※大阪薫英女学院
準決勝ではプレスがやや緩く見えました Wヘッダーということがあったのか先の試合でディフェンスファウルが序盤やや目立ったことでその時間帯に手こずっで見えた事があったのか意図的に緩めてというか無理にプレスにいかず打ち合いに持ち込んで見えました 決勝では相手に序盤ファウルを重ねさせたことがその後の大差勝ちにつながる 高さだけでなくグランドレベルにもこだわったリバウンドは個人頼みではなくどこからでも奪取出来る強さを大阪桐蔭相手でも炸裂させてました ゴール前で自陣敵陣いずれでも三輪選手が効いてました 強くてジャンプ力高くボール捌きしなやかな選手です 時が経つにつれチーム力が増していってます
※大阪桐蔭女子
スリーの精度が上背のある選手が多い浪商相手でも発揮されたのは収穫 キレのあるパスワークが浪商戦の大勝につながる 控えの選手達もスターターに混じって機能出来てる選手が多かったです 薫英相手でも控えの山田選手が機能出来ていたのは大敗の中の小さな収穫と見て良いかと思われます チームとしてはもう少しやれるかなと期待するも厳しい現実を突きつけられてしまいました ファウルを重ねずして互角に戦う事が今後求められます こう書くとディフェンスの問題に聞こえますがオフェンスの問題かもなと思いながら観てました 大阪桐蔭の選手は寄せられるとプレーが強引に見えるが薫英の選手が寄せられるとプレーがしなやかに見える 多分違うのでしょうが大阪桐蔭の選手は寄せられると体全部外に逃がしてから内に切れこもうとするから強引に見える 薫英の選手はボール持ってる上半身だけ外に逃して軸は内側に残す事が出来て見える だから大阪桐蔭ディフェンスは捕まえきれずファウルを重ねてしまい決壊 そんな感じに見えました 後気になったのが敵陣に入る際センターの選手がガードをガードして薫英のハイプレスを阻止してましたがこれだと敵陣には入れてもその頃には薫英に陣形固められてしまい攻撃が難しくなって見えました 最初からセンターを壁に使わず素早く敵陣に入れるようになるべきに見えました 薫英にハイプレスではなく自陣を意識させる動きが必要に見えました 後ファウルを誘うプレーも欲しいです この日薫英にされたことを逆に出来ればと思います それは全く不可能とまでは思いませんでした 現状インターハイはともかくウインターカップは薫英がもたらす増枠に期待と他力本願は否めませんが劇的に伸びる可能性もなくはないと思いながら観てました 薫英にも弱点はあります この日は観られませんでしたがそれを引き出すバスケをやる力はあるように思います
※大体大浪商
準決勝で大阪桐蔭に大敗でしたが今季もフィジカルの強そうな選手が多くパット見の雰囲気は大阪桐蔭に勝るものがありました ディフェンスリバウンド五分がせいぜい オフェンスリバウンドはほとんど奪えず 体の強さは五分ですが個々のボール捌きやパスワーク 体の入れ方等細かい部分の差の積み重ねで大敗に見えました 序盤フリースローを二本とも外すなどシュートの精度を欠いたのも大敗への道しるべになって見えました 1年生ガードの武田選手は大柄な選手が多い同校の中でも異彩を放つ小兵でしたがガッチリしていて強さあり小回りも効く好選手でした この選手が活かす選手ではなく活かされる選手として起用されると面白いかもしれません ガードやサイドを務める延主将はシュートの精度が高くこの選手がガードを務めて武田選手がサイドを切り裂いてとか面白そうでした この日は大敗でしたがウインターカップの頃には大阪桐蔭に肉迫している可能性は十分感じました
※大阪桐蔭男子
エベブネ選手が強力な阪南大高相手に完敗でしたが現時点でのベストは出せたかと思います エベブネ選手が下がっている時は五分に渡り合えてました こういう選手を擁するチームに対抗するには各選手のフィジカルを上げていき遠目に見ても雰囲気が感じられるチームになれるかどうかかと思われます そしてそれが全国を狙えるチームになれるか否かにもつながってくるかと思われます
※阪南大高
今季も危なげなく新人戦を制しましたがエベブネ選手が他の選手に合わせたような動きに見えた場面も見られたのは気のせいかもですが気になりました 2年続けてインターハイやウインターカップに駒を進めれるかどうかは昨年もそうでしたがやや小粒感が残るエベブネ選手以外の選手に雰囲気が出てくるかどうかかと思われます 旧チームもこの時期似たような印象でしたがウインターカップ予選の頃には日本の選手もしっかりしたものになっておりそれが危なげなく全国へと駒を進めた要因に見えました 今季もそうなれば全国へと駒を進めるでしょうしそうならなければ他チームにチャンスを与えることになるかと思われます
※関大北陽 箕面学園
両校とも遠目に見ても雰囲気がありました 共に全国へと駒を進める可能性を感じました 関大北陽は日本の選手だけで強さを醸し出せてましたし箕面学園はMpiba選手だけでなくそれ以外の選手も体格がしっかりしていました 新人戦は3位に終わりましたが今後大化けする可能性を秘めたチームかと思います
※今季の大阪の高校バスケは女子は強い本命薫英強い対抗大阪桐蔭といったいつもの図式が2年ぶりに復活 男子は昨年よりは既に阪南大高が頭一つ抜け出た感じも2番手は多くの学校が乱立し今後混戦になる可能性秘める といった感じでまずはスタートーしたかと思われます