたのですが、
その2日後に、センターではないとはいえかなり前で見られてしまったので、
いろいろ記憶が上書きされてしまって、実はあんまり書くことがないのです(爆)
「間近で見た柚希礼音がカッコ良すぎた」「間近で見た夢咲ねねちゃんの脚が(自粛)」
「間近で見た紅ゆずるが良かった」「真風涼帆に目線もらえて(多分勘違い)舞い上がった」
「間近で見た轟悠が」「間近で見た…」(以下略)
万事、この調子にしかなりません(笑)
まあ、主には作品感想を。
【The Lost Glory ―美しき幻影―】
シェイクスピアの悲劇「オセロー」を1929年のアメリカを舞台に翻案した愛憎劇。
……だと思って見ると肩透かしを食らいます(爆)
1929年のニューヨークを舞台にした群像劇。
「オセロー」にインスパイアされた男女の関係が一応の中心。
……と言ったほうが正確だと思う。
そう思って見ると、結構好きなんです、この作品。
もともと景子先生の舞台の美しさに信頼は置いているし。
昔感じたような、「全編同じテンションで進むのでしんどい」感も減ってきたと思う。
「ジャズ・エイジ・イン・ニューヨーク」の群衆シーンがとても好きで、
「ヒロインのねねちゃんはフラッパーガール、真風氏はロストジェネレーションの代表格」てな
キャラ付けも、こだわりが感じられて好き。(プログラムの解説がちょっと大野先生っぽかった)
まあ、群衆シーンはセットの展開も、外部振付家の振付も素敵ですが、
歌声でそのシーンを牽引する、礼真琴君の存在あって、という気もしますが。
それも含めて見飽きない、魅力的な舞台だと思います。
肝心の「オセロー」モチーフのほうは結構不満があるのですが
(もうちょっとがっつりシェイクスピアしようよ~ 救いの無い悲劇でいいよ~)
「悪!」な柚希礼音がカッコ良すぎるので…
だからこそああいうラストになっちゃったんだろうけど…
満足感はあるんですよね…うーんジレンマ。
轟さんの「背中で語る哀愁」もさすがだし。
そしてねねちゃんの美しさ!! これが無いと成立しない話ですからね~。
「美貌の妻」の特別感も凄いし、ラストの「女神」感も圧倒的なのですが、
本領発揮、は、妄想の中でのタンゴシーンですよね。
もう語り尽くされたことであっても、それでも語らずにいられない、
ねね様の脚!!
じ…っくり堪能させていただきました。
ちえねねは、今回お芝居でほとんど絡みが無いのですが、だからこそ
タンゴのシーンで組んで踊り始めた瞬間の「真打ち登場!!」感がハンパ無い。
そりゃあ、景子先生も、さいご、れおん君をねねちゃんの腕の中で息絶えさせるわけですよ!!
(ストーリー上、そこは轟さんの腕の中じゃないといかんやろ、というツッコミ多数。
何でも、脚本上は轟さんの腕の中、だったのが、稽古中に変更になったとか)
真風くんのカーティスとか、いりす君のライアン会長がカッコ良かったです。
ベニー氏は…いいのか? それで…
衣装が全部素敵なのも景子先生作品の特長。
とまれ、眼福でした。
【パッショネイト宝塚!!】
稲葉先生のショーは、いつも大好きなのですが。
今回は「宝塚伝統の黒塗りラテンショー」ということで、
ところどころ「ノバ・ボサ・ノバ」を思い出したり、
ブラジルが舞台ということで「Rio de Bravo!!」を思い出したり…
あんまり「ザッツ・稲葉ショー」という感じでは無かったですね。
これはこれで好きだけど。
オープニングの華やかさ、ここでねねちゃんに極楽鳥させる辺り、
うん、考えることは皆同じだよね、という(笑)
「クルーズ」場面は、ベニー氏の見せ場。ティアドロップのサングラスが似合ってる。
そして「ピンクイルカ」役のいりす君のかわいさ。かわいいんだよね、あれ…。
貸切公演では、ベニー氏が噛み噛みで…それを強引に収束させるMC力に脱帽。
ちえねねポールダンスは、この2人にしかできないであろう、
アダルト、かつ、めっちゃ難しそうなダンスに釘付け。
真風中心の若手5人の場面も新鮮で(やっぱり麻央くんは大和悠河に見える)カッコ良く。
中詰は華やかで暑苦しくて(ほめてます)大好き!
極楽鳥な若者たちのオカマっぷりが素敵。
銀橋に5人並んでの(ここがサイトー作品っぽいと思ったの)「キサスキサスキサス」が、
果てしなく昭和の香りで、でもそれを5組一のスタイリッシュコンビがやる面白さ。
そして今回の目玉、カポイエラの大群舞。
息を止めて見つめてしまう。圧巻。
全体を通して、礼真琴くん大活躍、どいちゃんのダンスも堪能、
若手男役たちも歌える娘役さんたちも、ねねちゃんの美しさもどれも凄いのですが、
柚希礼音に尽きる。
と言えてしまえるのが今の星組、もっと言えば今の宝塚なんだろうなあ、としみじみ思うわけです。
まさに至宝。
さて、次は花エリザ、と言いたいんですが…チケットが無いのよね~(泣)
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