霧矢さんにお別れを言いに。
きりやさんもきりまりコンビも大好きで。
大好きなのに。
何か、最後までお別れの実感が湧きませんでした。
今もまだ。
いつか、ものすごい喪失感が来るんじゃないかと、それが不安だったりするw
【エドワード8世―王冠を賭けた恋―】
…って、普通に面白かったんだよね、この作品が。
ところどころ、「ああ、サヨナラなんだよね」と思わせられる展開も演出も多かったけど、
どこもあざとくなく、さらっと上品に。
20世紀前半、「プリンス・チャーミング」として人気を博し、父の跡を継いで王位に就いたものの、
アメリカ国籍の既婚女性との愛を貫くために、戴冠式を待たずして退位した、
「エドワード8世」ことデイヴィットとウォリス・シンプソンの物語。
大野先生は、相変わらず、歴史オタクっぷり炸裂ですが(笑)
私は楽しかったです。
「ヨーロッパの諸王朝が消滅」のくだりで、
ロマノフ、ハプスブルク、あたりは、ヅカファンなら余裕だと思うんだけど、
「ホーエンツォレルン」って耳で聞いて、何人の人がドイツ帝国(プロイセン)ってわかるんだろう?
…と気になりだしてから、あちこち、歴史知識の部分が愉快で仕方なくなって、
(「あ、この人、将来の○○だ!」みたいな)
その細かさが心地良くて、見ている間に、
…デイヴィット@きりやんとウォリス@まりもちゃんが、いつ恋に落ちたのか
見逃してしまった…(爆)
…気付いた時には、2人とも、お互いがいなきゃ駄目、ってな関係になっていた。
うわどうしよう!
…と思いつつ、私は、きりやんの、「相手役を愛してる眼差し」が好きなので、
それに浸れて幸せでした。
いかにも英国紳士、な慇懃無礼さもステキ。
考えたら、「ME AND MY GIRL」と同時代なんだよな。
(「ミーマイ」の中で、エドワード8世の退位に言及されるところがある)
まりもちゃんも、知的なところ、気の強いところ、揺れるところ、と、
最後まで共感できる女性でした。
それから、やっぱり退団の、青樹泉くん!
素敵だった。美しかった。ノーブルな役が似合うのよね、もりえくん。
歌がどれも良くて、きりやんの歌声が心地良くて、
そこに絡む、まさお君の声が、気持ちいい。
「次のトップも歌えますよ!」と、観客席にアピール(笑)
まさお君、美しかったー。
顔も美形だし(好み)、スタイル抜群だし、あれだけ歌えるし。
…上海のスパイの恰好がドツボでした。
ただでさえ、戦前の上海ってだけで、ツボに入るからなあ…。
(まあ、ストーリー上は、必要なシーンだったかどうか微妙…私は楽しかったけど、
あのシーンより、もうちょっと、主人公カップルの甘々シーンが欲しかったような…)
みりお君も美しくて、健気で。
ロミジュリも見に行くぞ!
【Misty Station―霧の終着駅―】
このタイトル見て(当初はサブタイが無かったけど)退団を覚悟したんだよなあ。
ショーは齊藤先生です。
サイトー先生と趣味が一致すると、サイトー作品はすごく楽しい。
「エル・アルコン」とか、「カラマーゾフの兄弟」とか。
今回も、魔都・上海をモチーフにした場面とかは、すごく好きだった。
…が、
芝居とかぶりすぎですがな。
二人とも好きなんだね、私も好きだよ、そして宝塚によく合ってカッコいいよ。
でも!
…で、正直申し上げますと、この場面を除く大半の場面が、
………好みじゃなかった(爆)
ごめんなさい。
噂のAKB場面とか、噂の「魂のルフラン」とか、
後で母とか叔母が話題にしていた昭和歌謡てんこもりとか、
とにかく、衣装と選曲とセットが好みじゃない場面が大半で!(…って、ほぼ全否定ですねすみません)
あ、神殿でのデュエットダンスは好きだったなあ。
まさみりの衣装が微妙だったけどさ。
まりもちゃんが「戦士」役だったところもすんごいカッコ良かったけど、
みりお君に倒されちゃうラストなのが不満なのだわ。
…あの場面は、マギーのラスボスっぷりも見事でした。
(感想を書き損ねたのですが、前作の「Dance Romanesque」が大好きだったのですよ。
きりまり凄い!ショースター!って感じで。)
…全体通して、
「藤井ショーまでとは言わんが、もうちょっとベタに退団使用にしてくれてもいいんだよ?」
(あっ! でも、もりえ君の出番が多いのは嬉しかった! 泣けた!)
って感じでしたが、あっちこっち、ベタにせずに、
クライマックスが「マイウェイ」なのは卑怯です。
泣けました。
エトワールのりっちーの歌声が、また見事で。
お別れなんだよなあ。
きりやん好きでした。
私が宝塚にはまり出した頃からの、スターさん。
歌えて、踊れて、美貌で、口跡が綺麗で。
人を包み込むようなあったかい演技が、好きだった。
トップになったときには本当に嬉しかったし、
本当に素晴らしい舞台をたくさん見せてくれた。
まりもちゃんとも、お似合いのコンビだったと思う。
きりまりの空気感が、好きだった。
月組の組本を買っちゃったんだけど、これは表紙に一目ぼれしたから。
手をつなぎ、同じ方向を向いて歩く、トップコンビ。
きりやんの美しいこと! まりもちゃんのカッコいいこと!
(今回の組本は、とにかく表紙が素敵だー。星組も表紙買い。)
千秋楽のお見送りは仕事で行けなかったけれど、
退団者の皆さんの、これからの幸せを祈ってます。
きりやさんもきりまりコンビも大好きで。
大好きなのに。
何か、最後までお別れの実感が湧きませんでした。
今もまだ。
いつか、ものすごい喪失感が来るんじゃないかと、それが不安だったりするw
【エドワード8世―王冠を賭けた恋―】
…って、普通に面白かったんだよね、この作品が。
ところどころ、「ああ、サヨナラなんだよね」と思わせられる展開も演出も多かったけど、
どこもあざとくなく、さらっと上品に。
20世紀前半、「プリンス・チャーミング」として人気を博し、父の跡を継いで王位に就いたものの、
アメリカ国籍の既婚女性との愛を貫くために、戴冠式を待たずして退位した、
「エドワード8世」ことデイヴィットとウォリス・シンプソンの物語。
大野先生は、相変わらず、歴史オタクっぷり炸裂ですが(笑)
私は楽しかったです。
「ヨーロッパの諸王朝が消滅」のくだりで、
ロマノフ、ハプスブルク、あたりは、ヅカファンなら余裕だと思うんだけど、
「ホーエンツォレルン」って耳で聞いて、何人の人がドイツ帝国(プロイセン)ってわかるんだろう?
…と気になりだしてから、あちこち、歴史知識の部分が愉快で仕方なくなって、
(「あ、この人、将来の○○だ!」みたいな)
その細かさが心地良くて、見ている間に、
…デイヴィット@きりやんとウォリス@まりもちゃんが、いつ恋に落ちたのか
見逃してしまった…(爆)
…気付いた時には、2人とも、お互いがいなきゃ駄目、ってな関係になっていた。
うわどうしよう!
…と思いつつ、私は、きりやんの、「相手役を愛してる眼差し」が好きなので、
それに浸れて幸せでした。
いかにも英国紳士、な慇懃無礼さもステキ。
考えたら、「ME AND MY GIRL」と同時代なんだよな。
(「ミーマイ」の中で、エドワード8世の退位に言及されるところがある)
まりもちゃんも、知的なところ、気の強いところ、揺れるところ、と、
最後まで共感できる女性でした。
それから、やっぱり退団の、青樹泉くん!
素敵だった。美しかった。ノーブルな役が似合うのよね、もりえくん。
歌がどれも良くて、きりやんの歌声が心地良くて、
そこに絡む、まさお君の声が、気持ちいい。
「次のトップも歌えますよ!」と、観客席にアピール(笑)
まさお君、美しかったー。
顔も美形だし(好み)、スタイル抜群だし、あれだけ歌えるし。
…上海のスパイの恰好がドツボでした。
ただでさえ、戦前の上海ってだけで、ツボに入るからなあ…。
(まあ、ストーリー上は、必要なシーンだったかどうか微妙…私は楽しかったけど、
あのシーンより、もうちょっと、主人公カップルの甘々シーンが欲しかったような…)
みりお君も美しくて、健気で。
ロミジュリも見に行くぞ!
【Misty Station―霧の終着駅―】
このタイトル見て(当初はサブタイが無かったけど)退団を覚悟したんだよなあ。
ショーは齊藤先生です。
サイトー先生と趣味が一致すると、サイトー作品はすごく楽しい。
「エル・アルコン」とか、「カラマーゾフの兄弟」とか。
今回も、魔都・上海をモチーフにした場面とかは、すごく好きだった。
…が、
芝居とかぶりすぎですがな。
二人とも好きなんだね、私も好きだよ、そして宝塚によく合ってカッコいいよ。
でも!
…で、正直申し上げますと、この場面を除く大半の場面が、
………好みじゃなかった(爆)
ごめんなさい。
噂のAKB場面とか、噂の「魂のルフラン」とか、
後で母とか叔母が話題にしていた昭和歌謡てんこもりとか、
とにかく、衣装と選曲とセットが好みじゃない場面が大半で!(…って、ほぼ全否定ですねすみません)
あ、神殿でのデュエットダンスは好きだったなあ。
まさみりの衣装が微妙だったけどさ。
まりもちゃんが「戦士」役だったところもすんごいカッコ良かったけど、
みりお君に倒されちゃうラストなのが不満なのだわ。
…あの場面は、マギーのラスボスっぷりも見事でした。
(感想を書き損ねたのですが、前作の「Dance Romanesque」が大好きだったのですよ。
きりまり凄い!ショースター!って感じで。)
…全体通して、
「藤井ショーまでとは言わんが、もうちょっとベタに退団使用にしてくれてもいいんだよ?」
(あっ! でも、もりえ君の出番が多いのは嬉しかった! 泣けた!)
って感じでしたが、あっちこっち、ベタにせずに、
クライマックスが「マイウェイ」なのは卑怯です。
泣けました。
エトワールのりっちーの歌声が、また見事で。
お別れなんだよなあ。
きりやん好きでした。
私が宝塚にはまり出した頃からの、スターさん。
歌えて、踊れて、美貌で、口跡が綺麗で。
人を包み込むようなあったかい演技が、好きだった。
トップになったときには本当に嬉しかったし、
本当に素晴らしい舞台をたくさん見せてくれた。
まりもちゃんとも、お似合いのコンビだったと思う。
きりまりの空気感が、好きだった。
月組の組本を買っちゃったんだけど、これは表紙に一目ぼれしたから。
手をつなぎ、同じ方向を向いて歩く、トップコンビ。
きりやんの美しいこと! まりもちゃんのカッコいいこと!
(今回の組本は、とにかく表紙が素敵だー。星組も表紙買い。)
千秋楽のお見送りは仕事で行けなかったけれど、
退団者の皆さんの、これからの幸せを祈ってます。
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