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『シャーロック・ホームズの冒険(16)「第二の血痕」』 1986年イギリス

2022年07月08日 21時50分19秒 | ■映画・ドラマ
"The Return of Sherlock Holmes:The Second Stain"


先日、NHK-BSプレミアムで放映していた『シャーロック・ホームズの冒険(16)「第二の血痕」』を観ました。

-----story-------------
「ジェレミー・ブレット」主演「シャーロック・ホームズ」のドラマをBSPと4Kで!
ある外国の君主から届いた重要文書が盗まれた。
公表されれば戦争になりかねないというが…

首相と「ホープ外相」「ホームズ」を極秘裏に訪問する。
「ホープ」が重要文書を紛失したというのだ。
すぐに取り戻してほしいと頼む首相たち。
二人が帰ったあと、今度は「ホープ夫人」が現れる。
夫が心配だからと紛失した文書の内容を問う彼女。
「ホームズ」は夫人の様子が妙だと察するが、何も告げずに夫人を引き取らせる。
そして調査を始めようとした矢先、目星を付けていた人物が殺される。
イギリス1986年制作。
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グラナダテレビ制作、「ジェレミー・ブレット」主演でテレビドラマ化された「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズの第16話にあたる作品です。


ベイカー街に、英国首相「ベリンジャー卿」とヨーロッパ担当外相「トレロニー・ホープ」が訪れる… 公表されると大戦を引き起こしかねないある手紙が、文書箱から紛失したため、内密の調査を依頼してきたのだ、、、


「ホープ」はその箱を常時持ち歩いており、誰も手を出せなかったはずなのだが、自宅に置いてあった数時間のうちに手紙は消えてしまったのだという… その後、「ホープ」の夫人「ヒルダ」が、紛失事件について尋ねてきたが、「ホームズ」はその態度にただならぬものを感じる。


こうした文書を大胆にも商売のネタにする犯人はロンドンには3人しかいないと「ホームズ」は考える… そのうちの1人、「ルーカス」は、事件のあった夜に殺されていたことが分かる……。



「ホームズ」と事情を知らない「レストレード警部」の絡み、「ホームズ」が床に這いつくばって隠し箱を見つけ出そうとするシーン、自室内でパイプに火をつけたマッチを捨てて新聞に火がついてしまうシーン、普段は感情を表さない「ホームズ」のラストシーンでの歓喜の跳躍など、印象的なシーンが多い作品でしたね、、、


独身時代の個人的な手紙(ラブレター)が強請に使われる… というのは、この時代のミステリにはありがちな要因でしたね。

そして、敷物に付いた血痕と床に付いた血痕の位置が違っていたことから、床下の隠し場所を推理するところはさすがでしたね、、、


「ホームズ」の推理と機転により、手紙も無事に戻り、「ホープ夫人」の懸念も拭い去られ、ハッピーエンドでした。


-----staff/cast-------------
脚色:ジョン・ホークスワース
監督:ジョン・ブルース
出演者:
 ジェレミーブレット(シャーロック・ホームズ)
 エドワード・ハードウィック(ドクター・ワトスン)
 ロザリー・ウィリアムズ(ハドスン夫人)
 パトリシア・ホッジ(レディ・ヒルダ・トレロニー・ホープ)
 スチュワート・ウィルソン(トレロニー・ホープ)
 ハリー・アンドリュース(ベリンジャー卿)









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