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『スペイン岬の秘密』 エラリー・クイーン(著),越前敏弥,国弘喜美代(翻訳)

2021年12月17日 21時38分00秒 | ■読書
アメリカの作家「エラリー・クイーン」の長篇ミステリ作品『スペイン岬の秘密(原題:The Spanish Cape Mystery )』を読みました。


アメリカ銃の秘密チャイナ蜜柑の秘密に続き、「エラリー・クイーン」の作品です。

-----story-------------
不可解で魅力的な謎に「エラリー」が挑む

北大西洋に突き出したスペイン岬。
その突端にある「ゴッドフリー家」の別荘で、殺人事件が起きた。
休暇中の「マクリン判事」のもとに遊びに来ていた「エラリー」はその捜査に付き合わされることに。
国名シリーズ第9弾。
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1935年(昭和10年)に刊行された「エラリー・クイーン」のミステリ長篇で国名シリーズの第9作(最終作)です。


北大西洋に突き出したスペイン岬にある「ゴッドフリー家」の別荘で殺人事件が起きた… この家にはいずれも一癖ある客が招待され、三人の未知の人物が加わっていたらしい、、、

殺されたのは、「ゴッドフリー家」の客人で悪名高いジゴロ「ジョン・マーコ」… 死体は海に向かってテラスの椅子に腰掛けており、マントにステッキといういでたちで発見されたが、マントの下は全裸だった。

休暇中の「マクリン判事」のもとに遊びに来ていた「エラリー」はその捜査に付き合わされることに… さらに、同時に起きていた「ゴッドフリー家」の娘「ローザ」の誘拐事件との関係とは…? 

不可解で魅力的な謎に「エラリー」が挑む―なぜ犯人は被害者の服を脱がせたのか……。



「ローザ」の叔父「デイヴィッド・カマー」「ジョン・マーコ」と間違えられて誘拐された事件が事件解決の鍵になっていましたねー あと、マントが残されていた理由も解決のポイントになりましたね、、、

犯人からすると計画外だったようですが、被害者が裸だった必然性や理由も論理的に説明されていて納得感のある幕切れでした… フーダニット、ホワイダニットの両面で愉しめました。



以下、主な登場人物です。

<家の者>

「ウォルター・ゴドフリー」
 スペイン岬の地主。土地に別荘を建て、多くの使用人や宿泊客と住んでいる。

「ステラ・ゴドフリー」
 ウォルターの妻

「ローザ・ゴドフリー」
 夫妻の娘

「デイヴィッド・カマー」
 ステラの弟


<客>

「アール・コート」
 ローザ・ゴドフリーの婚約者の男性。

「ジョン・マーコ」
 ジゴロとの悪名高きスペイン系美男。

「セシリア・マン」
 元ブロードウェーの舞台女優

「ジョーゼフ・A・マン」
 アリゾナ出身の男

「ローラ・コンスタブル」
 太った中年女性。四十歳


<使用人>

「バーリー」
 家政婦

「ジョラム」
 雑役係

「ピッツ」
 ステラ付きの女中

「ティラー」
 従者


<ゆきずりの者>

「キャプテン・キッド」
 船長と呼ばれる土地の顔役。

「ルーシャス・ペンフィールド」
 弁護士

「ハリー・ステビンズ」
 土地のガソリン商

「ホリス・ウェアリング」
 留守の隣人


<捜査陣>

「マクリン」
 休暇中の判事

「モリー警視」
 地元の警察官

「エラリー・クイーン」
 主人公。犯罪研究家の名探偵。


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