みりお君、好きでした。ありがとう。
今まで何度、みりお君に恋をしただろうか。
最初に認識したのは2008ミーマイのジャッキーだから、女役で。
目を奪われたのは、きりやんに会いたくて日帰りで行った博多座ミーマイの、ジェラルド。
今でも忘れない、登場した瞬間の、キラキラ感。
11年も経ってしまったなんて、信じられない。
「ジプシー男爵」のオトカー。
ロミオ、アンドレ、そしてオスカル。
月組時代は、まさお君が好きだったから複雑な思いになったこともある。
それでも実際舞台で見れば、目を奪われずにいられない。
「愛と革命の詩」カルロ、「Mr.Swing!」のキラキラ水兵さん。
そして、「トートやばい」以外の語彙が消滅した、「エリザベート」。
あれからもう、5年も経つのか。
かわいいかわいい「みりお君」が好きだった。
美しすぎて人外の役がはまりすぎる、「みりお様」が好きだった。
ダークな表情を見せる、黒い「みりお様」が好きだった。
正しい、真っ直ぐな光を放つ、ヒーロー「みりお様」が好きだった。
カルロ、光源氏、ビル、ギイ、エドガー、天草四郎。
(邪馬台国の時の役名が最早思い出せない)
(カサノバは自分の体調不良で見に行けなかった…無念)
(仮面ロマとかあかねとか行けなかったのはめっちゃ悔しいですよ!)
完璧な美しさと歌唱力、演技。
パーフェクトなトップぶりを見せてくれつつも、隠しきれない華奢さが愛おしかった。
あの細い肩に重荷を背負って、これだけ長く「タカラヅカ」を背負ってくれたことに、
感謝しかない。
ちょうど、トップになって初めてのショー「宝塚幻想曲」が、
その前のトップオブトップ・ちえさんの御卒業直後で、
「ああ、これからはみりお君が宝塚を背負うんだなあ」と強く感じたことを覚えてる。
だから、「お疲れ様」と「ありがとう」を言いたくて、見に行った。
【A Fairy Tale-青い薔薇の精-】
コムさんサヨナラの「堕天使の涙」は2006年だから、もう13年も前だっけ。
……って思いますよねえ、このタイトル。
地獄の舞踏会とか光のパドドゥとか…懐かしい。
タイトル発表とかポスターとか見て誰もが思ったと思いますが。
予想を裏切らず、
景子先生の少女趣味、ノンストップ全開の作品です。
うん、知ってた。
無理にダークにしようとしてないから、最後までキレイな「御伽噺」。
いやあ、ここまでやってくれたら清々しいわ、ってぐらいの。
化学染料が垂れ流され続けてるのに水草作戦で何とかなる?
女神さまと女王陛下の関係って?
駄目な人はとことん駄目だろうなあ。
私自身、みりお様の真骨頂は「フェアリー」じゃないと思っているので、
言いたいこと、思うところはいっぱいある。
妖精さんたちの衣装もね。
ジャジーな妖精さんたちとは違ってガチだし。
(そういえば「ジャジー」にみりお君出てるよね)
みりお様、華ちゃん、カレー君のトライアングルって、
エドガー/メリーベル/アランだもんねえ。
そりゃあ、こういう世界やりたくなるよね。
気持ちはわかる。(わかるんかい)
少女趣味の極致を3D化してしまえる、現花組のファンタジー力に脱帽しました。
わかる、って言ってしまうのは、世界観の基になっているモチーフの数々が、
個人的に好きだからですよ。(だから駄目な人は本当に受け付けないと思う)
年を取らない永遠の少年と老いていく少女と言えば、ピーターパンとウェンディだろうし。
コレラの流行と美しい庭園と言えば、バーネット『秘密の花園』。
美しい原風景の保護と女性絵本作家は、
『ピーターラビット」の作者ベアトリクス・ポターを連想させるし、
そしてクライマックスの再会は、フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』。
(幕間で母と「ラスト、『トム真夜』じゃなかった?」「それだ!」と話してスッキリ)
みりお様で最後に見たかったのがこの世界観かと言われると
かなり言葉を濁すのですが(濁すんかい)
みりお君にしかできない、美しい美しい世界でした。
(「みりお様」と「みりお君」は私の中で明確な使い分けがあります。)
でも、成仏できた思いはちゃんとある。
私、「恋するみりお君」「恋に苦悩するみりお君」が本当に好きだったのよね。
(トートもその部分が一番好き。)
だから、最後の公演でめいっぱい「恋するみりお君」が拝めたこと、
そしてその思いが報われたこと、その辺りは本当に良かった。
ラスト付近で乙羽さんが歌いまくってくれたのも満足、
くまちゃんももっと歌を聴きたかったんだけどな~、
しろきみちゃんとマイティは匂わせただけかい。
(不倫になっちゃうから、プラトニックで止めたんだろうけれど)
カレー君とみりお様との引継ぎシーンは泣けました。
新たに美しい花を咲かせてください。
【シャルム!】
VISAの冠公演って、お金あるんだな~(まずそこ!?)
セットも衣装も豪華で眼福でした。
新・娘役トップの華ちゃんはもちろんめっちゃかわいいのですが、
お芝居でもショーでも、「みりお様の相手役」と言うより(デュエットダンスはあったけど)
「次からカレー君の相手役なので!」っていうのを重視されてた気がします。
前半のタンゴ・男役群舞は「ザ・花組!」なカッコ良さ、
一転してフィナーレのシンプル黒燕尾は「ああ…サヨナラなんだなあ」という端正さ。
そして一人で歌い上げるみりお君の崇高さに涙する。
大羽根背負った大階段のみりお様を目に焼き付ける。
ありがとう。
その一言だけ。
幸せになってください。
今まで何度、みりお君に恋をしただろうか。
最初に認識したのは2008ミーマイのジャッキーだから、女役で。
目を奪われたのは、きりやんに会いたくて日帰りで行った博多座ミーマイの、ジェラルド。
今でも忘れない、登場した瞬間の、キラキラ感。
11年も経ってしまったなんて、信じられない。
「ジプシー男爵」のオトカー。
ロミオ、アンドレ、そしてオスカル。
月組時代は、まさお君が好きだったから複雑な思いになったこともある。
それでも実際舞台で見れば、目を奪われずにいられない。
「愛と革命の詩」カルロ、「Mr.Swing!」のキラキラ水兵さん。
そして、「トートやばい」以外の語彙が消滅した、「エリザベート」。
あれからもう、5年も経つのか。
かわいいかわいい「みりお君」が好きだった。
美しすぎて人外の役がはまりすぎる、「みりお様」が好きだった。
ダークな表情を見せる、黒い「みりお様」が好きだった。
正しい、真っ直ぐな光を放つ、ヒーロー「みりお様」が好きだった。
カルロ、光源氏、ビル、ギイ、エドガー、天草四郎。
(邪馬台国の時の役名が最早思い出せない)
(カサノバは自分の体調不良で見に行けなかった…無念)
(仮面ロマとかあかねとか行けなかったのはめっちゃ悔しいですよ!)
完璧な美しさと歌唱力、演技。
パーフェクトなトップぶりを見せてくれつつも、隠しきれない華奢さが愛おしかった。
あの細い肩に重荷を背負って、これだけ長く「タカラヅカ」を背負ってくれたことに、
感謝しかない。
ちょうど、トップになって初めてのショー「宝塚幻想曲」が、
その前のトップオブトップ・ちえさんの御卒業直後で、
「ああ、これからはみりお君が宝塚を背負うんだなあ」と強く感じたことを覚えてる。
だから、「お疲れ様」と「ありがとう」を言いたくて、見に行った。
【A Fairy Tale-青い薔薇の精-】
コムさんサヨナラの「堕天使の涙」は2006年だから、もう13年も前だっけ。
……って思いますよねえ、このタイトル。
地獄の舞踏会とか光のパドドゥとか…懐かしい。
タイトル発表とかポスターとか見て誰もが思ったと思いますが。
予想を裏切らず、
景子先生の少女趣味、ノンストップ全開の作品です。
うん、知ってた。
無理にダークにしようとしてないから、最後までキレイな「御伽噺」。
いやあ、ここまでやってくれたら清々しいわ、ってぐらいの。
化学染料が垂れ流され続けてるのに水草作戦で何とかなる?
女神さまと女王陛下の関係って?
駄目な人はとことん駄目だろうなあ。
私自身、みりお様の真骨頂は「フェアリー」じゃないと思っているので、
言いたいこと、思うところはいっぱいある。
妖精さんたちの衣装もね。
ジャジーな妖精さんたちとは違ってガチだし。
(そういえば「ジャジー」にみりお君出てるよね)
みりお様、華ちゃん、カレー君のトライアングルって、
エドガー/メリーベル/アランだもんねえ。
そりゃあ、こういう世界やりたくなるよね。
気持ちはわかる。(わかるんかい)
少女趣味の極致を3D化してしまえる、現花組のファンタジー力に脱帽しました。
わかる、って言ってしまうのは、世界観の基になっているモチーフの数々が、
個人的に好きだからですよ。(だから駄目な人は本当に受け付けないと思う)
年を取らない永遠の少年と老いていく少女と言えば、ピーターパンとウェンディだろうし。
コレラの流行と美しい庭園と言えば、バーネット『秘密の花園』。
美しい原風景の保護と女性絵本作家は、
『ピーターラビット」の作者ベアトリクス・ポターを連想させるし、
そしてクライマックスの再会は、フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』。
(幕間で母と「ラスト、『トム真夜』じゃなかった?」「それだ!」と話してスッキリ)
みりお様で最後に見たかったのがこの世界観かと言われると
かなり言葉を濁すのですが(濁すんかい)
みりお君にしかできない、美しい美しい世界でした。
(「みりお様」と「みりお君」は私の中で明確な使い分けがあります。)
でも、成仏できた思いはちゃんとある。
私、「恋するみりお君」「恋に苦悩するみりお君」が本当に好きだったのよね。
(トートもその部分が一番好き。)
だから、最後の公演でめいっぱい「恋するみりお君」が拝めたこと、
そしてその思いが報われたこと、その辺りは本当に良かった。
ラスト付近で乙羽さんが歌いまくってくれたのも満足、
くまちゃんももっと歌を聴きたかったんだけどな~、
しろきみちゃんとマイティは匂わせただけかい。
(不倫になっちゃうから、プラトニックで止めたんだろうけれど)
カレー君とみりお様との引継ぎシーンは泣けました。
新たに美しい花を咲かせてください。
【シャルム!】
VISAの冠公演って、お金あるんだな~(まずそこ!?)
セットも衣装も豪華で眼福でした。
新・娘役トップの華ちゃんはもちろんめっちゃかわいいのですが、
お芝居でもショーでも、「みりお様の相手役」と言うより(デュエットダンスはあったけど)
「次からカレー君の相手役なので!」っていうのを重視されてた気がします。
前半のタンゴ・男役群舞は「ザ・花組!」なカッコ良さ、
一転してフィナーレのシンプル黒燕尾は「ああ…サヨナラなんだなあ」という端正さ。
そして一人で歌い上げるみりお君の崇高さに涙する。
大羽根背負った大階段のみりお様を目に焼き付ける。
ありがとう。
その一言だけ。
幸せになってください。
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