※投手
大阪桐蔭:エース平嶋投手6回背番号10南投手2回背番号15森投手1回完封リレー 平嶋投手この日も投げ終えた後捕手と正対出来ており状態の良さを感じました この日はゆったりと投げていた分、変化球を捉えられる場面がやや目立ったようには思いました 南投手は怪我明けとの事ですが腕を下げてから投げるまで肘を曲げっぱなしのフォームに変わって見えたのは、それを意識してのものかも知れません 投げ終えた後上体がひねられる場面が目立ち、右打者の内にいくときのように常に捕手と正対出来るようになれば、もっと球も行くようになり、怪我のリスクも減るかも知れません ストレートは時折以前の強くて伸びのあるのが来ることもありましたが、全体的には変化球も含めてまだ以前のとこまでは戻りきっていないように見えました 上記腕の振りがまだフィットしきれていないのかも知れません 森投手はこの日はmax151とのことですが個人的にはどちらかと言えば浪商戦の方が球が来て見えました とはいえ、底しれぬ魅力があることに、変わりはありません
報徳学園:エース間木投手4安打完封 最後ニ死満塁の場面も含めて危なげなかったです スライダーの出し入れが良く、巧みにカウント稼いでました 相手がそこに意識がいったところでストレートをズバ!昨年からの経験を感じる投球だったと思います そのストレートは、まだ真価の余地があるかも知れません
奈良大附:エース右腕杉山投手上手ややスリークオーター気味から11安打打たれながら2失点に凌ぐ よく粘りました 伸びのあるストレートに球威もついてくればと感じました
※打線
大阪桐蔭:内山選手や賀川選手といった府大会であたりの出てなかった選手がしっかり打てた事が良かったと思います 内山選手は詰まってもしっかり振れてるからテキサスヒットになる場面が目立ちました 5番に戻した首脳陣の判断が当たったのは、それだけ日頃から振りそのものをちゃんと見ているからだと、当たり前かもしれませんが思いました
報徳学園:全体的に撫でるようなバッティングが目立った事が、点をとりきれなかった要因に見えました
奈良大附属:報徳と同様の印象をもちました 最後はバットのヘッドを残すことが出来てれば、違った結果もあったかもなぁと思いながら観てました
※大阪桐蔭
守備はイージーなミスも目立ちましたが、それを失点には結び付けなかったあたりに、日々の練習を感じました 報徳戦はロースコアの接戦が予想されるだけに、ミスは命取りになるかと思われます
※報徳学園
守備はこの日はそういう場面がなかったのですが、基本的には今季も堅いも外野の送球に一抹の不安はあるかもしれません 肩そのものは強いです 大阪桐蔭戦でもそう多くの得点は望めないことが予想されるため、守備のミスで傷口を広げることは致命傷になるかと思われます
※奈良大附属
守備は外野の肩は特別ではないも中継プレーは良く内野は堅実で肩も皆強かったです ただその内野が広い球場や風が強い中でのフライの距離感を誤って見えた場面が何度か見られ、危うくポテンになりそうな場面もありました 後走り切る強さという点でも報徳とは差があったように思います 打力も含め刷り込まれてるものの差で競り負けたように感じましたので、そうしたものが備わってくれば、夏の甲子園もあるかと思われます 天理に競り勝ち智辯とも競ってここまできたのは伊達ではないと感じました