パラドクスって、おもしろいですねぇ。
ずっと前に Toshiro さんのブログへのコメントで引用したパラドクスについて
このブログに書いたことを思い出して、検索してみると見つかった。
もうあれから7年も経ったんだ。なぜ、パラドクスについて思い出したかというと、
やはり「自己言及のパラドクス」について、思い出すことがあったから。
「クレタ人は嘘つきである」とクレタ人が言った。
これは頭が混乱する。
最近読んだ文章に、ある事柄について論争があることに絡んで、
「世の中には異なる考え方をする人がいる、ということを尊重すべきである」
というもっともらしい主張があった。もちろん、私自身は同意する。でも、
よく考えると、これは自己言及のパラドクスであって、これに同意しない人を
排除しているんだよね。
異なる考え方をする人がいるということを尊重すべきと考えるなら、その事柄に
言及しなければいいと思う。 どうでもいいってことだから。
と、ここまで書いて、このエントリ全体が「自己言及のパラドクス」であることに
気づいた。(笑)
ま、たまにはどうでもいい事を書くのもいいかも・・
でも、ほんとはどうでもいいとは思ってないから書くんだよね。