空中楼閣―Talking Dream―

好きなものを徒然なるままに。

月組「宝塚をどり」「明日への指針」「TAKARAZUKA花詩集100!!」

2014-04-26 20:23:57 | 観劇(タカラヅカ)
改めて、宝塚歌劇団百周年おめでとうございます!(乗り遅れ)

お正月にも「祝!」モードがありましたが、やっぱりお誕生日は4月ですからね、めでたい!

…って、がっつり乗り遅れました。
式典も、チケット逃した時点で(しかもそもそも申し込み忘れ)熱が冷めてしまい、
当日のTLの賑わいを見て、映画館行かなかったのをめっちゃ後悔しました…

というわけで、千秋楽目前に、ようやく月組さん観劇です。
特出シリーズは最初からあきらめて。

大劇場は立ち見もいっぱい、満員御礼。今回は2階席です。
全体的に2階に嬉しい公演で良かった。


【宝塚をどり】

「宝塚をどりは、ヨーイヤサー」の掛け声とともに、チョンパで始まる日本もの。
ため息が出る華やかさ。
まさきくん、ちゃぴちゃん、美しい!
…しかし、和物化粧だと点呼が取れないなあ(爆)

輝月ゆうま君の歌声が素晴らしかったのと、
レアな「おかっぱ」初舞台口上
(以前、貴羽右京さんが書いてらした…何年かに1回、緑の袴じゃない年があると。ビンゴw)
が楽しかったのと(飛鳥組長の口上が素敵だったなあ)
が印象的な最初の場面。

鏡の三番叟も面白い演出だったと思います。
そしてその次の「よさこい」がカッコ良くて良かった!!

鏡獅子は、牡丹ちゃんたちが急に洋物っぽくなる(中華風ですよね、一応…)のが謎ですがw
まさき君の獅子がかわいかったです。

すみれのボレロも素晴らしかっただけに、セットのマリア像が謎すぎて…
…まあ、深くは問うまいw

日本物ショーの伝統も、今後も続いてほしいなあと実感しました。
あ、「ジャポニズム」より今回のほうが好きです(笑)たまには酒井先生の和物ショーも見たいですが。


【明日への指針 ―センチュリー号の航海日誌―

お芝居は30分ほどの小品。イギリスからアメリカまでの4日間の船旅での物語。

…と言われたら、「愛するには短すぎる」を想像するしかないじゃないですか!
(そしたらプログラムにはっきり「愛短」のスピンオフのつもり、って書いてあった)

率直な感想は、
いくらなんでも雑すぎないか、この話……
というもの。
タイタニック沈没時に8歳以上は成人と見なされたとか、
禁酒法時代にコーラが登場してアメリカで流行したとか、
タイタニック号を救援したカルパチア号は第一次大戦で沈没したとか、
ウンチク満載ではあるものの、展開と決着のつけかたが雑すぎる…
ハッピーエンドじゃなきゃ許されないと思いますが、あれでハッピーエンドでいいのか……。
正直、あの展開で恋をしようがないと思います。
トップコンビだから、「そういうもん」と思って見ているけど。

コメディなので、マギー、コマ君、すー様が期待通りのお働き。ちょっとやり過ぎ感も。

言い訳のきかない最低男でも、まさき君はカッコ良かったのでいいんですけどね(所詮、ファン)。
ちゃぴちゃんとのラブラブ見られたのも初めてのような気がするし。(ミーマイ行けなかったので)


【宝塚花詩集100!!】

100人ラインダンスが圧巻でした。

上から見たときのフォーメーションも綺麗だったし。いいもの見た。

鳴り物入りで招聘しただけあって、カルフーン氏の振付場面はどれもとっても良かったです。
(終演後にプログラムで確認。)
「黒バラ」の場面がカッコ良かった。

「赤いケシ」の場面は、コマ君&みやるりの見事なオカマっぷりと(笑)
悪の総帥が似合いすぎるマギー氏(「Misty Station」と言い…)に感心しました。
(タイトルで「虞美人」のあの曲?と思ったら違って、
でもパレードで「虞や虞や」やってくれて嬉しかった)

まさき君も4作目、堂々たるトップスターになったなあ、という感じです。
ちゃぴちゃんはやっぱりダンスが素敵。かちゃとのデュエットダンスもお似合いでした。


帰りに「殿堂」も寄ってみて、改めて、100年続くって物凄いことだよなあと実感。

おめでとう、宝塚歌劇団。
存在してくれて、ありがとう。
これからも、ずっとずっと続いていってくれますように。

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