
新宮熊野神社の宝物殿には 仏教の仏像が展示されて居まして 直ぐ近くで拝見する事ができます
私が一番 気に入りましたのが 一番・真ん中の正面に有ります 木造文殊菩薩騎獅像です



文殊菩薩さんとは 『三人寄れば文殊の知恵』の文殊さんです
乗って居るのは獅子ですので 私の記憶では 信州・鹿教湯温泉の謂れと成って居る文殊観音では無かろうかと思います
記憶が定かでは有りませんが 鹿教湯温泉の名前の由来に 漁師が鹿を撃ち損ねて追いかけた先に傷を癒している鹿を見つけた時に 点から獅子に乗った文殊観音が舞い降りてきた・・・
と言う故事からこの像は 来ているのではないのでしょうか(・・?



45年以上前に 信州・望月の別荘地の管理人をして居た頃の記憶ですが・・・確か鹿教湯温泉に文殊堂が有った気がいたします

神社の宝物殿の中で此方の氏子さん達が管理して居て 木造の像ですので 大事に大事に保管されて居る事がとても素晴らしいと思います
此方の文殊菩薩騎獅像は 平安時代の作成で 江戸時代に若干の修理を成されているとの事の様です
神社の境内に立ち入る為に若干の木戸銭は取られます『維持管理費として』が お金を払ってでもこの仏像の価値は有りますので 是非お立ち寄りください
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