ご無沙汰更新でございま～す♪

夜勤明け　初夏のようなこの暑さ

確実に街は夏に向けてつき進んでいますわ


団地の中　

植物たちが競うように咲きはじめています

桜が葉桜に変わって新緑を撒き散らし

風が吹く頃にはハナミズキが白とピンクの花弁を広げ

ツツジが新芽を膨らませる今

待ちきれずに早咲きのツツジの花の濃い赤紫と

はかない藤色の藤の花がたわわに垂れて紫の競演

ツツジは軽やかに

藤は存在感をもって

鮮やかに風に揺れています



夜勤明けとは思えない描写！！

自画自賛であります（笑）



徘徊の男性が入居してざわめくゲストたち

認知症の程度は色々でも

まだまだ自立の方が多い施設ですから

レストランでの奇行を目にした多くの方たちは戸惑って

「大丈夫なの？あのおじいさん」

「ねぇ　そばにいてあげたほうがいいんじゃない？」

私だって充分戸惑っている

何しろ介護の経験が皆無の私ですから

自分の身の回りにさえいなかった徘徊老人をどう扱うかなんて

できるなら関わりたくないなんて思ったりして

でも

「行く道」と心に繰り返して介護の世界を歩き始めた私

どこかに答えがあるはず・・・

遠目で観察　多方面から観察　ひたすら観察

そして今朝

レストランでひとり椅子に座って遠くを見ている彼に話しかけた

顔を覗き込むように彼の心を探りながらのチャレンジでした


発見したこと

食事の仕方が綺麗

和の躾がそのまま身についているのです

お箸の運び方　器の持ち方　はっきり聞けた『ご馳走様でした』


どれだけの人がこんなに綺麗な食事の作法を見せてくれるでしょう

感動した私です


徘徊にも意味がある

意味を知るように・・・とアドバイスをいただいて観察してみて

少しだけ　わかった気がした朝でした