空中楼閣―Talking Dream―

好きなものを徒然なるままに。

ぐだぐだと。

2012-05-13 17:44:14 | タカラヅカ(雑談系)
音月桂くんの退団発表以来、落ち込みが続いています。

「ドン・カルロス」見て、改めて、「雪組大好き! キムみみ大好き!」と再確認した後なだけに。
そして、こんなに早くお別れが来るなんて、予想だにしていなかっただけに。

きりやんも、まとぶさんも、水さんも、とうこさんも、覚悟はしてたんですよね。
大和君以来のショックでした。
あの時も、通勤中泣いたりしてたよなあ(危ない)。


ネガティブなことは書き残したくないんですが。
一昨年…いや、3年前になるのかな。
ゆみこさんの退団発表に落ち込み、ハマコさんたちの発表に落ち込み、
水さんの退団公演「演目未定」に動揺し、
そして、「娘役トップ不在」の発表で打ちのめされ、思わず、
「もうヅカファンやめるかも」とまで思ってしまっていたとき、
水さんやみなこちゃんの最後のパレードをお見送りに行って、
そこで見た、キム君の笑顔に、救われたのを今でも覚えてる。(この記事です)

私の中のキム君はいつだって笑顔で。キラキラしていて。軽やかで。
でも、時折見せる邪悪なw表情に萌えて。

大好きでした。

こんなに早く、男役・音月桂を、「キムみみコンビ」を、「キム君の雪組」を失うなんて。

まだ全く、整理がついていません。


ライトファンだった私が、キム君を認識したのは、
「エリザベート」(2007)のルキーニでした。
(コムさん時代の雪組も見てるんですがね…
 ライトファンゆえに、3番手ぐらいまでしか覚えられないんですよ)
その時の印象は、
「見た目はかわいらしいけど、歌いだすと骨太。ちゃんとルキーニだ。」
というもの。

次に見た、全国ツアー「星影の人」の土方歳三の時もそう。
水さんが沖田で、キム君が土方だから、見た目がきついかなと危惧していたんですが、
実力で、ちゃんと、土方として存在していた。
ショー「Joyful!!II」での輝きと共に、私は「音月桂」を覚えた。

あの頃は「AQUA5」としてテレビで見る機会も多くて、
オサさん退団後は、VISAのイメージガールとしてCMにも出ていて。

ルックス可愛いし、歌上手いし、男役としてもカッコいいしで、
安心して好きでいられるジェンヌさんでした。

同期のとなみちゃんとの絡みも大好きだったなあ。
となみちゃんサヨナラの「風の錦絵」(2009)では、
義経と静御前としてがっつり絡みがあって眼福だったなあ。

みみちゃんとの並びを最初に見たのは、「RIO DE BRAVO!!」(2009)。
お似合いだ、と思った。
「ロック・オン」(2010)でも2ショットがあって嬉しかった。

あれから、まだ2年しか経っていないのに。
っていうか、みみちゃんと正式にコンビになって、まだ1年なのに。

「ロミオとジュリエット」も、「黒い瞳」も、キムみみが見せてくれる「愛」が好きだったのに。


手元には、この間発売されたばかりの「ザ・タカラヅカV」(雪組本)があります。
真っ赤な敷物の上に赤い花を散りばめ、
白い衣装で横たわるキムみみが表紙。
少し気だるげな、蠱惑的な、退廃的な空気さえ漂う表紙。
由貴香織里が描きそうな雰囲気。

ああ、こういうキムみみも見たかったな。

私がコンビ萌えするときは、甘々バカップルが好きなことが多いんですが
(タニウメとか、まとあやとか、ちえねねとか)
(とうあすとかきりまりも大好きだったけど、「萌え」と言うとちょっと違う)
そうか、キムみみは、こういう路線でも似合ったんだ!

最後の公演の「JIN」は、ドラマも大好きだったし、みみちゃんの咲さまとか絶対似合うし、
本当に本当に楽しみなんですが、それでも、
それが最後だというのを、まだ受け入れられない。

半年後、何とかお見送りできるだろうか。
このやり切れなさを、「卒業への祝福」に変えることは、できるだろうか。

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