じゅんなおひとのつぶやき

主に中学と高校のスポーツ観戦記になると思いますが掲載していきます 一応、ジャンルはオールマイティのつもりなのですが(笑)

大阪桐蔭 御所実 常翔学園

2024-02-23 22:32:02 | 高校ラグビー
※FW
大阪桐蔭:体格はひとり残らずどっしりと分厚い。初戦の仰星戦から準決勝京都成章戦決勝御所実戦は第一列を入れ替えた布陣だったが2試合とも序盤からスクラム押し込む場面が目立つ。ただ決勝の後半は相手に低く構えられ思うに押し込めず。それでも反則は誘う。大会通してFWの前からのディフェンスが光った。
※御所実:体格に穴なし。だが準決勝決勝ともにスクラムは押し込まれる場面が目立つ。やや腰高に見えたのが気になった。決勝後半は低く組めており押し合いは五分に見えた。
※常翔学園:今季も全国クラスの体格を誇る。全国クラスの相手でもスクラム戦は優位に運ぶ。準決勝の御所実戦ではラインアウトが全滅。これが致命傷となる。終盤フッカー入れ替えてから猛追も及ばず



※BK
大阪桐蔭:準決勝は序盤からアタックの鋭さ全開。FW戦で圧倒出来れば全国屈指?のBK陣も力を発揮します。決勝は雨など悪コンディションの中での試合だった為BKの出来ることは制限されてしまう。普段通りやろうとすれば雨で滑る等してノックオン等のミスの発生頻度が増えるのはある程度は致し方なしのため。それでも前半でリード奪い後半はキックでエリアとることを優先にした手堅い攻めに終始。
※御所実:BKも体格に穴なし。小柄だが太さはしっかりしてた。BKの展開スピードに物足りなさを感じたのはチームとしての考え方の可能性も。鋭くいってハンドリングミスする位ならゆっくりでもいいからつなぐことを優先に、みたいな。リードされた決勝終盤は全国クラスの鋭い展開を見せる。展開スピードは遅いが個々のスピードにステップワークは光るものが。何よりショートキックを駆使した攻撃にクレバーさを感じた。準決勝ではこれが効果的でショートキックからの個々のうまさ強さ駆使した突破がトライにつながることも。だが全国制覇を目指すなら、展開スピードそのものを上げる必要はあるかと思われる。
※常翔学園:御所実戦は敗れましたがBKの高速展開に相手はついてこれてなかった。FW戦で優位に立てるケースが多く感じられるためこれは相手に脅威となりそうだ。今後はやや線の細い選手が多く見えた体つきを、デカくする必要はないから太くすることが課題となってくるのかもしれません。




※大阪桐蔭
準決勝決勝では初戦の仰星戦の後半のようなチーム一体となった躍動感溢れるラグビーを終始見せる。昨年の桐蔭学園のような全国単独本命までの力はないと感じるも近畿関東九州で地区を圧倒的な強さで制したのは大阪桐蔭のみ。だが昨年の桐蔭学園一昨年の東福岡のような全国単独本命の力を有するかと言われれば?6年前に全国制覇した同校と比べてもそこまでのものが現状あるかと言われればなんとも?ですがまずは同校6年ぶりの冬の全国制覇に11年ぶりの選抜制覇の期待が今季も膨らんだことを喜びたいと思います。


※御所実
今季も例年通りの力を誇る。近畿大会は強さというより巧みさ強かさで決勝まで勝ち進んだ印象が残った。今後個々にチームに地力そのものがついてくれば、全国制覇も狙えるレベルにくるかと思われます。



※常翔学園
府大会ではひょっとしたら全国制覇を狙えるレベルかも知れないとも思ったが現状そこまでには至っていない模様。近畿大会の内容をそのまま受け止めれば、ラインアウト、BKの体格を太く といったあたりが出来てくれば、久々の全国制覇の期待感も増してくるかと思われます。言葉も含めた相手の揺さぶりに動じぬメンタルも今後つけていく必要があるかと思われます。