2011年観劇初め。今年もよろしくお願いします。
去年の星組Ver.を見逃したのが悔やまれる。
博多座遠征を検討していた頃に、雪組の大劇場公演が発表されちゃって、
大劇場で見ればいいやって…(同情の余地なし)
まあ、何も比較せず、真っ白な状態で見るほうがいいこともあるよね!(言い訳)
ともあれ。
音月桂さん、トップお披露目おめでとうーー!
キム君が大好きです。
トップ就任発表は(水さん退団の惜別の感情は別として)とってもとっても嬉しかった。
…その後の娘役人事発表で底まで突き落とされたけどな。
今日見たジュリエットは舞羽美海さん。
前から「かわいいなー」と大好きだったのですが、今回、歌もとっても良くなってた!
何度か、「何で、この二人がトップコンビじゃないんだろう…」と
いらん感情が入ってしまってね。(これは私が悪い。)
…というか、トップ娘役は置いてくださいよ。
フィナーレはトップコンビのデュエットダンスで締めてくださいよ。
大いなるマンネリでいいんですよ、そこは。
以上。愚痴終了。
ここから、作品とキャストが素晴らしかった!という話。
幕開きの群舞で血が沸き立つのを感じる。
ああ、大好きだ、こういうの。
憎み合う二つの家の若者たち、衣装のコントラスト。ダンス。
中心にいるティボルト、マーキューシオ、ベンヴォーリオ。
美しい人たち。
彼らを諌めるヴェローナ大公のカッコ良さ、美声。
「憎しみを憎む」と歌い上げる、母ふたり。
群衆を冷ややかに見つめる、「死」のうつくしさ。
一転して登場するロミオの白さ。ジュリエットの無垢さ。
キム君の歌がどこまでも心地よい。大好き。
そこにかぶさるジュリエットの澄んだ声。うまくなったなー、みみちゃん。
「世界の王」を歌う若者たちがきらきらしていて目が離せない。
ちぎちゃんかっこいいわー、まっつ美声だわー。
「僕は怖い」を歌うロミオが背負う死の影。
文字通り、彼に絡みつく「死」。ああ、闇が広がっている…(笑)
仮面舞踏会。
ああ、こういうシチュエーション多いなとか思いつつ(爆)
やっぱり好きなモチーフですね。
お約束のバルコニー。
美しさは正義。
「きれいは汚い、汚いはきれい」
あれ、これマクベスじゃなかったっけ?
でも乳母役のコマ君が凄いわ! その後のソロにも感動。
結婚式の清浄な美しさ。
この後の展開は勿論知っているんだけど、幸せになってほしい、と思わずにいられない。
主題歌「エメ」のストレートな美しさにうっとりしつつ、一幕終わり。
二幕も結婚式から。
すぐに広まる結婚の噂。
確か原作では、二人の結婚は伏せられたままで、それ故に悲劇が進行したと思うんだけど、
…神の名の下に結婚したと言っても聞く耳持ってもらえないのはなお辛いね。
ティボルトの苦悩。
前半の「大人が全部悪いんや」ソングは「おいおい」と思ったけど、
キタさんが大人の魅力全開なので、ここのティボルトに引き込まれます。
悲劇――
大公やっぱりかっこええわー。
「僕は怖い」リプライズ。ロミオの叫びが胸を刺す。
広がっていく憎しみと、それを止められないベンヴォーリオの苦しみにも胸を抉られる。
ストーリーはわかっている。
わかっていてなお、何とか助かってほしかった、と思う。
いやいや二人とも早まりすぎやから!とか、
神父遅いよ! 見張っておけよ!とか。
二人が死んだ後のコーラスに涙。
ここまで悲惨な結末を迎えなければ、わかりあえない人間の愚かさ。
身をもってそれを知る羽目になった人々の後悔が、胸を撲つ。
エピローグの二組のデュエットダンスに、心洗われ。
フィナーレ幕開きのチギ君の歌に、はらはらし(爆)
お正月から、いいもの見ました。
新生雪組さんに幸あれ。
宝塚歌劇に幸あれ。
去年の星組Ver.を見逃したのが悔やまれる。
博多座遠征を検討していた頃に、雪組の大劇場公演が発表されちゃって、
大劇場で見ればいいやって…(同情の余地なし)
まあ、何も比較せず、真っ白な状態で見るほうがいいこともあるよね!(言い訳)
ともあれ。
音月桂さん、トップお披露目おめでとうーー!
キム君が大好きです。
トップ就任発表は(水さん退団の惜別の感情は別として)とってもとっても嬉しかった。
…その後の娘役人事発表で底まで突き落とされたけどな。
今日見たジュリエットは舞羽美海さん。
前から「かわいいなー」と大好きだったのですが、今回、歌もとっても良くなってた!
何度か、「何で、この二人がトップコンビじゃないんだろう…」と
いらん感情が入ってしまってね。(これは私が悪い。)
…というか、トップ娘役は置いてくださいよ。
フィナーレはトップコンビのデュエットダンスで締めてくださいよ。
大いなるマンネリでいいんですよ、そこは。
以上。愚痴終了。
ここから、作品とキャストが素晴らしかった!という話。
幕開きの群舞で血が沸き立つのを感じる。
ああ、大好きだ、こういうの。
憎み合う二つの家の若者たち、衣装のコントラスト。ダンス。
中心にいるティボルト、マーキューシオ、ベンヴォーリオ。
美しい人たち。
彼らを諌めるヴェローナ大公のカッコ良さ、美声。
「憎しみを憎む」と歌い上げる、母ふたり。
群衆を冷ややかに見つめる、「死」のうつくしさ。
一転して登場するロミオの白さ。ジュリエットの無垢さ。
キム君の歌がどこまでも心地よい。大好き。
そこにかぶさるジュリエットの澄んだ声。うまくなったなー、みみちゃん。
「世界の王」を歌う若者たちがきらきらしていて目が離せない。
ちぎちゃんかっこいいわー、まっつ美声だわー。
「僕は怖い」を歌うロミオが背負う死の影。
文字通り、彼に絡みつく「死」。ああ、闇が広がっている…(笑)
仮面舞踏会。
ああ、こういうシチュエーション多いなとか思いつつ(爆)
やっぱり好きなモチーフですね。
お約束のバルコニー。
美しさは正義。
「きれいは汚い、汚いはきれい」
あれ、これマクベスじゃなかったっけ?
でも乳母役のコマ君が凄いわ! その後のソロにも感動。
結婚式の清浄な美しさ。
この後の展開は勿論知っているんだけど、幸せになってほしい、と思わずにいられない。
主題歌「エメ」のストレートな美しさにうっとりしつつ、一幕終わり。
二幕も結婚式から。
すぐに広まる結婚の噂。
確か原作では、二人の結婚は伏せられたままで、それ故に悲劇が進行したと思うんだけど、
…神の名の下に結婚したと言っても聞く耳持ってもらえないのはなお辛いね。
ティボルトの苦悩。
前半の「大人が全部悪いんや」ソングは「おいおい」と思ったけど、
キタさんが大人の魅力全開なので、ここのティボルトに引き込まれます。
悲劇――
大公やっぱりかっこええわー。
「僕は怖い」リプライズ。ロミオの叫びが胸を刺す。
広がっていく憎しみと、それを止められないベンヴォーリオの苦しみにも胸を抉られる。
ストーリーはわかっている。
わかっていてなお、何とか助かってほしかった、と思う。
いやいや二人とも早まりすぎやから!とか、
神父遅いよ! 見張っておけよ!とか。
二人が死んだ後のコーラスに涙。
ここまで悲惨な結末を迎えなければ、わかりあえない人間の愚かさ。
身をもってそれを知る羽目になった人々の後悔が、胸を撲つ。
エピローグの二組のデュエットダンスに、心洗われ。
フィナーレ幕開きのチギ君の歌に、はらはらし(爆)
お正月から、いいもの見ました。
新生雪組さんに幸あれ。
宝塚歌劇に幸あれ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます