空中楼閣―Talking Dream―

好きなものを徒然なるままに。

「新・平家物語」(1972年大河ドラマ)総集編・上ノ巻

2011-08-02 00:05:40 | 時代劇
そう言えば…スカパーで録画したっきりだったわ、と思って取り出す。
来年の予習w
「新・平家」って、昔人形劇Ver.でちょっと見ていたんですが、
(だから麻鳥とか蓬子は結構覚えてる。)
大筋は、歴史的事実しか知らない。

・「衣擦れ」の音がすっごく印象的。
・清盛子役うまい。
・先代勘三郎、凄すぎる。たった20分(総集編)で人生が見える。臨終シーンで涙。
・祇園女御@新珠三千代のキャラクタのリアリティ。高慢さと脆さ。いい脚本。「梅に雪が。せっかくの春なのに」泣ける…
・思わず母の輿を追いかけてしまう清盛。「ホームドラマ」と批判されたらしいけど、この「家族」の描き方、上手い。
・この画面の「暗さ」がいいなー。「江」は明るすぎるんだ、夜のシーンでも。
・この古文みたいな巫女のセリフ、今のドラマでできるかなー。
・信西入道が保元の乱から暗躍しているのか。(イメージは信西=平治の乱)
・崇徳院@田村正和が若い!
・時子@中村玉緒も若い!
・「明くれば敵」セリフがカッコいいよ~~!
・「平家物語」ってやっぱり、絶対抑えてほしい「お約束」シーンがあるなと実感。頼長・為朝@伊吹吾郎の夜討論議とか、頼長を見捨てる父とか。
・白川→宇治→奈良に一夜で移動するんか…昔は大変ね。てか、首に矢が刺さってからよく持ったな…
・「輿はそのまま柩となった。…頼長が勝ち取ったのは、間違いなくこの板輿一つであった」原作どおりなのかな?とりあえずナレーションもかっけー
・常磐@若尾文子も若い…
・緒形拳さん…(涙)
・時代が時代なら、麻鳥×崇徳院とかで色々盛り上がったんだろうなあw
・「あの清盛が弟たちを連れて出仕するのを見ると…たまらんのだ。俺の父、俺の弟どもは、…俺が斬った。」義朝の哀しみ。
・信頼の小物っぷりが悲しいw
・信西の逃避行の怖さったら。
・「雪合戦」と「雪を血で染める合戦」かあ…声高に反戦を叫ばなくても伝わる、戦の惨さ。
・頼政かっけー!紳士。この頼政が晩年すさまじいことになるんだなあ。歴史って凄い。
・湯殿で討たれる義朝…史実通りだが悲しすぎる。
・頼朝子役も上手い!14にしては幼い気もするが…
・「慈しみを施せば返ってくる」…池禅尼のこの思いが裏切られるのが悲しいなあ。
・「14の頼朝を赦して、8つや6つの子を斬るわけにもいくまい」…まあねえ。
・仲代達矢の背筋の伸び方が好き。
・常磐に落ちてしまう清盛の表情がいいなあ…
・こういう台詞回し、もうできないのかなあ、今の大河は。
・時子が意外と「ゴッドマザー」感がなく、お姫様風なのが興味深い。

「上の巻」は平治の乱終結まで。
めちゃくちゃ面白くて一気見。
来年へのハードル上がっちゃうけど、「この役が○○さんか」と思うのも楽しい。
深キョンの時子も結構はまりそう。
「下の巻」見たらまた書きます。

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