今日は午後からマレーシアオープン(SS)の決勝があった。日本から決勝に進出できたのは、唯一
高松ペアだけでした。 昨日の準決勝で、リオオリンピックの準決勝と同じ韓国のペアを破り、そして
決勝の対戦相手もリオでの決勝と同じデンマークのペアです。
試合経過もリオでの決勝と同じような経過をたどります。第一ゲームはデンマークペア、第二ゲームは
高松ペアが取り、第三ゲームでは、終始デンマークのペアがリードを保ちます。 下のグラフはライブで
示されるもので、第三ゲームのインターバルのときのものです。
このように、サーバーとレシーバが示され、得点が決まるたびに自動更新されます。 映像も音もない
ライブですが、リアルタイムの緊張感があって、手に汗を握ります。 こんな無機質のグラフでもそういう
気持ちになれるのは、まさにライブ=リアルタイムの魔力ですね。 結果が分かってしまってから、1時間
後に配信される動画を見るより興奮します。
結局、この点数差を逆転できずに、勝負がきまりました。ここだけ、リオとは違った結果となり残念です。
一時は、14-16 の2点差まで詰め寄りますが、その後はなされてしましました。 松岡修造氏のインタ
ビューで、高橋選手は、あの連続5得点による逆転劇は、オリンピックという舞台だからできた、と言って
いましたが、まさにその通りでした。 今回の遠征とその前の全英オープンの結果も合わせて、高松ペアは
いま曲がり角にいるようです。オリンピック前のパフォーマンスにはまだ戻っていないようです。 大きな
課題は、松友選手のサービスでしょう。 これで一ゲームあたり2,3点は損しています。 昨年稼いだポイ
ントの貯金があってまだランキング1位を保っていますが、これからどんどんポイントが減っていくかもしれ
ません。 ガンバレ・・
昨年の今日のエントリ