じゅんなおひとのつぶやき

主に中学と高校のスポーツ観戦記になると思いますが掲載していきます 一応、ジャンルはオールマイティのつもりなのですが(笑)

大阪桐蔭 近大附属

2023-11-03 16:30:55 | 高校サッカー
大阪桐蔭
前の試合同様立ち上がりに相手のスーパーゴールで先制されましたが以降は落ち着いて守れていたと思います 終盤に喫した勝ち越しゴールは相手より先に足が鈍って見えたところをやられて見えました 大阪桐蔭のスタミナが相手より劣っているというよりは、大阪桐蔭のほうが足を消耗しやすい試合展開だったというふうに見えました 敗因はズバリ同点に追いついて以降後半25分くらいまで攻め続けたところで2点目が獲れなかった これに尽きるかと思われます とはいえ前半28分の同点ゴールは田中選手の頑張りがゴールキックをコーナーキックに化けさせた事がきっかけとなった感があり、観るべきもの、感じるものがあった素晴らしいゴールでした 先週は内容的には負けと言ってもいい位の試合を拾って次に進めてこの日は勝てた試合を落とした これがサッカーなのだと、あくまで私的雑感ですが思います プリンスリーグ一部昇格を目指して頑張ってほしいと思います


※近大附属
開始早々の左サイドからのクロスをダイレクトで押し込んだゴールは見事の一言につきました その後同点に追いつかれ後半の25分くらいまで約3.40分凌ぎ続ける展開は厳しかったと思いますが、ゴール前だけはしっかり固めて凌ぎきったことが相手の攻め疲れにつながり、相手が足にきだしたところを逃さず捉えた残り10分での勝ち越しゴールに見えました そこから先は強かに且つ高い集中力をもって時間を使って見えました 次の相手は優勝候補の一角東海大大阪仰星。プリンスリーグ一部での双方の立ち位置を考えれば地力は相手が上かも知れませんがひと泡ふた泡ふかして全国切符ゲットの可能性は、あると思います


大阪桐蔭 興国

2023-10-29 15:23:02 | 高校サッカー
大阪桐蔭
立ち上がりに先制されましたが以降はシュート打たれてもキーパーの正面かそうでなくても一箇所に絞らせ好セーブだが必然的なセービングに持ち込ませた最終ラインとキーパーとの連携の良さが、上記失点のみで凌いだ要因かと思われます ただ、相手がポゼッションでくることを想定しそれに対してしっかりブロックを作って対応とはいえボールを持たせ過ぎた感があり、ボクシングで言うところの真っ直ぐ下がってしまうが多発した結果相手にやらせ過ぎにつながってしまい、特に後半以降は一方的に守勢にまわる場面が目立ち放たれたシュートが上記のようにはいかず危なっかしい場面も多々ありました ポストに救われる幸運も何度かありました この、ボール持たせ過ぎ、が攻撃にも影響を及ぼし枠付近を捉えたシュートがこの日も目立ったとはいえ攻撃の手数そのものが少なければ先制された直後の同点ゴールのみに終わったのもやむなしかと思われます 内容的には負けと言ってもいい位の試合をPKとはいえ勝てたのは失点直後の落ち着きぶり それが直後の同点ゴールにもつながって見えました チームとして終始どっしりと構えることが出来ていたと思います


※興国
今季はプリンスリーグ関西一部で下位に沈むとはいえ、同校の伝統でもあるポゼッションサッカーの成熟度は随分と高まって見えました 敗因はゴール前をしっかり堅めた相手のディフェンスを褒めるべきなのとポストに嫌われた不運 後PKで先行の相手が先に1人外したところで色気が出て見えたのが悔やまれるかも知れません 残りのプリンスリーグで一部残留目指して頑張ってほしいと思います

大阪桐蔭 大阪産業大付 桃山学院

2023-10-22 15:20:41 | 高校サッカー
大阪桐蔭
前線の選手の強さと献身的な走りと両サイドの球を持つ力が危なげないディフェンスを生み出しました 一方7年ぶりの冬の全国選手権大会の舞台向けて得点力はまだまだこれから ですが枠付近を捉える場面が目立ったシュートも含めて内容は悪くなかったです 1点しか奪えなかった要因はシュートとFKに対する考え方 シュートは四隅を狙いすぎ シュートコースを防がれキーパーの正面しか空いてなければそこめがけてズドンで良いかと思われます 空いてる所にシンプルにシュート放てばと思いました FKは策をこねくり過ぎ シンプルにバナナで直接狙えばいいと思われます バレバレでも常時それで枠を捉えられ続ければ、相手は怖くて嫌だと思います 観る限りベストメンバーは組めてなさげでしたがそれでも期待感は持てる内容だったと思います 筋肉の厚みが随分増した選手もいました



大阪産業大附
インターハイの頃より前線の選手の体格が増して見える チームとしての雰囲気もやはりあります 派手さはないがやはり優勝戦線に入ってきそうです プリンスリーグ2部で得失点差プラス10は伊達ではないと感じました 中盤のテクニックでセットプレーのチャンスを掴みそこから時間には関係なく人数かけて力勝負高さ勝負でゴールネットをこじ開けるが得点パターンに見えました FW9は大柄で高さに強いだけでなくはがして突破する強さなど全般強さを感じます 今大会の好選手の一人です


※桃山学院
所属してるリーグで下位にいる割にはフィジカルのしっかりした選手が多かったです 優勝候補を脅かすジョーカーになる可能性は秘めてます

冬の全国男子高校サッカー選手権大阪府予選展望

2023-10-16 21:04:35 | 高校サッカー
※優勝候補
プレミアリーグウエストに参戦する履正社 プリンスリーグ関西一部で上位を走る東海大大阪仰星、阪南大高 同リーグ二部で上位を走る大阪桐蔭、金光大阪 さらには同リーグの大阪産業大附属も絡んできそうで例年にも増した混戦が予想されます では、ゾーン毎に見ていきたいと思います


※金光大阪〜アサンプションのゾーン
インターハイに出場した金光大阪は間近でみても一人一人の体が分厚く相手が人数揃えて陣形整えてしっかり寄せていても通して見せる強さとうまさを兼ね備えたパスワークが光る 東大阪大柏原と茨木の勝者 さらには桃山学院 刀根山とアサンプションの勝者等すんなりとはいかしてくれなさそうな学校が揃う


※履正社〜大阪学院のゾーン
金光大阪のゾーンの勝ち上がりと準決勝で相まみえるこのゾーンは履正社と阪南大高の争いか 履正社はプレミアでは下位に沈んでるが優勝争いには絡んできそう インターハイ予選の頃より球際など接点の攻防での厳しさが増していれば、テクニックは昨年と遜色ないだけに、2年連続の冬の全国選手権への展望も開けてくるかと思われます 対する阪南大高は例年通り分厚い筋肉を身にまとった選手が多く一人一人の足元の技術もしっかりしており個々は例年通り強い チームとしてのサッカーがどれだけ成熟しているかが浮沈の鍵かと思われます 他U18大阪一部で首位を走る常翔学園 プリンスリーグ関西二部に所属する大阪学院ー清風の勝者など伏兵多岐に渡るゾーンかと思われます


※近大附属〜大阪桐蔭のゾーン
反対側のゾーンに目を移すとまずこのゾーンは大阪桐蔭を中心とした展開が予想されるも興国は当然捨て置けず他伏兵も数多く抜き差しならないゾーンかと思われます 大阪桐蔭は手堅いディフェンスと個々の強さが光る 7年ぶりの冬の全国選手権大会の舞台に立てるか否かは、得点力がどこまで上がっているかかと思われます 対抗馬はプリンスリーグ関西一部の興国と近大附属か 共に同リーグでは下位に沈むが興国は屈強そうな体格をした選手が今季も多く潜在的な力は例年通りかと思われます 今季もポゼッションサッカーを志向 チームとしてのサッカーの成熟度次第では、優勝争いに絡んでくる可能性も秘めているかと思われます 近大付属も力的には興国と遜色ないかと思われ、さらには大阪桐蔭の初戦の相手ヌヴェールや関大北陽等、予断を許さぬ学校が揃ったゾーンかと思われます



※関大一〜大阪産業大附のゾーン
大阪桐蔭のゾーンの勝ち上がりと準決勝で相まみえることになるこのゾーンは東海大大阪仰星が中心も大阪産業大附が不気味な存在といったところかと思われます 東海大大阪仰星はこ数年同様各選手の体格に特別なものは感じませんが今季もプリンスリーグ関西一部で上位を走る 同校の特徴である激しくしつこいあたりをファールせずして出来れば出来るほど、ここ数年のように足元を掬われる危険性も減ってくるかと思われます 対する大阪産業大附は一人一人の体格は特別なものではないですがチームとしての雰囲気がある 現在プリンスリーグ関西二部で中位だが得失点差では上位校に勝るとも劣らぬものがあり、ダークホースを超えた存在になる可能性を秘めているかと思われます 他インターハイに出場した関大一等伏兵も多く存在し、波乱の可能性も感じさせるゾーンかと思われます



以上です 準決勝以降の展望は気が向けばです

大阪桐蔭女子 大阪学芸 大阪桐蔭男子 関大一

2023-06-04 09:04:27 | 高校サッカー
※守備
大阪桐蔭女子:新人戦決勝同様、自陣でセーフティファーストに過ぎて見えました 出来る限り自陣相手ボールスローインにせず極力前にいくべきと感じました そうしないと自陣での時間が長くなり、長くなればなるほど無失点で凌げる確率が低くなります 新人戦決勝同様、相手がポゼッションに明らかにこだわり続けてる場合はもっと前線からプレスかけた方がよさげに見えました それがほとんどなかったため相手に易易とつながれて見えました それが終始相手のリズムで試合を進められてしまった要因に見えました 前から詰めて相手にロングキックを蹴らす場面を作れれば、もっと自分達のリズムにももってこれたと思います 攻められる時間が長くなった事で味方の攻撃時のカウンターへの備えが疎かになり、失点して見えました
大阪学芸:ほとんどの時間で攻めていたため守りの印象はあまりありませんが、序盤前からのプレスに嵌り危なくなった場面が2度ほどありました ポゼッションサッカーにこだわるチームの宿命として、ハイプレスを喰らった後の守備という点では、課題が残ったかも知れません
大阪桐蔭男子:相手の最終ラインでのボール回しに対しむやみにプレスにいかずしっかり陣形を整え危なげなく守っていたと思います いけると思った時だけいく 原則前からはいかない そんな風に見えましたが先制点のきっかけとなった前線の選手のプレスは見事な抜き差し加減でした それだけに直後に見せた一瞬の隙から喫した同点ゴールがもったいなかったです 先制ゴール後にありがちなエアポケットにものの見事に嵌って見えました
※関大一:相手のポゼッションに対し徹底的にブロック 相手のプレスから与えたFKから先制点を許したもののよく辛抱したと思います


※攻撃
大阪桐蔭女子:新人戦決勝と違ってキーパーからのポゼッションは殆どなくパントキックに終始 このため攻撃はほとんど単発で終わる  これでは必然的に攻撃時間は少なくなり、序盤の惜しい二発以外は得点チャンスはありませんでした チームとしてつなぎより縦に速くでいくと決めていたのなら、ブロックだけでなく前からも取りにいかないと、勝つのは難しいかと思われます
大阪学芸:今季も徹底的なポゼッションサッカー キーパーにボールが渡って単純なパントキックは全くなし 全て最終ラインにボールを預け丁寧につなぐ 序盤こそハイプレスの網にかかる場面も観られましたが前半の中盤に小柄な左の2列目の11番かガッチリした14番だったかがトップスピードに乗って左サイドをエグリトップスピードのまま角度のないとこから鋭いシュートを枠に飛ばしたのと直後にも別の選手が一瞬出来たシュートスペースを逃さず強烈なミドルシュートを枠に飛ばしてみせたこの2発がきっかけとなり、以降は終始自分達のつなぎのサッカーが出来て見えました ポゼッションサッカーにありがちな2死三塁でも送りバント的な、つなぐばかりで誰が決めるの?的なサッカーではなく決めにいくべきは決めにいける それも相手が想像できないとこからでも決めにいける この2発が与えた効果は絶大だったと思います その結果終盤2得点 つなげるし決めにも行ける 完璧な攻撃でした 
大阪桐蔭男子:後半の先制ゴールは前線の選手の的確なハイプレスで得た絶好の位置からのFKを直接ねじ込んだもの 終始ゲームは支配して見えたもののこの1点のみに終わる もうちょっとハイプレスを狙いにいっても良かったかも知れません
関大一:攻撃に特別なものは感じませんでしたが値千金となった同点ゴールは相手が先制した直後に見せた隙を逃さずよく決めたと思います


※大阪桐蔭女子
前半の中盤辺りから押されっぱなしだったため後半頭から選手入れ替えなどテコ入れしてくるかと思いましたが終盤先制許すまで交代なし 新人戦ではサブにもいい選手が複数名控えていると感じただけにもったいなく見えました ただ、代えなかったということは押されてはいるがチームとしてのサッカーは出来ている そう判断してのものと推察され、だとしたら地力の差で負けたということかなと思いながら観てました つなぐ力と取りに行く力、そして誰もいなくなったリスクを冒す力を身につける必要があるのかも知れません


※大阪学芸
スコア的にも内容的にも完勝 ただ、フィジカル的には特別なものを感じる選手はほとんどおらずそれがチームとしての雰囲気は特別感じない点につながって見え、それが今後関西から全国での戦いにどう出るかなぁとか思いながら観てました


※大阪桐蔭男子
仰星戦同様スコア以上にほとんど危なげない内容でしたが結果はPK負け 力負けやむなしの感の女子とは対象的に地力も雰囲気も勝って見えただけに一瞬のすきが命取りになったほんっとうに悔やまれる敗戦に見えました PKは外した選手も含めて内容は悪くなかったですが外した3人目と最後の5人目は考え過ぎ慎重になり過ぎに見えました ひとり外して以降は、相手が外すより大阪桐蔭がさらに外す可能性の方が高く見えたのはそのせいかも知れません キーパーが反応しても止められないところに強く蹴る力はあるだけに、PKは決まるもの という気持ちを持つことが出来れば、全員が決められると思います 

※関大一
とにかくよく辛抱したと思います 関心したのがPK 5人とも外す感じが全くしませんでした ただ、チームとして特別なものは感じなかっただけに、どうしてもインターハイに出たいのなら、目標を絞った戦いも選択肢に入れるべきかもしれません この日のように根比べのようなサッカーに持ち込めれば、その可能性も拡がるかと思われます


※今季の大阪の高校女子サッカーは 大商学園 大阪桐蔭 大阪学芸に追手門学院 加えて学芸に新人戦で1-3で喰らいつきインターハイ予選では追手門学院に勝った大阪偕星も迫ってきているというのが新人戦の感じでしたが、そこから学芸と大商が抜け出した感が、リーグ戦のここまでの成績からと覗えるかと思われます